エンジン乗用芝刈機・草刈機
HG-SK9950/HG-SK9950K
取扱説明書
エンジン乗用芝刈機・草刈機
HG-SK9950/HG-SK9950K

はじめに
このたびはお買い上げいただき誠にありがとうございます。
安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みください。
誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。 この取扱説明書を熟読しご理解してからご使用ください。 また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。
安全上のご注意
※お使いになる人や他人への危害・財産への損害を未然に防ぐため、必ずお守りいただくことを説明しています。
●表示と意味をよく理解してから、本文をお読みください。
●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所に、必ず保管してください。
●すべて安全に関する内容です、必ずお守りください。
■表示内容を無視して、誤った使い方をしたときにおよぼす危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。
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この表示の欄は、「死亡または重症を負う恐れがある」内容です。 |
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この表示の欄は、「軽症、物的損害、故障が生じる恐れがある」内容です。 |
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■お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。
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このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。 |
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このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 |
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製品を長くご愛顧いただくために
取扱説明書に従った正しい取扱や定期点検、保守を行ってください。 注意事項に従わず何らかの損害・故障が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください。
安全にお使いいただくために
乗用芝刈機・草刈機に係る安全事項
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• エンジンの排気ガスには人体に有毒な成分が含まれています。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に強い毒性があり、吸入すると死亡の恐れがあります。
• エンジンが熱いうちは、給油しないでください。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• 可動している部分の近くに手または足を入れないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 改造、分解は絶対に行わないでください。安全性・信頼性が低下したり故障の原因になります。当社の保証サービスは一切受けられなくなります。
• 正しい操作を知らない人、子供、妊娠中の方には操作をさせないでください。
• 未成年者の単独使用は禁止です。監督下で作業してください。
• 成年者でも、操作の仕方がよく分からない場合は、独自の使用をしないでください。
• 運転中に回転部及び可動部( シャフト・ブレード・ベルト・プーリー等) に手や足及び衣類を絶対に近づけないでください。触れると巻き込まれ重大な事故の恐れがあります。
• 運転中は絶対排出口をのぞき込んだり足を出したりしないでください。
• 周囲の動植物等にも排気ガスが当たらないように注意をしてください。

• 自動車で運搬するときは、燃料タンクの燃料を抜いてください。振動等により燃料が漏れることがあります。
• 給油時は、付近にタバコ等の火気の無いことを確認してください。燃料は非常に引火しやすく、気化した燃料は爆発の危険があります。
• 給油中にこぼれた燃料はきれいに拭きとってください。燃料を拭いた布等は、火災に注意して処分してください。
• 燃料を衣服にこぼした場合、直ちに衣服を着替えてください。衣服へ引火する危険があります。
• 給油は、身体に帯電した静電気を除去してから行ってください。引火の恐れがあります。
• 給油時、燃料タンクの給油限界位置を超えないようにしてください。温度上昇によって燃料が膨張し、漏れることがあります。
• 燃料タンクキャップは確実に閉めてください。運転中にこぼれると火災の恐れがあります。
• 運転前に燃料漏れがないか点検・確認してください。
• 点火源となるような機器の近くに保管しないでください。燃料蒸気へ引火する恐れがあります。
• 運転中に高圧コードや点火プラグキヤップに触れないでください。感電する恐れがあります。
• 使用中に異常音、異常振動があったときは、直ちに使用を中止し、点検、修理を行ってください。
• ご使用前にこの説明書をお読みになり取扱の注意事項をよくご理解の上ご使用ください。
• エンジンの周りに、木くずなど燃えやすいごみを蓄積させないでください。
• 点検整備を行なう場合は、エンジンを停止してください。思わぬ事故につながる恐れがあります。
• 点検整備を行なう場合は、エンジンスイッチをオフにしてください。エンジンが不意に始動すると、思わぬ事故につながる恐れがあります。
• ガソリンエンジンの点検整備を行なう場合は、点火プラグキヤップを外してください。エンジンが不意に始動すると、思わぬ事故につながる恐れがあります。
• 点検整備はエンジンが冷えてから行ってください。エンジン本体やマフラー部のほか点火プラグの温度も高くなっており、やけどの恐れがあります。
• エンジンを始動するときは、周囲に人や動物がいないことを確認してください。
• 始動前点検を実施してください。
• 急傾斜地では使用しないでください。
• 舗装地、砂利、その他硬い地面で使用しないでください。
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• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
• 部品交換は、純正部品を使用してください。
• 本機をご使用になる前に、エンジンの始動、停止の仕方を覚えてください。
乗用芝刈機・草刈機の作業に係る安全事項
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• 身体の調子が悪いとき、判断力に影響するような酒類、薬物を服用して使用しないでください。
• 動作中に回転部分に顔や手足を近づけないでください。
• ご使用時は、使用者から12m 内は危険です、人や動物がはいらないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物を吸い込んだ場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 土や砂利道の上でブレードを回転させないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 安全のためのカバー類はもとより、標準装備されている安全装置及び関連部品を外したまま運転を行わないでください。
• 勾配10°以上での傾斜地作業やトラック積載用ブリッジ(ラダー)の勾配が15°を超えると大変危険ですので、行わないでください。
• 河川や崖に向かっての作業は行わないでください。転落に危険があります。
• 転倒しやすい場所では使用しないでください。

• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 持ち運ぶときは、エンジンを停止し、燃料タンクから燃料を抜きとってください。
• 本機を搬送の際、積み込み、積み下ろしは二人以上で行ってください。
• 本機をトラックなどに積み降ろしする際は、ラダーを使用してください。吊り下げ等ではフレームが変形する恐れがあります。
• 移動するときは、ブレードの回転を止めてください。
