プレートコンパクター
HG-CH50
取扱説明書
プレートコンパクター
HG-CH50
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
|---|
| エンジンオイルは 入っていません。 |
R80-S エンジン版
★ご使用前に、必ず取扱説明書をお読みになり、内容を理解してからご使用ください。

はじめに
このたびはお買い上げいただき誠にありがとうございます。
安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みください。
誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。この取扱説明書を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。
安全上のご注意
※お使いになる人や他人への危害・財産への損害を未然に防ぐため、必ずお守りいただくことを説明しています。
●表示と意味をよく理解してから、本文をお読みください。
●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所に、必ず保管してください。
●すべて安全に関する内容です、必ずお守りください。
■表示内容を無視して、誤った使い方をしたときにおよぼす危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。
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この表示の欄は、「死亡または重症を負う恐れがある」内容です。 |
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この表示の欄は、「軽症、物的損害、故障が生じる恐れがある」内容です。 |
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■お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。
| このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。 |
| このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 |
製品を長くご愛顧いただくために
取扱説明書に従った正しい取扱や定期点検、保守を行ってください。注意事項に従わず何らかの損害・故障が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください。
安全事項
誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。下記を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。
プレートコンパクターに係る安全事項
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|---|
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時は、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• 回転している部分の近くに手または足を入れないでください。
• 回転部分のカバーを取外して運転しないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどすることがありますので注意ください。
• 改造、分解は絶対に行わないでください。安全性・信頼性が低下したり故障の原因になります。また、当社の保証サービスは一切受けられなくなります。
• 指定された用途以外には使用しないでください。
• 正しい操作を知らない人、子供、妊娠中の方には操作をさせないでください。
• 未成年者の単独使用は禁止です。監督下で作業してください。
• 操作の仕方をよく分からない成年者でも独自の使用はご遠慮ください。
• 運転中は、排気ガスに十分注意してください。
• 燃料を補給するときは必ずエンジンを停止して、屋外の換気の良い場所で行ってください。
• 燃料をこぼさないように注意してくだい。所定のレベルを超えて補給しないでください。
• 燃料がこぼれた場合は、直ちに拭き取ってください。
• 燃料キャップは確実に締めてください。
• 必ず両手でしっかり本体を保持してください。
• エンジンを始動するときは、周囲に人や動物がいないことを確認してください。
• 始動前点検を実施してください。
• 本機を搬送の際、積み込み、積み下ろしは二人で行ってください。
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• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜き取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
• 部品交換は、純正部品を使用してください。
• 本機をご使用になる前に、エンジンの始動、停止の仕方を覚えてください。
• 定期点検整備を行ってください。
• 子供の手の届かない安全な場所に保管してください。
プレートコンパクターの作業に係る安全事項
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• ベルトなど回転部分に顔や手足を近づけないでください。
• ご使用時は、子ども、動物、ペットを近づけないようご注意ください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 傾斜地で作業を行う場合は、転倒に十分ご注意ください。
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|---|
• エンジンがかかっている状態で本機から離れないでください、
• 本機を長時間保管するときは、取扱説明書にしたがって保管してください。
主要諸元
| モデル名 | HG-CH50 |
|---|---|
| エンジン形式 | R80-Sエンジン |
| エンジン馬力 | 2.4HP |
| 総排気量 | 79.7㎤ |
| 出力 | 1.75kw/3600min-1 |
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| 燃料タンク容量 | 1.1L |
