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電動車いす

HG-EWC9000

取扱説明書

電動車いす

HG-EWC9000

電動車いすは道路上では歩行者として扱われます。

電動車いすは、道路交通法上、身体障がい者用車いすであり、歩行者と同じ扱いになりますので、 歩行者としての交通ルールやマナーを守り、安全にご使用ください。

★ご使用前に、必ず取扱説明書をお読みになり、内容を理解してからご使用ください。

はじめに

このたびはお買い上げいただき誠にありがとうございます。

安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みください。

誤った使い方をすると、重大な事故につながるおそれがあります。本製品を使用する前に、この取扱説明書をよく読み、内容を十分に理解してください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。

安全上のご注意

※お使いになる人や他人への危害・財産への損害を未然に防ぐため、必ずお守りいただくことを説明しています。
●表示と意味をよく理解してから、本文をお読みください。
●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所に、必ず保管してください。
●すべて安全に関する内容です。必ずお守りください。

■表示内容を無視して、誤った使い方をしたときにおよぼす危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。

警 告

この表示の欄は、「死亡または重傷を負う恐れがある」内容です。

注 意

この表示の欄は、「傷、物的損害、故障が生じる恐れがある」内容です。

■お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。

このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。

製品を長くご愛顧いただくために

取扱説明書に従った正しい取扱いや定期点検、保守を行ってください。
注意事項に従わず何らかの損害・故障が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください。

安全にお使いいただくために

安全事項

誤った使い方をすると、重大な事故につながるおそれがあります。本製品を使用する前に、この取扱説明書をよく読み、内容を十分に理解してください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。

電動車いすに係る安全事項

警 告

• 電動車いすは、障がい者や高齢者の移動をサポートするモーター駆動の屋内外移動手段です。
• 改造、分解は絶対行わないでください。安全性・信頼性が低下したり故障の原因になります。また、当社の保証サービスは一切受けられなくなります。
• 雪や凍結した場所などでは使用しないでください。スリップして車いすのコントロールができなくなったり、ブレーキが効かなくなったりする恐れがあります。
• 凸凹の多い場所などでは使用しないでください。そのまま走行すると転倒する恐れがあります。
• 登坂能力は15°ですが、乗車する場合は勾配14.05%(8°)以上の坂の上り下りはしないでください。転倒の恐れがあります。
• 人混みや交通量の多いところ、その他の危険な場所での運転は避けてください。
• 停止している場合でも、膝の上に子供やペットを乗せないでください。バランスが崩れ転倒する恐れがあります。
• フットレストに体重をかけないでください。転倒の恐れがあります。
• シートが不安定になるクッションや枕をシートに置かないでください。転倒の恐れがあります。
• 介助者なしで車いすを手動モードで使用しないでください。転倒の恐れがあります。
• 正しい操作を知らない人、子供には操作をさせないでください。
• 落雷の恐れがある場合は使用しないでください。
• 交通ルールがわからない人は公道で使用しないでください。
• 感電の恐れがありますので、濡れた電源プラグや濡れた手で充電しないでください。
• ご使用前にこの説明書をお読みになり取扱の注意事項をよくご理解の上ご使用ください。
• 電動車いすを使用する前に、自身に運転をする適性があるか、介護者による補助が必要かどうかを判断してください。誤った判断をすると、ご自身や周囲の人が怪我をする恐れがあります。(安全にお使いいただくために「■走行・操作の適応について」参照)

注 意

• 指定された用途以外には使用しないでください。
• ウエイトトレーニング、スポーツ、運動競技などの道具として使用しないでください。
• 雨や水に濡れる場所や水たまりでは使用しないでください。故障の原因になります。
• 砂利道や泥道では使用しないでください。キャスターやリヤタイヤが埋まり、身動きがとれなくなる恐れがあります。
• 長時間同じ姿勢で座る場合は、電源を切ってください。バッテリの消耗を低減します。
• ジョイスティックは操作しやすい側に取付けてください。
• 車いすは、道路交通法では、「歩行者」として扱われ、運転免許は必要ありません。「歩行者」として交通ルールやマナーを守ってください。
• 基本的には、歩道や横断歩道を通り、歩道のない所は右側通行をしてください。
• 交差点では、必ず一時停止をし、歩行者用信号機がある所では信号機の指示に従って横断してください。
• 歩行者用標識や信号を守ってください。
• 歩道が途切れた所や、通行できないためやむを得ず車道に出るときは、段差や車に十分ご注意ください。
• 斜め横断や歩道のない所の左側通行は危険です。
• 踏切の手前では必ず一時停止をし、左右の安全を確認してください。
• 踏切では線路に対して直角に進入し、線路の溝に前輪(キャスター)やリヤタイヤを取られないように十分注意してください。