• 事前に、作業範囲内の石、木片などの異物を取り除いてください。
• 作業前に集草袋に穴や擦り切れがないか点検してください。
• 作業中に異物に当たったり、異物が巻きついた場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、ブレードに異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• ブレードの脱落は大変危険です。ボルト、ナットはしっかり締めてください。また、破損したブレードは新品に交換してください。
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• エンジンがかかっている状態で本製品から離れないでください。

• 傾斜地では一定の速度を保ち、不要な変速レバーの操作は行わないでください。スリップ、転落、転倒、滑落等の危険があります。
• 傾斜部と平坦部との境目を走行すると、路肩崩れや転倒の危険があります。平坦地を走行してくだい。
• 長袖、長ズボンを着用し、すべりにくい靴、手袋、防塵マスクなどの作業に適した服装を心掛けてください。
• 長い髪は束ねて帽子、ヘルメットでカバーしてください。
• シートカバーなどは機械が十分冷めてからかけてください。
• 定期点検整備を行ってください。
• 本機を長時間保管するときは、取扱説明書にしたがって保管してください。
各部の名称
※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。
※写真はHG-SK9950


主要諸元
モデル名 | HG-SK9950 | HG-SK9950K |
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主な用途 | 芝刈り | 草刈り |
エンジン形式 | ロンシンエンジン1P90F-1 | |
エンジン馬力 | 15HP | |
総排気量 | 432c㎥ | |
駆動 | 自走式後輪駆動 | |
始動方式 | セルスターター | |
刈高 | 20 - 90mm、6 段調整可能 ※水平にしたボディの一番低い位置です。 |
草刈刃× 2 枚+下刈刃× 2 枚装着:最大約700mm 草刈刃× 4 枚装着:最大約1500mm ※草の条件により異なります。 |
刈幅 | 760mm | |
刈面積 | 1 時間当たり約360 坪(約1190㎡) | |
排出方法 | 背面から集草袋に収集/ 横排出 | 横排出 |
集草袋容量 | 170L | - |
タイヤ | 前タイヤ 10 インチ、後タイヤ 15 インチ チューブレスタイヤ | |
タイヤ空気圧 | 前20-24PSI 後14-20PSI 前1.4-1.68kgf/c㎥(140-168kPa) 後0.98-1.4kgf/c㎥(98-140kPa) |
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走行調整 | 5 段前進、1 段バック、1 段停止 | |
走行スピード | 前進1.3 ~ 8km/h 後進3km/h | |
ブレード | バーナイフ | 回転刃(ハンマーナイフ) |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
燃料タンク容量 | 4.2L | |
燃費 | 1L 当たり約50 分 ※使用状況により異なります。 | |
エンジンオイル | SAE10W-30 | |
エンジンオイル容量 | 約1L | |
バッテリ | 鉛酸バッテリ12V 18Ah | |
騒音 | 100dB | |
互換点火プラグ | BKR5ES(NGK) | |
重量 | 174.17kg | 157.99kg |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 850 × 1960 × 1150mm | 850 × 1550 × 1150mm |
◎弊社は、顧客満足度100%を目指し、日々製品(部品やカラーも含め)の改良を行っています。
そのため、予告なく仕様を変更する場合があります。
また、取扱説明書に最新情報が反映されない場合があります。ぜひご理解・ご了承ください。
梱包部品一覧
※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。
1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1 週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。
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A. 本体 |
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B. ハンドル |
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C. 横排出用ガイド |
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D. シート |
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E. ハンドルチューブ |
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F. バッテリ配線部品・工具 |
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G. シート固定部品 |
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H. エンジンキー |
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★以下の部品は、乗用草刈機HG-SK9950K には付属しません。
I. 集草袋 |
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J. 集草袋取付プレート |
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K. 集草袋カバー |
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L. 集草袋用骨組み① |
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M. 排出用チューブ① |
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N. 集草袋パーツ① |
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O. 集草袋パーツ② |
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P. 集草袋用骨組み② |
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Q. 排出用チューブ② |
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R. 排出用チューブ取付部品 |
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S. 集草袋レバー |
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T. 集草袋レバー取付部品 |
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U. 集草袋取付部品① |
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V. 集草袋取付部品② |
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W. 集草袋取付部品③ |
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X. 割りピン |
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※製造時期により部品の形状が変更になる場合や本体に取付済みの場合があります。
組立て
組立て
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• 作業には工具を使用します。必ず用途やサイズの合ったものを使用し、自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