| エンジンオイル | SAE10W-30 |
| エンジンオイルタンク容量 | 0.35L |
| 起振体オイル | 作動油46番 |
| 起振体オイル容量 | 0.11L |
| 起動方式 | リコイルスターター |
| 振動数 | 86.8Hz(5210v.p.m) |
| 起振力 | 8.5kN |
| 速度 | 15m/分 |
| 連続稼働時間 | 約2時間 |
| プレート面積 | 440×300mm |
| 起振クラッチ | 遠心クラッチ |
| 伝達方式 | Vベルト |
| 互換点火プラグ | CR5HSB(NGK) |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 350×880×885mm |
| 重量 | 約41.7kg |
◎弊社は、顧客満足度100%を目指し、日々製品(部品やカラーも含め)の改良を行っています。
そのため、予告なく仕様を変更する場合があります。
また、取扱説明書に最新情報が反映されない場合があります。ぜひご理解・ご了承ください。
各部の名称
※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。

①アクセルレバー
②上ハンドル
③ノブ
④下ハンドル
⑤ベルトカバー
⑥オイル給油キャップ
⑦起振体給油ボルト
⑧起振板
⑨起振体
⑩エンジンスイッチ
⑪リコイルスターター

①キャリーハンドル
②燃料タンクキャップ
③吊りフック
④マフラー

①点火プラグ
②起振体オイルドレンボルト
③チョークレバー
④エアクリーナー
⑤ローラー
梱包部品一覧
1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。
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| A. 本体 | B. プラグレンチ |
|---|---|
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※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。
組立て
組立て
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|---|
• 組立作業中周囲に子供やペットが近づかないよう配慮をお願いします。
• 組立後は、すべての部品が確実に取付けられていることを確認してください。
組立て
ハンドルの立て方
1
左右のノブを引張り、ピンを解除し、上ハンドルの穴にピンを入れることで固定されます。
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2
ハンドルを折りたたむ場合は、ノブを引張り、ピンを解除した状態でハンドルを折りたたみます。
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組立て
ローラーの取付け
■使用工具:19mmメガネレンチ、19mmラチェットレンチ
1
ローラーを本体から取外します。
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2
本体に取付済のボルト、ナット、ワッシャを取外します。
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3
取外したローラーの接続部の穴を本体の穴に合わせて、ボルトを通します。
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4
ナットを取付けて、ナットとボルトを締付けます。
ローラーが動く程度にナットとボルトを締付けてください。
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5
ローラーをローラーキャッチャーに付けて固定します。本機を移動する場合は、運転操作の仕方「本機の移動」を参照してください。
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運転前の点検
運転前の点検
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|---|
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時は、喫煙など火気を発生させないでください。
• 燃料をこぼさないように注意してください。所定のレベルを超えて補給しないでください。
• 燃料がこぼれた場合は、直ちに拭取ってください。
• 燃料は、無鉛レギュラーガソリンを使用してください。
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|---|
• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
運転前の点検
燃料の給油
工場出荷時、燃料は入っていません。
下記要領で給油してください。
1
燃料を準備します。
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
|---|---|
| タンク容量 | 1.1L |
2
燃料給油キャップを開け、満タンレベルゲージ上限(FUEL LEVEL)を超えないように少しずつこぼさないように給油します。
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3
給油が終わったら燃料給油キャップをしっかり閉めます。
運転前の点検
エンジンオイルの点検
工場出荷時、エンジンオイルは入っていません。
下記要領で給油してください。
1
燃料を準備します。
| 推奨オイル | 4ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
|---|---|
| オイル容量 | 0.35L |
2
本体を水平な場所に移動させます。
3
オイル給油キャップを外し、オイルゲージを布などで拭取ります。
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|---|
4
エンジンオイルを給油します。
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|---|
5
オイル給油キャップを一旦締付け、再度取外します。
6
オイルが、オイルゲージのオイル量範囲(HとLの間)まであるか確認します。
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7