• 重量物の運搬は、2 人以上で行ってください。
• 組立て時は、手袋、長袖シャツなどの保護具を使用してください。
• 平坦で固い地面の上で組立て作業を行ってください。
組立て
ハンドルの取付け
1
タイヤを真っ直ぐにします。
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2
ハンドルチューブをコンソールに挿込みます。ハンドル軸をチューブに通して、コンソールに挿込みます。その際、ハンドルを向きに注意し真っ直ぐにカチッと音がするまで挿込みます。
※一度挿込むと抜きづらい仕様になっているのでハンドルの向きに注意してください。
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組立て
シートの取付け
1
シートサポートを開け、ロッドで固定します。
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2
シートの取付けボルトと、シートサポート穴の位置を合わせ挿込みます。
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3
ノブボルトにワッシャを通し、裏側からシートの取付穴に仮留めします。
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4
運転操作がしやすい位置にシートを合わせ、蝶ノブボルトでしっかり固定します。
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組立て
横排出口の取付け
背面の集草袋を取付けない場合は、横排出ガイドを取付けます。
1
2ヵ所の蝶ネジを一旦取外し、カバーを開けます。
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2
横排出ガイドをセットし、蝶ネジを締めます。
※使用中振動で緩みやすくなりますので、適宜増し締めをしてください。
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組立て
集草袋の組立て(HG-SK9950のみ)
1
集草袋用骨組み①に集草袋用骨組み②を挿込み、割りピンで固定します。
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2
集草袋のハトメに骨組みのL 字型の部分を通します。
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3
集草袋を骨組みに取付けて行きます。
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4
集草袋のL 字部分にレバーを挿込み、付属のボルト、ナットで固定します。
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5
本体後方の下側のボルトを取外します。
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6
付属の集草袋取付部品のノブ、ナット、ワッシャを一旦取外します。
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7
手順5 で取外した穴にボルトをねじ込みます。
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8
ボルトにワッシャを通します。
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9
本体後方の上側の穴に付属のボルト、ワッシャ、ナットを取付けます。(仮留め)
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10
上記で取付けたボルトに集草袋取付プレートを引っ掛け、ノブナットを取付け締め付けます。(締めすぎに注意)上側のボルトも締付けます。
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11
集草袋取付プレートに集草袋パーツ②、集草袋パーツ①を集草袋取付部品②のボルト、ワッシャ、ナットで取付けます。
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組立て
集草袋カバーの取付け(HG-SK9950のみ)
1
集草袋取付プレートのバーを、集草袋カバーの取付穴に通し、割りピンで固定します。
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2
スプリングとカバーをボルト、ワッシャ、ナットで固定すればカバーの取付けは完了です。
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組立て
排出口の取付け(HG-SK9950のみ)
1
集草袋取付プレートの排出口カバーを取外します。
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2
排出用チューブ②を集草袋取付プレートの排出口に挿込みます。
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3
排出用チューブ②に排出用チューブ①をはめ、付属のボルト、ナットで固定します。
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4
2ヵ所の蝶ネジを一旦取外し、カバーを開け、排出用チューブをセットし、蝶ネジを締めます。
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組立て
集草袋の取付け(HG-SK9950のみ)
1
集草袋のバーを集草袋取付プレートのフックに取付けます。引っ掛ける感じです。
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2
集草袋の取付け完了です。
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組立て
バッテリの配線
1
シートサポートを開け、バッテリターミナル付近のケーブルを取出します。
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2
赤色のケーブルを「+」ターミナルに接続し、しっかり固定します。(必ず+から行ってください。)
次に黒色のケーブルを「-」ターミナルに接続し、しっかり固定します。
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取扱い
セルスターター
セルスターターを「START」まで回すとエンジンが始動します。「STOP」に戻すと停止します。
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取扱い
刈高調整レバー
レバーを操作することで刈高を6 段階調整が可能です。下刈刃を装着する場合は、「2」以上の刈高にしてください。
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ワンポイント
刈りたい高さよりも高い位置からはじめ、徐々に刈高を下げていくことがきれいに刈れるコツです。
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取扱い
ブレーキ・クラッチペダル
ペダルをいっぱいに踏み込むと停止します。
前進する場合は走行変速レバーを「1 ~ 5」または「R」に合わせ、ペダルを一旦踏み込んでからゆっくりペダルを放すと前進または後進します。
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取扱い
パーキングブレーキ
ブレーキ・クラッチペダルをいっぱいに踏み込み、パーキングブレーキレバーを引張り上げた状態で、ペダルをゆっくり放すとパーキングブレーキがかかります。
パーキングブレーキの解除時は、ブレーキペダルをいっぱいに踏み込みます。
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取扱い
チョークレバー・エンジンスロットルレバー
エンジンが冷えているときは、レバーをチョークマークに合わせます。
レバーを少し戻すと「高速(うさぎマーク)」エンジンの回転が高くなり、「低速(かめマーク)」に合わせると、低くなります。
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取扱い
刈刃クラッチレバー
刈刃を駆動するには、レバーを「回転」の位置に合わせます。エンジンをかけるときや移動時は、レバーを「停止」に合わせます。
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取扱い
走行変速レバー
前進する場合はレバーを「1 ~ 5」に合わせます。数字が大きくなるほどスピードが出ます。
後進する場合は「R」に合わせます。「N」はニュートラルです。
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取扱い
安全装置
シートから離れるとエンジンが停止する仕様となっています。
また、シートに着座しないとエンジンはかかりません。
その際、深く腰掛けないとエンジンはかかりません。
※シートサポートを開けると、安全装置があります。
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運転前の点検
運転前の点検
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• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。

• 燃料をこぼさないように注意してください。こぼれた場合は、直ちに拭取ってください。
• 燃料を給油口いっぱいまで給油しないでください。
• 燃料は、無鉛レギュラーガソリンを使用してください。
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• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
運転前の点検
ブレードの点検
ブレードに、割れ、曲がり、磨耗など異常がないか確認します。
■ブレードの点検手順
1
横排出カバーを開け、ブレードを目視し、割れ、曲がり、磨耗など異常があれば新品と交換します。
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■刃取付ナットの点検
1
ブレードを揺らし、ガタツキや緩みがないか確認します。
2
ガタツキや緩みがある場合は、そのまま使用せずに修理を行ってください。(「点火プラグの点検・整備」参照)
運転前の点検
燃料の給油
工場出荷時、燃料は入っていません。
下記要領で給油してください。
古い燃料は絶対に使用しないでください。
1
燃料を準備します。
使用燃料 | 自動車用無鉛レギュラーガソリン |
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タンク容量 | 4.2L |
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2
燃料タンクキャップを取外し、ボディ横の窓を見て残量を確認し、少ないときは上限の位置まで補給します。
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3
給油が終わったら燃料給油キャップをしっかり閉めます。
運転前の点検
エンジンオイルの給油
工場出荷時、エンジンオイルは入っていますが、量は必ずご確認ください。
1
エンジンオイルを準備します。
推奨オイル | 4 ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
---|---|
オイル容量 | 約1L |
2
本体を水平な場所に移動させます。
3
オイル給油キャップを取外し、オイルゲージを布などで拭取ります。
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4
オイル給油キャップを一旦締付け、再度外します。
5
オイルが、オイルゲージのオイル量範囲(中央)まであるか点検します。
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6
確認後、オイル給油キャップを確実に閉めてください。
7
使用2 回目以降、運転前に必ずエンジンオイル量や汚れを点検してください。
運転前の点検
集草袋の点検(HG-SK9950のみ)
刈取った芝が集草袋の外に飛び出さないか点検します。
1
破れ、ほころびなどが無いことを確認します。
2
集草袋が確実にセットされていることを確認します。
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運転前の点検
各部の緩みやガタツキの点検
各部の緩みやガタツキがないか点検します。
ボルト、ナット等の緩みであれば、締付けます。
不具合の箇所が分からない場合は、お買い求めの販売店にご相談ください。
運転操作の仕方
運転操作の仕方
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• エンジンの排気ガスには人体に有毒な成分が含まれています。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に強い毒性があり、吸入すると死亡の恐れがあります。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 運転中に回転部及び可動部に手や足及び衣類を絶対に近づけないでください。触れると巻込まれ重大な事故の恐れがあります。

• 本機から離れるときは必ずエンジンを停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止してください。
• 周囲の動植物等にも排気ガスが当たらないように注意をしてください。
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運転操作の仕方
エンジンのかけ方
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そのまま使用しますと、ブレードが飛び出すなど重大な事故や故障の原因になります。
シートに深く腰掛けないとエンジンはかかりません。
1
ブレーキ・クラッチペダルを踏み込みます。
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2
走行変速レバーを「N」の位置にします。
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3
刈刃クラッチレバーを「停止」の位置にします。
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4
エンジンが冷えているときは、エンジンスロットルレバーをチョークマークに合わせます。
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5
エンジンが暖まっているときや再始動時には、エンジンスロットルレバーを「中速(うさぎマークとかめマークの中心)」に合わせます。
6
刈高調整レバーは一番高い「6」にします。
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7
エンジンキーを「START」まで回し、始動したら直ぐに放します。
6 秒以内でエンジンがかからないときは、少し時間をおいてから再始動してください。
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8
エンジンスロットルレバーを「低速(かめマーク)」に動かし、暖機運転を数分行います。異常音、振動などが無いことを確認してください。
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9
暖機運転後刈高を調整し、エンジンスロットルレバーを「高速(うさぎマーク)」に動かし芝刈り・草刈り作業を行います。
運転操作の仕方
エンジンの止め方
1
エンジンスイッチを「STOP」まで回すと停止します。
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2
シートから離れるとエンジンは停止します。
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ワンポイント
この安全装置が押される(座る)ことでエンジンがかかり、離れる(立ち上がる)ことで安全装置が働き、エンジンが止まる仕組みです。
作業の仕方
作業の仕方
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• 動作中に回転部分に顔や手足を近づけないでください。