確認後、オイル給油キャップを確実に閉めてください。
8
使用2回目以降、運転前に必ずエンジンオイル量や汚れを点検してください。
運転前の点検
起振体オイルの給油
起振体オイルは出荷時に充填されています。
起振体オイルは200時間毎に交換してください。(点検・整備の仕方「起振体オイルの交換」)
| 推奨オイル | 作動油46 |
|---|---|
| オイル容量 | 0.11L(目安) |
■使用工具:14mmスパナ
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|---|
1
本体を水平な場所に移動させます。
2
起振体正面上部の給油ボルトを14mmのスパナで反時計回りに回し取外します。
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|---|
3
起振体側面のドレンボルトを14mmのスパナで反時計回りに回し取外します。
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4
オイルを給油します。
※規定量は0.11Lですが、工場での試運転の際のオイルが若干残っている場合がありますので、目安としてください。
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5
ドレン口すり切りまでオイルを入れます。
※写真のように流れ出る場合は入れすぎです。余分なオイルを抜き減らします。
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6
起振体給油ボルト、ドレンボルトをしっかり閉めます。但し、締め過ぎには注意してください。強く締め過ぎると、ボルトの破損やパッキンが必要以上に潰れてしまい漏れの原因になります。
運転前の点検
エアクリーナーの点検
エアフィルタを点検し、汚れがひどいときは清掃を行ってください。
1
エアクリーナーカバーのノブをつまむように押し、左に開いてツメ部からカバーを取外します。
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2
エレメントを持ち上げて取外し、汚れを確認します。
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3
エレメントの汚れをはたき落とすか、エアブロー等で吹き飛ばします。
汚れがひどい場合や汚れが取れない場合は、交換が必要になります。
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|---|
4
取外しと逆の手順でエアフィルタを取付けます。
運転操作の仕方
運転操作の仕方
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|---|
• 燃料を補給した場所でエンジンを始動しないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。やけどをすることがありますので高温部に触れないでください。
• エンジン始動後、異常を感じたり、予測される場合はすぐにエンジンを停止してください。
• 本機から離れるときは必ずエンジンを停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止してください。
|
|---|
運転操作の仕方
エンジンのかけ方
1
アクセルレバーを、「かめマーク側」から1〜3段回転数を上げます。
※エンジンの温まり具合によります。
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2
エンジンスイッチを「ON(I側)」にします。
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運転操作の仕方
エンジンが冷えているときのかけ方
※外気温には関係なく、エンジンそのものが冷えている場合です。翌日の再始動などがこれに当たります。
1
チョークレバーを左側にします。
※写真の位置が左側です。
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※運転停止直後の再始動をする場合には、 チョークレバーを右側にします。 |
|---|
2
本機をしっかり保持し、リコイルスターターロープを引きます。
※ロープを引き出すと止まる位置があるので、そこから素早く引きます。おおよそ80~90cm引きます。(ロープは一杯に引ききらないでください。)引きが少ないとエンジンはかかりません。
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①良い例:約80cm真っ直ぐ引いている。
②良い例:真っ直ぐ引いている。
③悪い例:抵抗がありエンジンがかかりにくく、ロープが摩擦で切れる。
3
エンジンがかかったらすぐチョークレバーを右側にします。
※写真の位置が右側です。
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|---|
4
エンジンが始動したらアクセルレバーを「かめマーク側」で1~2分程度暖気運転をします。
5
エンジンが止まりそうなら、アクセルレバーを「かめマーク側」からエンジンの回転数を1段上げます。
6
アクセルレバーをアイドリング「かめマーク側」から運転「うさぎマーク側」の位置へ倒すと、転圧し始めます。
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|---|
• 傾斜地での作業は、転倒に十分注意してください。
運転操作の仕方
エンジンが温まっているときのかけ方
※外気温には関係なく、エンジンそのものが温まっている場合です。再始動などがこれに当たります。
1
チョークレバーを右側もしくは中間位置にします。
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|---|
2
本機をしっかり保持し、リコイルスターターロープを引きます。
※ロープを引き出すと止まる位置があるので、そこから素早く引きます。おおよそ70~90cm引きます。(ロープは一杯に引ききらないでください。)引きが少ないとエンジンはかかりません。
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|---|
• 一度に6回以上は引張らないでください。
• 引いたリコイルスターターは途中で放さずに、ゆっくり戻してください。
3