• ご使用時は、使用者から12m 内は危険です、人や動物が入らないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物を吸い込んだ場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 髪の毛、衣服等を回転部分に近づけないでください。

• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止して運搬してください。
• 長袖、長ズボンを着用し、すべりにくい靴、手袋、保護メガネ、防塵マスクなどの作業に適した服装を心掛けてください。
• 長い髪は束ねて帽子などでカバーしてください。
作業の仕方
芝刈り・草刈り作業
上手な芝・草刈りの仕方
■徐々に刈高を下げる
芝生の場合、日をおいて徐々に刈高を低くすることで、芝生を傷めずにきれいに刈れます。その際、毎回刈る方向を変えて重ね刈りすることできれいになります。草刈りの場合も、刈高を高くし、徐々に低くすることで、無理なく刈れ、機械にも負荷をかけません。
■刈るスピードはゆっくり
速すぎるときれいに刈れません。また、詰まりやすくなります。
■濡れた芝生・草は刈らない
濡れた芝生・草は刈れません。乾いてから芝生・草を刈ってください。濡れた芝生・草を刈ると刈刃ハウジングや排出チューブ等の内側に張り付き、詰まります。
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• 石、針金や紐類は取除いてください。
• 石やレンガの壁、縁石、樹木に本機を当てると、破損する恐れがあります。
1
ハンドルの位置が真っ直ぐになっているか確認します。
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タイヤ、車軸、本体に負荷がかかり破損の原因になります。
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3
刈高調整レバーで刈取りたい高さより高い位置に調整します。
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4
エンジンが冷えているときは、エンジンスロットルレバーをチョークマークに合わせます。エンジンが温まっているときは、エンジンスロットルレバーを「低速(かめマーク)」の位置に合わせます。
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5
走行変速レバーを1 速にします。
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6
刈刃クラッチレバーをゆっくり「回転」の位置に合わせます。
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7
ゆっくりブレーキ・クラッチペダルを放します。
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8
エンジンスロットルレバーを「高速(うさぎマーク)」の位置に合わせます。
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9
芝刈り・草刈り作業を行います。
|
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• 作業中、急に本体下の方から「キュルキュル」という音や白煙が出たらすぐにエンジンを停止してください。芝や草が詰まり、ベルトに負荷がかかっていますので、速やかに詰まりを取除いてください。
作業の仕方
刈取りパターン
広い場所での芝刈り・草刈りは、右回りに1 ~ 2 周した後、中心に向かって左回りに刈り作業を行います。
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作業の仕方
傾斜面での芝刈り・草刈り
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1
落下する可能性のある穴、わだち、岩、他の隠れた物体を確認します。 岩や木の幹など、すべての障害物を取除くか避けてください。
2
エンジンスロットルレバーを「高速(うさぎマーク)」の位置に合わせます。
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3
傾斜面では、走行変速レバーを1 速にします。
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4
傾斜面では、止まったり、スピードを変えたりしないでください。転倒の危険があります。
作業の仕方
起伏の多いところでの芝・草刈り
1
起伏の多いところでの芝・草刈り作業は、ハンドルをしっかり握り、足元に十分注意して作業を行ってください。
|
---|
作業の仕方
刈込み中に減速、停止したら
刈込み速度が速すぎて刈込みが追いつかない、異物や蔓の絡まり、集草袋の満杯が考えられます。
1
刈込み速度が速すぎると、処理が追いつかずに詰まりやすくなります。減速を感じたら、一旦バックし、回転が安定したらまた前進をすると解消する場合があります。
2
異物や蔓が絡まっていたら、エンジンを切り、異物や蔓を取除きます。
3
集草袋がいっぱいになっている可能性があります。
こまめに捨てるようにしてください。
作業の仕方
芝・草の処理について
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---|
1
集草袋に芝がいっぱいになる前にこまめに捨ててください。(HG-SK9950 のみ)
集草袋がいっぱいになってもそのまま作業を続けると、排出チューブ内に詰まり、チューブを取外さないと取除けなくなります。
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2
集草袋レバーを下げることで、乗車しながら芝を排出することができるのでこまめに捨ててください。(HG-SK9950 のみ)
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3
横排出の場合は勢いが落ちたり、音に変化があったらエンジンを停止し詰まりを確認してください。
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作業の仕方
作業の終了
1
エンジンを停止します。
2
刈高調整レバーの刈高を「6」にします。
3
詰まった芝・草はそのまま放置しないで必ず毎回取除いてください。次回運転時にベルト負荷がかかり破損したり、摩擦で発火し火災の原因になります。
|
---|
• 車両に堆積した草等はきれいに取除いてください。火災の原因になります。
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• エンジンの空気吸入口に草などが堆積するとオーバーヒートや熱による車体の異常が発生する可能性があります。作業後には必ずエンジンの空気吸入口を点検し、草などが堆積している場合は取除いてください。
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---|
• プラスチック製部品やハンドルの清掃には、強力な洗剤や溶剤を使用しないでください。
• アルコール類・シンナー・ベンジンなどは使用しないでください。故障・破損の原因になります。
4
お手入れ後、回転部・可動部等に機械用グリスや潤滑剤を塗布します。
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5
ベルトの切れによる作業の中断を回避するため、作業後はベルトの点検を行ってください。(ベルトの点検方法は「ベルトの点検」 参照)
作業の仕方
運搬、輸送について
移動をする際は、必ず刈高調整レバーを一番高く(6 段)し、刈刃クラッチレバーを「停止」にしてください。
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• 運搬する場合は、燃料漏れによる火災を防止するため、燃料タンク、キャブレターからガソリンを抜き取ってください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 本機を吊っての積込み、積降ろしは、フレームの変形や破損の原因、転落等で大変危険です。絶対に行わないでください。トラック等への積み込み・積み降ろしは、ラダーをご使用ください。
• 運搬は2人以上で行ってください。
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---|
• 本体を水平になるように保持してください。
• バッテリ切れや故障などで自走できない場合は、ハンドルをしっかり握りゆっくり行ってください。
作業の仕方
トラックへの積み込み・積み降ろし
本機の積み込み・積み降ろしは、平坦な場所で行ってください。
また、バッテリ残量が十分あることを確認してください。
1
トラック積載用ブリッジ(ラダー)は本機の重量+作業者の体重に耐えられる物を使用してください。
2
安全のため、ラダーの傾斜角度が15 度以下になるようにします。
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---|
L: ラダーの長さ | 2.5m | 3.1m | 3.5m |
---|---|---|---|
H: ラダーまでの高さ | 50cm | 60cm | 70cm |
3
刈高調整レバーでブレードを高い位置に上げてください。
4
本機をゆっくり前進させ、ラダーから荷台に乗せます。
5
本機が荷台に乗ったら、走行変速レバーをN(ニューラル)にし、電源スイッチを切り、キーを抜きます。
6
ブレーキ・クラッチペダルを踏み込みながら、パーキングブレーキレバーを引張り上げます。
|
---|
|
---|
万が一停止した場合は、ハンドルをしっかり握り、ラダーから踏み外さないよう慎重にゆっくり降りて、平坦な場所で再スタートをしてください。
7
積み降ろしの場合は、本機を後進させ、荷台かラダーに移動しゆっくり降ろして行きます。
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点検・整備の仕方
点検・整備の仕方
|
---|
• 点検整備をするときは、必ずエンジンを停止してから行ってください。
• 作業中にエンジンを始動するようなことは絶対にやめてください。また周囲に子供や動物が近づかないよう配慮をお願いします。
• 本体は水平な場所に設置し、作業を行ってください。
• 作業は、十分な採光のもとで作業してください。
• 排気ガスには十分に注意し、換気の良い場所で行ってください。
• 火気を近づけないでください。
• 作業には工具を使用することがあります。必ず用途やサイズの合ったものを使用し自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
• 点検整備後は、すべての部品を確実に取付けたことを確認してください。
• メンテナンス終了後は汚れが付着しない場所かカバーなどをかぶせて保管ください。
対象部品 | 点検項目 | 運転前の点検 | 初回の1 ヶ月後または20 時間運転後 | 3 ヶ月毎または50 時間運転毎 | 6 ヶ月毎または100 時間運転毎 | 1 年毎または300 時間運転毎 | 掲載ページ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
燃料 | ガソリン量、漏れ | ● | 「燃料の給油」 | ||||
エンジンオイル | オイル量 | ● | 「エンジンオイルの給油」 | ||||
交換 | ● | ● | 「エンジンオイルの給油」 | ||||
エアクリーナー | 清掃 | ● | 「エアクリーナーの清掃」 | ||||
交換 | ● | 「エアクリーナーの清掃」 | |||||
点火プラグ | 清掃 | ● | 「点火プラグの点検・整備」 | ||||
交換 | ● | 「点火プラグの点検・整備」 | |||||
刃・刃締付ナット | 欠け、摩耗、破損、緩み | ● | 「ブレードの点検」 |
点検・整備の仕方
燃料の抜き方
|
---|
• こぼれたガソリンは布などで、直ちに拭取ってください。
長期間使用しない場合は、必ず燃料を抜いてください。
燃料は劣化します。
1
燃料を入れる容器を準備します。
2
燃料タンクのキャップを取外し、タンク内の燃料を手動のポンプ等で抜きます。
3
燃料を抜き終わったら、キャップをしっかり閉めてください。
点検・整備の仕方
エンジンオイルの交換
【エンジンオイルの交換】
エンジンオイルは、初回20 時間、 以降50 時間毎に行ってください。
1
廃油受けを準備します。
2
本機を水平な場所で水平な状態にし、本体の下に廃油受けを置きます。
3
オイル給油キャップを外すと抜けやすくなります。
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4
ドレンボルトを10mm のスパナで緩めると、オイルが排出されます。
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5
排出が終わりましたら、ドレンボルトを確実に締めます。
6
市販のオイルジョッキを用意します。
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7
新しいエンジンオイルをレベルゲージの中央まで入れます。
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8
給油後は、確実にオイル給油キャップを閉めます。
推奨オイル | 4 ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
---|---|
オイル容量 | 約1L |
点検・整備の仕方
エアクリーナーの清掃
エアフィルタの汚れを点検し、汚れている場合は清掃をします。汚れが取れない場合は交換をします。
1
エアクリーナーのノブを反時計回りに回しカバーを開け、エアフィルタを引き抜きます。
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2
エアフィルタの汚れを、エアガン等で吹き飛ばします。
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---|
3
取外しと逆の手順で取付けます。
点検・整備の仕方
点火プラグの点検・整備
点火プラグを取外し、電極の点検・清掃を行います。
※エンジンが冷えている状態で行ってください。
交換時期 | 1 年毎または300 時間運転毎 |
---|---|
適応点火プラグ | BKR5ES(NGK ) |
■使用工具:プラグレンチ、ワイヤブラシ
1
シートサポートを開け、点火プラグキャップを持って引抜きます。※コードを持って引抜かないでください。
2
点火プラグをプラグレンチで取外します。(反時計回り)
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3
点火プラグをワイヤブラシで清掃します。
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4
取外しと逆の手順で取付けます。
※点火プラグは、点火プラグキャップにしっかりはめてください。はめ込みがあまいと点火しません。
点検・整備の仕方
バーナイフの交換
バーナイフの交換を行います。
作業は、2 名以上で行ってください。
エンジンは必ず切って行ってください。
|
---|
|
---|
メーカー純正品以外の使用による故障・事故については保証の対象外となります。
■使用工具:22mm インパクトレンチ、トルクレンチ
1
走行変速レバーを「N」以外に入れます。
2
刈高調整レバーの刈高を「6」にします。
3
ブレーキ・クラッチペダルを踏みながらパーキングブレーキレバーを引っ張り上げます。(「パーキングブレーキ」参照)
4
本機を台に乗せます。動かないように必ず固定します。
|
---|
• 脱輪しないよう十分ご注意ください。
• 頭を本体下に入れないでください。
• 1 人で作業を行わないでください。
• バーナイフの取外し・取付の際、力がかかりますので、本体が動かないようにもう1 人の方が補助をしてください。
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5
22mm のインパクトレンチで反時計回りでナット、ワッシャ、ベルビルワッシャ、バーナイフを取外します。(写真はわかりやすくするため本体を横倒しにしていますが、横倒しにしないでください。)
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6
新しいバーナイフの端が高い方が上になるように取付けます。
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---|
7
ベルビルワッシ( 向きに注意)、ワッシャを通し、ナットを取付け、インパクトレンチで時計回りに締付けます。最後にトルクレンチで締付けます。(トルクは41 ~ 65N·m)
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点検・整備の仕方
回転刃(ハンマーナイフ)の交換
回転刃(ハンマーナイフ)の交換を行います。