エンジンがかからない場合は、運転操作の仕方「エンジンが冷えているときのかけ方」を行ってください。
4
エンジンが始動したら「かめマーク側」で1~2分程度暖気運転をします。
5
エンジンが止まりそうなら、エンジンの回転数を1段上げます。
6
アクセルレバーをアイドリング「かめマーク側」から運転「うさぎマーク側」の位置へ倒すと、転圧し始めます。
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|---|
|
|---|
• 傾斜地での作業は、転倒に十分注意してください。
運転操作の仕方
エンジンがかからないとき
下記をご確認ください。
運転操作の仕方
エンジンの止め方
1
アクセルレバーを「かめマーク側」にし、エンジンを低速運転にします。
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2
エンジンスイッチを「OFF(〇側)」にするとエンジンが停止します。
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運転操作の仕方
本機の移動
近い距離を移動する時は、移動用ローラーを使用します。
1
エンジンを必ず止めてください。
2
ローラーキャッチャーからローラーを外します。
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3
ハンドルをしっかり持ち、ハンドルを前方に倒します。
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4
本体前方を支点に後方を浮かせ、ローラーを本体の下に来るようにします。
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|---|
5
ローラーを支点に後方を下げます。
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6
本体前面を上げた状態でバランスをとりながらゆっくり移動します。
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|---|
運転操作の仕方
移動用ローラーを戻す
1
本体を前方に倒し、ローラーを後方に出します。
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2
本体を後方に倒し、ローラーをローラーキャッチャーにはめます。
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作業の仕方
作業の仕方
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|---|
• 身体の調子が悪いときは、判断力に影響するような酒類、薬物を服用して使用しないでください。
• 動作中に振動板部分の近くに足を近づけたり、足を入れないでください。
• ご使用時は、使用者から15m以内は危険です。人や動物が入らないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物が巻きついた場合には、速やかにエンジンを停止し、完全に停止してから異物を除去し、本機に異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に修理してから再始動してください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 急傾斜地では使用しないでください。
• 適切な間隔で休憩をとってください。
• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止し、ハンドルを持って運搬してください。
• しっかりハンドルを握って操作してください。
作業の仕方
作業手順
1
作業場所の水平な所に移動します。
2
エンジンを始動します。(運転操作の仕方「エンジンのかけ方」)
3
暖機運転後、ハンドルをしっかり持って、アクセルレバーを「うさぎマーク側」にします。転圧し始めます。
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作業の仕方
作業の中断
作業を中断するときは、その都度アクセルレバ-を「かめマーク側」にしてください。燃料の節約、エンジンの寿命にも好影響を与えます。
作業の仕方
作業の終了
1
アクセルレバーを「かめマーク側」にしエンジンを低速運転を1〜2分行います。
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2
エンジンスイッチを「OFF(〇側)」にします。
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作業の仕方
運搬、輸送について
本機を運搬するときは、次のことに注意してください。
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• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 作業直後にカバーをかけないでください。エンジンが熱くなっており、火災の原因になります。
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|---|
• やむを得ず手作業で本機の積込み、積降ろしする際は、足の上に落としたり、挟まれないよう十分ご注意ください。
• 運搬中に本体が動かないように、ロープなどでしっかり固定してください。
• 本機を倒して、運搬や輸送はしないでください。
点検・整備の仕方
点検・整備の仕方
|
|---|
• 作業中にエンジンを始動するようなことは絶対にやめてください。また周囲に子供や動物が近づかないよう配慮をお願いします。
• 点検整備後は、すべての部品を確実に取付けられていることを確認してください。
|
|---|
• メンテナンス終了後は汚れが付着しない場所かカバーなどをかぶせて保管ください。
| 対象部品 | 点検項目 | 運転前の点検 | 初回の1ヵ月後または20時間運転後 | 3ヵ月毎または50時間運転毎 | 6ヵ月毎または100時間運転毎 | 1年毎または300時間運転毎 | 掲載ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 燃料 | ガソリン量、漏れ | ● | 運転前の点検「燃料の給油」 | ||||
| エンジンオイル | オイル量 | ● | 運転前の点検「エンジンオイルの点検」 | ||||