作業は、2 名以上で行ってください。
エンジンは必ず切って行ってください。
|
---|
|
---|
メーカー純正品以外の使用による故障・事故については保証の対象外となります。
1
走行変速レバーを「N」以外に入れます。
2
刈高調整レバーの刈高を「6」にします。
3
テブレーキ・クラッチペダルを踏みながらパーキングブレーキレバーを引っ張り上げます。(「パーキングブレーキ」参照)
4
本機を台に乗せます。動かないように必ず固定します。
|
---|
• 頭を本体下に入れないでください。
• 1 人で作業を行わないでください。
• 回転刃(ハンマーナイフ)の取外し・取付の際、力がかかりますので、本体が動かないようにもう1 人の方が補助をしてください。
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---|
5
22mm のインパクトレンチで反時計回りでナット、ワッシャ、ベルビルワッシャ、回転刃アッセンブリを取外します。
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---|
6
15mm のスパナ等(インパクトレンチは使用しないでください。回転刃ベースの半月取付穴が広がり、使用できなくなる恐れがあります。)で回転刃ベースからフランジナット、ワッシャ、ボルトを取外します。
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7
新しい回転刃を用意し、取外しと逆の手順で取付けます。(トルクは41 ~ 65N·m)
8
回転刃アッセンブリにした状態で取付けます。ベルビルワッシ( 向きに注意)、ワッシャを通し、ナットを取付け、インパクトレンチで時計回りに締付けます。最後にトルクレンチで締付けます。(トルクは41 ~ 65N·m)
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点検・整備の仕方
ベルトの点検
ベルトは消耗品です。切れによる作業の中断を回避するため、作業後はベルトの点検を行ってください。
トラブルを未然に防ぐためには点検が有効です。
互換ベルト | 走行ベルト | バンド製W800-SA39 |
---|---|---|
オーガベルト | バンド製W800-SA44 |
1
走行(駆動)ベルトに切れ、摩耗がないか確認し、不具合がある場合はベルトの交換を行います。(写真は切れかかっているベルト)
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---|
2
オーガベルトに切れ、摩耗がないか確認し、不具合がある場合はベルトの交換を行います。
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---|
3
オーガベルトのプーリー部分を揺らし、ガタツキがないか確認します。ガタツキがある場合は、軸とプーリーの接続部が摩耗し、空回り状態になっている可能性があります。この場合は、軸とプーリーの交換になります。
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点検・整備の仕方
バッテリについて
バッテリ液が適量であっても、エンジンがかからなかったり、セルスターターを回しても弱く感じたら、バッテリの放電が考えられます。補充電を行ってください。
|
---|
• バッテリを取扱う際は、ショートや火花、火気にご注意ください。
• バッテリからは可燃性の水素ガスが発生しています。火気を近づけないでください。爆発の恐れがあります。
• 静電気による引火爆発にご注意ください。
• バッテリ液は希硫酸です。目や皮膚に付かないよう十分ご注意ください。万が一目に入った場合は、多量の清水で洗眼し、速やかに医師にご相談ください。皮膚に付着した場合は、多量の水で洗い流し、石鹸で十分洗ってください。
1
バッテリはシートサポートを開けると奥にあります。
2
バッテリの「-」端子からケーブルを取外します。
3
バッテリの「+」端子からケーブルを取外します。
4
バッテリ取付金具を緩め、バッテリを水平に保ちながらバッテリを取外します。
5
バッテリは重量物です。落とさないよう慎重に取外します。
6
市販の充電器で、補充電を行ってください。充電の仕方の詳細は、充電器の取扱説明書をご覧ください。
|
---|
7
充電が完了したら、バッテリを取付け、「+」ケーブル端子をバッテリの「+」端子に取付けます。
8
「-」ケーブル端子をバッテリの-端子に取付けます。
9
エンジンを始動し、かかり具合を確認します。
|
---|
長期間使用しないとき
本機を長期に渡り使用しないときは、次のお手入れを行ってください。
1
保管するときは、平坦で堅い地面に水平に置きタイヤ止めをしてください。
2
燃料タンクの燃料を抜きます。
3
エンジンをかけ、燃料切れで停止するまで回し、キャブレター内の燃料を使い切ります。
4
各部のよごれを落とし、水分が残らないよう、きれいに清掃します。
5
各部のボルト類の破損、腐食、緩みを点検します。
6
防錆、潤滑油を塗布します。
7
点火プラグキャップを取外します。
8
バッテリの配線を取外します。
9
本体にカバーをかけ、湿気の少ない換気の良い場所に保管してください。野ざらしにしないでください。
困った時の対処法
●エンジンがかからない
症状 | 原因 | 対処 |
---|---|---|
点火プラグに火花が出ていない | 安全リミットスイッチの不良 | 交換 |
点火プラグ不良 | 交換(「点火プラグの点検・整備」 参照) | |
点火プラグ・キャップ接続不良 | 確実に接続 | |
イグニッションコイルの不良 | 交換 | |
キャブレターに燃料が来ていない | 燃料が入っていない | 燃料を入れる(「燃料の給油」参照) |
燃料ホースの詰まり、漏れ | ホース清掃、交換 | |
燃料タンク錆び又は、異物混入による詰まり | 交換 | |
キャブレターに燃料は 来ているが、エンジン 内に燃料が来ていない |
キャブレターの詰まり(ニードル・バルブ固着) | キャブレター分解掃除 |
エンジンがかからない | オイルの入れすぎ | オイル交換(「エンジンオイルの交換」 参照) |
オイルにガソリンが混ざっている | オイル交換(「エンジンオイルの交換」 参照) | |
シートに浅く腰掛けていて安全装置が反応しない | 深く腰掛ける |
●エンジンはかかるが、すぐ停止したり、停止しそうになる
症状 | 原因 | 対処 |
---|---|---|
エンジンはかかるが止まる、止まりそうになる | エアフィルタの汚れ | 清掃または交換(「エアクリーナーの清掃」参照) |
キャブレター詰まり(ニードル・バルブ固着) | キャブレター分解掃除 | |
白煙が出る | オイルの入れすぎ | オイルを抜く(「エンジンオイルの交換」 参照) |
本体を横倒しにしたためオイルがエンジンに入り込んでいる | エンジンをしばらくかけると白煙が出なくなる | |
走行しない | 走行(駆動)ベルトの切れ、摩耗 | 交換(「ベルトの点検」 参照) |
●うまく刈取りができない
症状 | 原因 | 対処 |
---|---|---|
芝・草が放出されない | 刈刃ハウジング内、排出口が詰まっている | 詰まりを取除く |
刃に異物や蔓が絡まっている | 異物や蔓を取除く | |
刃先が極端に摩耗している | 新品の刃に交換 | |
芝・草が刈れない | 刈高が合っていない | 適切な高さに調整 |
集草袋が目詰まり、いっぱいになっている | 清掃 | |
芝・草が濡れている | 芝・草が乾いているときに作業 | |
刃が回転しない | オーガベルトの切れ、摩耗 | 交換(「ベルトの点検」 参照) |
刃が回転すると異音 | オーガプーリーの破損 | 交換(「ベルトの点検」 参照) |
●過度の振動
症状 | 原因 | 対処 |
---|---|---|
本体が振動する | ブレードのバランスがとれていない | 付け直し、解決しない場合はブレードフの交換 |
ブレードの割れ・曲がり・摩耗など | ブレードの交換 | |
刃取付ナットが緩んでいる | ナットを確実に締めなおす |
消耗品・部品一覧
商品名 | 商品コード | |
---|---|---|
フロントタイヤ | 1401289n |
![]() |
リアタイヤ | 1401290n |
![]() |
集草袋(袋のみ) | hg-esn-p046n |
![]() |
走行(駆動)ベルト | 9950p37x110n |
![]() |
オーガベルト | 9950p37x111n |
![]() |
バーナイフ | 1401079n |
![]() |
ブレード固定用ナット・ワッシャ | 59-61n |
![]() |