| 交換 | ● | ● | 点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」 | ||||
| 起振体オイル | オイル量 | ● | 運転前の点検「起振体オイルの給油」 | ||||
| 交換 | ●200時間運転毎 | 点検・整備の仕方「起振体オイルの交換」 | |||||
| エアクリーナー | 清掃 | ● | 運転前の点検「エアクリーナーの点検」 | ||||
| 交換 | ● | 運転前の点検「エアクリーナーの点検」 | |||||
| 点火プラグ | 清掃 | ● | 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・清掃」 | ||||
| 交換 | ● | 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・清掃」 |
点検・整備の仕方
燃料の抜き方
1
燃料タンクのキャップを外し、タンク内の燃料を手動のポンプ等で抜きます。
2
〇部分のボルトを緩めて、ガソリンを容器に受けます。キャブレターの燃料を抜くことができます。
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|---|
3
燃料を抜き終わったら、緩めたネジを必ずしっかり締めてください。
点検・整備の仕方
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換は、初回20時間、 以降50時間運転毎に行ってください。
■使用工具:10mmスパナ
1
廃油受けを準備します。
2
本機を水平な場所で水平な状態にします。
3
オイル給油キャップを外すと、オイルが抜けやすくなります。
4
ドレンボルトを外し、オイルを排出します。
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|---|
5
排出が終わりましたら、ドレンボルトを確実に締めます。
6
新しいエンジンオイルを、市販のオイルジョッキ等を使用して入れます。
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|---|
7
新しいエンジンオイルをレベルゲージの中央まで給油します。
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|---|
| 推奨オイル | 4ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
|---|---|
| オイル容量 | 約0.35L |
|
|---|
• こぼれたエンジンオイルは必ず拭取ってください。
8
給油後は、確実にキャップを閉めます。
点検・整備の仕方
起振体オイルの交換
起振体オイルの交換は、200時間運転毎に行ってください。作業は2人以上で行ってください。
■使用工具:14mmスパナ
| 推奨オイル | 作動油46 |
|---|---|
| オイル容量 | 0.11L(目安) |
1
廃油受け、漏斗を準備します。
2
オイルが抜けやすいように、給油ボルトを取外します。
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|---|
3
起振体横のドレンボルトを、14mmのスパナで反時計回りに回し取外します。
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|---|
4
漏斗をあてがい、廃油受けにオイルが流れるようにします。
5
本体を傾け、ドレンからオイルを排出します。
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|---|
6
オイルは完全には抜けきれません。
おおかたオイルが抜けたら本機を水平にします。
7
ドレンのボルトは閉めずに、給油口から慎重に少しずつオイルを給油します。
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|---|
8
ドレン口のすり切りまで給油します。オイルは完全に抜けきっていないので、給油量は規定の0.11Lより少なくなります。
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|---|
9
ドレンボルト、起振体給油ボルトをしっかり締めます。但し、締め過ぎには注意してください。強く締め過ぎると、ボルトの破損やパッキンが必要以上に潰れてしまい漏れの原因になります。
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点検・整備の仕方
点火プラグの点検・清掃
点火プラグを外し、電極の点検・清掃を行います。
■使用工具:プラグレンチ(付属)、ワイヤブラシ
1
点火プラグキャップを取外します。
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2
点火プラグをプラグレンチで取外します。
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3
点火プラグをワイヤブラシで清掃します。
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| 適応点火プラグ | CR5HSB(NGK) |
|---|
4
取外しと反対の手順で取付けます。
※点火プラグは、点火プラグキャップにしっかりはめてください。はめ込みがあまいと点火しません。
点検・整備の仕方
Vベルトの交換
■使用工具:13mmスパナ
※本手順の画像は別機種ですが手順は同じです。
1
ベルトカバーを固定しているボルト2ヵ所を外し、ベルトカバーを取外します。
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|---|
2
吊りフック部に体重をかけるとベルトが緩みます。
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|---|
3
その状態でベルトを回すと外れます。作業は2人で行うことをおすすめします。
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|---|
4
新しいベルトを大きい方のプーリーにかけ、吊りフック部に体重をかけながら小さいプーリーにかけます。
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|---|
5
ベルトカバーを元に戻せば完了です。
長期間使用しない時
●本機を2週間以上使用しないとき
1
燃料タンクから燃料を抜きます。
2
エンジンをかけ、燃料切れで停止するまで回し、キャブレター内の燃料を使い切ります。余った燃料は、密封容器に入れ、冷暗所に保管し、1ヵ月以内に使い切ってください。
3
各部ボルト・ネジの破損、腐食、緩みの点検をします。
4
湿気やホコリが少なく、子供の手が届かない場所に保管してください。
5
倉庫、物置などに保管する場合は、マフラーからの虫の侵入を防ぐために、マフラーの穴を塞いでください。
保管
1
燃料タンクの燃料を抜取ります。
市販のオイルチェンジャーをご使用いただくと簡単に抜くことが出来ます。
2
エンジンを再び始動させ、キャブレター及び燃料パイプ内の燃料を使い切ってください。
3
屋内の直射日光があたらない場所に保管してください。
困ったときの対処法
●エンジンがかからない
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 点火プラグに火花が 出ていない |
点火プラグ不良 | 交換 |
| 点火プラグキャップ接続不良 | 点火プラグをしっかりはめる | |
| イグニッションコイルの不良 | メーカー、購入店に問い合わせ | |
| キャブレターに燃料が 来ていない |
燃料が入っていない | 燃料を入れる |
| 燃料タンク内の異物混入による詰まり | ホース清掃、交換 交換、フィルタ清掃 |
|
| キャブレターに燃料は 来ているが、エンジン 内に燃料が来ていない |
キャブレター詰まり (ニードル・バルブ固着) |
キャブレター分解掃除 メーカー、購入店に問い合わせ |
| エンジンがかからない | エンジンオイルの入れすぎ | オイルを抜く |
| エンジンオイルが少ない | オイルを補充(運転前の点検「エンジンオイルの点検」) | |
| エンジンオイルにガソリンが混ざっている | 清掃、交換(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」) | |
| エアクリーナーの汚れ | 清掃、交換(運転前の点検「エアクリーナーの点検」) | |
| リコイルスターターが 引けないまたは重い |
古い燃料によるエンジン不調 | 燃料の入替え(点検・整備の仕方「燃料の抜き方」) |
| エンジンの焼付き | メーカー、購入店に問い合わせ |
●エンジン不調
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 力が弱い | エアクリーナーの汚れ | きれいにするまたはフィルタの交換 |
| キャブレター詰まり (ニードル・バルブ固着) |
キャブレター分解掃除 メーカー、購入店に問い合わせ |
|
| マフラーから煙が出る | チョークレバーの戻し忘れ | 右側にする |
| エンジンオイルの入れすぎ | オイルを抜く | |
| ガソリンに水分が含まれている | 燃料交換(点検・整備の仕方「燃料の抜き方」) | |
| エアフィルタが水で濡れている | 完全に乾かす |
●本体の不調
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| エンジンは回転するが 振幅の不整・打撃しない |
起振体オイルが多い | オイルを適正量にする(運転前の点検「エンジンオイルの点検」) |
| ベルトの破損 | ベルトの確認(点検・整備の仕方「Vベルトの交換」) |
困ったときの対処法(点火プラグの点検)
点火プラグの点検 ※機種により、プラグの位置、プラグキャップやリコイルの形状等異なります。ご了承ください。
①プラグキャップを外し、付属のプラグレンチでプラグを外し、先端を確認します。
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付属のプラグレンチで反時計回りで外します。振動等で緩まないよう少し固めに締め付けています。
先端が濡れている
燃料で濡れているため布等でよく拭きます。
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リコイルスターターロープを引いて(15~20回)、プラグ穴から燃料が出てこないか確認し、出てきたらよく拭き取ります。
※「先端が濡れていない」に進みます。
先端は濡れていない
②外したプラグをキャップに取付けます。
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③スイッチをONにします。
④プラグ先端をエンジン金属部に当てながら、リコイルスターターを引きます。
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火花が出る
プラグに異常はありません。プラグ先端の濡れは燃料の行き過ぎで起こります。
再度エンジンをかけ、確認ください。それでもかからない場合は、他の原因が考えられます。
火花が出ない
エンジンオイル不足かプラグの不良か他の原因が考えられます。
購入先にお問い合わせください。
保証内容について
2023.8 現在
本規約は、ハイガー(以下「弊社」とする)を経由して販売させていただいた該当商品に関して保証する内容を明記したものです。
弊社商品には商品保証書等は同梱しておりません。お客様の購入履歴や保証情報は弊社にて管理・保管しておりますのでご安心ください。
返送いただく場合商品を再梱包していただく必要がございますので、梱包材はお捨てにならないようお願いいたします。
1.保証の期間
商品発送日(ご来店引取の場合ご来店日)から1年間といたします。業務用・営業用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。
保証期間を超過しているものについては、保証の対象外となり有償対応となります。
商品発送日より7日以内の初期不良にあたる場合、送料・手数料弊社負担にて対応いたします。
2.保証の適用
・お買い上げいただいた弊社商品を構成する各部品に、材料または製造上の不具合が発生した場合、本規約に従い無料で修理いたします。(以下、この無料修理を「保証修理」とする)往復送料や出張修理を行った場合の出張料は、お客様のご負担となります。
・保証修理は、部品の交換あるいは補修により行います。保証修理で取り外した部品は弊社の所有となります。
・本規約は、第一購入者のみに有効であり、譲渡することはできません。ご購入された年月日、販売店、商品、製造番号の特定ができない場合、保証が受けられない可能性があります。