回転刃アッセンブリ | hg-sk9950knp002 |
![]() |
回転刃ベース | hg-sk9950knp003 |
![]() |
回転刃(草刈り用)2 枚セット | hg-sk9950knp004 | ![]() |
回転刃(下刈り用)2 枚セット | hg-sk9950knp005 |
![]() |
回転刃用固定ボルトナットワッシャー2 個セット | hg-sk9950knp006 |
![]() |
使用することで消耗する部品または劣化する部品は全て保証適用外となります。
ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギア・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等
ご迷惑・ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
保証内容について
2023.8 現在
本規約は、ハイガー(以下「弊社」とする)を経由して販売させていただいた該当商品に関して保証する内容を明記したものです。
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1.保証の期間
商品発送日(ご来店引取の場合ご来店日)から1年間といたします。業務用・営業用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。
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2.保証の適用
・お買い上げいただいた弊社商品を構成する各部品に、材料または製造上の不具合が発生した場合、本規約に従い無料で修理いたします。(以下、この無料修理を「保証修理」とする)往復送料や出張修理を行った場合の出張料は、お客様のご負担となります。
・保証修理は、部品の交換あるいは補修により行います。保証修理で取り外した部品は弊社の所有となります。
・本規約は、第一購入者のみに有効であり、譲渡することはできません。ご購入された年月日、販売店、商品、製造番号の特定ができない場合、保証が受けられない可能性があります。
・本規約の対象となる商品とは、日本国内で使用し故障した商品とします。日本国外に持ち出した時点で保証は無効となります。
3.保証適用外の事項
(1)純正部品あるいは弊社が使用を認めている部品・油脂類以外の使用により生じた不具合
(2)保守整備の不備、保管上の不備により生じた不具合
(3)一般と異なる使用場所や使用方法、また酷使により生じた不具合
(4)取扱説明書と異なる使用方法により生じた不具合
(5)示された出力や時間の限度を超える使用により生じた不具合
(6)弊社が認めていない改造をされたもの
(7)地震、台風、水害等の天災により生じたもの
(8)注意を怠った結果に起きたもの
(9)薬品、雨、雹、氷、石、塩分等による外から受ける要因によるもの
(10)使用で生じる消耗や時間の経過で変化する現象(退色、塗装割れ、傷、腐食、錆、樹脂部品の破損や劣化等)
(11)機能上影響のない感覚的な現象(音、振動、オイルのにじみ等)
(12)弊社または弊社が認めているサービス店以外にて修理をされた商品
(13)使用することで消耗する部品または劣化する部品(ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギヤ・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、クラッチ、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等)
(14)保証修理以外の、調整・清掃・点検・消耗部品交換作業等
(15)商品を使用できなかったことによる損失の補填(休業補償、商業損失の補償、盗難、紛失等)
4.別扱いの保証
部品メーカーが個別に保証している部品については部品メーカーの保証が適用されます。
5.保証修理の受け方
まずはお問い合わせフォームにて弊社へご連絡をください。
またはお近くの修理協力店へご連絡をしてください。
症状・使用状況を伺いし、お手続方法をご案内させていただきます。
6.注意事項
・動作点検を行ってから出荷しておりますので、燃料やオイル、水分が残っていたり、多少の傷や汚れ等が付いている場合があります。
・部品の在庫がない場合、お取り寄せにお時間をいただくことがあります。
・仕様変更などにより同時交換部品が発生する可能性があります。
・仕様変更などによりアッセンブリーでの供給しかできない場合があります。
・生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
・無在庫転売者(送り先が毎回違う購入者)の場合、転売者より購入した商品の場合、保証は無効となります。
また発覚次第転売者への措置を取らせていただきます。
■アフターサービスについて■
1.販売機種が対象となります。※弊社で商品をお買い上げの方に限らせていただいております。
2.生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
3.保証期間(1年間) を過ぎたものは、保証期間内におけるご使用回数に関係なく、すべて有償となります。
4.修理の際の往復の送料はすべてお客様ご負担となります。
5.修理協力店へご依頼の際は、直接修理協力店に修理代をお支払いください。
お客様ご相談窓口
故障部品をお客様で交換される場合
弊社にメールにてご連絡頂くかお近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。

故障部品を弊社で修理する場合
弊社にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。
修理依頼されるときは、メールにて下記事項をご連絡ください。
・ご注文番号・商品名・商品の型番・故障の状況・購入サイト・購入年月日・お名前・ご住所・電話番号

故障部品を修理協力店で修理する場合
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。

まず、ご購入された店舗にご連絡をしてください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。
・本商品が対象となります。
※ただし、以下の場合は保証適用外となります。
・お客様のメンテナンス・確認不足等によるもの。
・人為的による破損等。
・運送会社など、第三者により生じた支障。
・弊社が故意・過失・他、正常のご使用に反して生じたと判断する全ての支障。
■初期不良について■
・初期不良期間は、ご使用回数に関係なく商品発送日より7日以内とさせていただきます。
・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※無償修理又は無償交換のいずれかを弊社判断にて、ご対応させていただきます。
・修理協力店にご依頼の際は、修理工賃・部品代・送料は当社が負担させていただきます。
■消耗品について■
・消耗品につきましては、初期不良以外はすべて有償となります。
■保証期間について■
◎詳細は「保証内容について」ページをご確認ください。
・商品が出荷された日・お渡し(ご来店時)から1年間となります。業務用として使用される場合、保証期間は6ヶ月といたします。
修理、部品に関するご相談
修理依頼される時は、下記を事項ご連絡ください。①ご注文番号
②商品名
③商品の型番
④故障の状況
⑤購入サイト、年月日
⑥お名前
⑦ご住所
⑧電話番号
修理、使い方などのご連絡窓口
修理やご相談は本社カスタマー・サポート・センターまでお願い致します。
受付は年中無休ですが、メールのご返信は平日のみとなります。
また、内容によってはお調べるするのに数日要する場合があります。
ご了承ください。
本社カスタマー・サポート・センター▶https://haige.jp/c/
修理協力店
修理店により修理対応機械が異なりますので、最新情報は下記サイトをご覧ください。
本店サイト▶
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楽天サイト▶
https://www.rakuten.ne.jp/gold/haige/support/repair/shop/
カスタマー・サポート
「製品のお困り事」は、カスタマー・サポート・センターへ。
製品が利用できない」、「故障かな?」、「修理をしたい」、「パーツを購入したい」など、下記カスタマー・サポート・センターへ、お問い合わせください。
カスタマー・サポート・ センターお問い合わせ窓口▶
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