・本規約の対象となる商品とは、日本国内で使用し故障した商品とします。日本国外に持ち出した時点で保証は無効となります。
3.保証適用外の事項
(1)純正部品あるいは弊社が使用を認めている部品・油脂類以外の使用により生じた不具合
(2)保守整備の不備、保管上の不備により生じた不具合
(3)一般と異なる使用場所や使用方法、また酷使により生じた不具合
(4)取扱説明書と異なる使用方法により生じた不具合
(5)示された出力や時間の限度を超える使用により生じた不具合
(6)弊社が認めていない改造をされたもの
(7)地震、台風、水害等の天災により生じたもの
(8)注意を怠った結果に起きたもの
(9)薬品、雨、雹、氷、石、塩分等による外から受ける要因によるもの
(10)使用で生じる消耗や時間の経過で変化する現象(退色、塗装割れ、傷、腐食、錆、樹脂部品の破損や劣化等)
(11)機能上影響のない感覚的な現象(音、振動、オイルのにじみ等)
(12)弊社または弊社が認めているサービス店以外にて修理をされた商品
(13)使用することで消耗する部品または劣化する部品(ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギヤ・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、クラッチ、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等)
(14)保証修理以外の、調整・清掃・点検・消耗部品交換作業等
(15)商品を使用できなかったことによる損失の補填(休業補償、商業損失の補償、盗難、紛失等)
4.別扱いの保証
部品メーカーが個別に保証している部品については部品メーカーの保証が適用されます。
5.保証修理の受け方
まずはお問い合わせフォームにて弊社へご連絡をください。
またはお近くの修理協力店へご連絡をしてください。
症状・使用状況を伺いし、お手続方法をご案内させていただきます。
6.注意事項
・動作点検を行ってから出荷しておりますので、燃料やオイル、水分が残っていたり、多少の傷や汚れ等が付いている場合があります。
・部品の在庫がない場合、お取り寄せにお時間をいただくことがあります。
・仕様変更などにより同時交換部品が発生する可能性があります。
・仕様変更などによりアッセンブリーでの供給しかできない場合があります。
・生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
・無在庫転売者(送り先が毎回違う購入者)の場合、転売者より購入した商品の場合、保証は無効となります。
また発覚次第転売者への措置を取らせていただきます。
■アフターサービスについて■
1.販売機種が対象となります。※弊社で商品をお買い上げの方に限らせていただいております。
2.生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
3.保証期間(1年間)を過ぎたものは、保証期間内におけるご使用回数に関係なく、すべて有償となります。
4.修理の際の往復の送料はすべてお客様ご負担となります。
5.修理協力店へご依頼の際は、直接修理協力店に修理代をお支払いください。
お客様ご相談窓口
故障部品をお客様で交換される場合
弊社にメールにてご連絡頂くかお近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。

故障部品を弊社で修理する場合
弊社にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。
修理依頼されるときは、メールにて下記事項をご連絡ください。
・ご注文番号・商品名・商品の型番・故障の状況・購入サイト・購入年月日・お名前・ご住所・電話番号

故障部品を修理協力店で修理する場合
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。

まず、ご購入された店舗にご連絡をしてください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。
・本商品が対象となります。
※ただし、以下の場合は保証適用外となります。
・お客様のメンテナンス・確認不足等によるもの。
・人為的による破損等。
・運送会社など、第三者により生じた支障。
・弊社が故意・過失・他、正常のご使用に反して生じたと判断する全ての支障。
■初期不良について■
・初期不良期間は、ご使用回数に関係なく商品発送日より7日以内とさせていただきます。
・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※無償修理又は無償交換のいずれかを弊社判断にて、ご対応させていただきます。
・修理協力店にご依頼の際は、修理工賃・部品代・送料は当社が負担させていただきます。
■消耗品について■
・消耗品につきましては、初期不良以外はすべて有償となります。
■保証期間について■
◎詳細は「保証内容について」ページをご確認ください。
・商品が出荷された日・お渡し(ご来店時)から1年間となります。業務用として使用される場合、保証期間は6ヶ月といたします。
修理、部品に関するご相談
修理依頼される時は、下記を事項ご連絡ください。①ご注文番号
②商品名
③商品の型番
④故障の状況
⑤購入サイト、年月日
⑥お名前
⑦ご住所
⑧電話番号
修理、使い方などのご連絡窓口
修理やご相談は本社カスタマー・サポート・センターまでお願い致します。
受付は年中無休ですが、メールのご返信は平日のみとなります。
また、内容によってはお調べするのに数日要する場合があります。
ご了承ください。
本社カスタマー・サポート・センター▶https://haige.jp/c/
修理協力店
修理店により修理対応機械が異なりますので、最新情報は下記サイトをご覧ください。
本店サイト▶
https://www.haigeshop.net/html/page3.html
楽天サイト▶
https://www.rakuten.ne.jp/gold/haige/support/repair/shop/
カスタマー・サポート
「製品のお困り事」は、カスタマー・サポート・センターへ。
製品が利用できない」、「故障かな?」、「修理をしたい」、「パーツを購入したい」など、下記カスタマー・サポート・センターへ、お問い合わせください。
カスタマー・サポート・ センターお問い合わせ窓口▶
https://haige.jp/c/































































