電動車いすの運転に係る安全事項

警 告

• 飲酒運転は絶対に行わないでください。
• 眠気をもよおす薬を服用時には運転しないでください。
• 薬を服用している場合は医師に相談してください。
• 二人乗り、他の物の牽引、遊具としての使用は行わないでください。
• 疲労時や体調がすぐれないときは運転しないでください。
• 斜め横断や歩道のない所の左側通行は禁止です。
• 夜間や見通しの悪いときは運転しないでください。
• 携帯電話やスマートフォンを使用しながら運転しないでください。事故の原因となる恐れがあります。
• 膝の上に子供やペット、荷物を乗せて運転をしないでください。バランスが崩れ転倒する恐れがあります。
• 前輪(キャスター)やリヤタイヤに絡まるようなタオル、服装、装飾品などを身に着けないでください。
• 素足または下駄・サンダル履き、足のサイズに合っていない履き物などで運転をしないでください。
• 急旋回はしないでください。転倒の恐れがあります。
• 後進で坂道を下らないでください。転倒の恐れがあります。
• 乗車中体を大きく揺らしたり、片側に重心を乗せないでください。転倒の恐れがあります。
• 車いすの肘掛けの片側に体重をかけないでください。転倒の恐れがあります。
• 段差や障害物を乗り越える場合は、指定された高さを超えないでください。低い段差でも不安な場合は、近くの方に補助を求めてください。
• 斜面上の障害物を乗り越えようとしないでください。
• 車いすのままエスカレーターに乗らないでください。
• 車いすを手動モードで傾斜面に置かないでください。坂を転がり落ち、重大な事故につながります。
• 背もたれに重い荷物をかけたり、小物入れに重いものを入れたりしないでください。転倒の恐れがあります。
• ジョイスティックに物をかけないでください。操作の邪魔になったり、誤作動の原因になります。
• 曲がるときは速度を落としてください。急旋回は大変危険です。
• 坂道を登るときは直進してください。
• 坂道では最低速度で走行してください。降下時、速度が予想より速い場合は、ジョイスティックのレバーを放して車いすを停止し、レバーを軽く押して下降速度を制御してください。
• 後進する場合は、頻繁に立ち止まって後方を確認しながら行ってください。
• 車いすはエレベーターに乗り込むことができますが、車いすが動かないように電源を切るかジョイスティックから手を放し、しっかりと座ってください。
• 折りたたんで移動する前には必ず電源を切ってください。ジョイスティックに触れて車いすが転倒する恐れがあります。
• 公共交通機関を利用する場合は、介助者が同行するか、係員に声をかけてください。単独での走行は、怪我をする恐れがあります。
• あらかじめ日常よく使うルートに、危険な箇所がないか確認してください。危険な箇所がある場合は、危険な箇所を避けてルート選択をしてください。

注 意

• 雨の日に屋外で充電したり運転をしないでください。
• 傘をさして運転をしないでください。
• 湿度の高いところに保管をしないでください。電気部品等が腐食する恐れがあります。
• 車いすのままシャワールーム、お風呂、プール、サウナに入らないでください。
• 始動前点検を実施し異常が見つかった場合は、直ちに使用を中止し、点検、修理を行ってください。
• 使用中に異常音、異常振動があったときは、直ちに使用を中止し、点検、修理を行ってください。
• 破損した部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従ってください。取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店に修理を依頼してください。修理の知識や技術のない方が修理しますと、十分な性能を発揮しないだけでなく、事故や怪我の原因になることがあります。
• 運転に慣れるまでは、平坦で広く安全な場所で十分練習をしてください。
• 運転は「低速」で前進、後進、左右折S字走行、方向転換、回転走行をしっかりと練習し、操作に慣れてください。
• 「低速」での運転に慣れた後、徐々に速度を上げて練習してください。
• 初めて道路に出るときは、必ず介助者と一緒に外出し、安全な道路と道順を確認しながら走行してください。
• 部品交換は、純正部品を使用してください。
• 定期点検整備を行ってください。
• 子供の手の届かない安全な場所に保管してください。保管温度は-7℃~50℃です。長期低温または高温の環境で保管すると機能が損なわれます。

充電器に係る安全事項

警 告

• 濡れた手で充電器の電源プラグの抜き差しはしないでください。
• 交流100V以外は使用しないでください。
• 電源コード・電源プラグが傷んでいたり、コンセントの挿込みが緩いときは使用しないでください。
• 充電器を分解しないでください。
• 充電器の電源プラグはコンセントの奥まで確実に挿込んでください。
• 充電器の電源プラグのホコリは定期的に取除いてください。
• 充電器が異常に熱くなったり、異音、異臭がしたら直ちに使用を中止してください。発煙、火災、感電の恐れがあります。

バッテリパックに係る安全事項

警 告

• 充電中は発生したガスに引火し爆発することがあります。 火気を近づけず通気の良い場所で充電してください。
• 必ず専用充電器で充電してください。
• バッテリパックを分解しないでください。
• バッテリパックの近くで工具やその他金属を使用する場合、端子の接触、短絡に注意してください。感電や火災の発生の恐れがあります。
• 使用時間が極端に短くなったバッテリは使用しないでください。
• 周囲温度が0℃未満、あるいは周囲温度が46℃以上ではバッテリパックを使用・充電・保管しないでください。破裂や火災の恐れがあります。
• バッテリパックは一般家庭ゴミとして捨てないでください。ゴミ収集車内などで破壊されて短絡し、発火、発煙し事故の原因になる恐れがあります。
• 本品はリチウムイオンバッテリを使用しています。リサイクル可能な貴重な資源ですので、不要になった場合は下記に従いリサイクルを行ってください。

バッテリパックのリサイクルについて

注 意

ご使用済みのバッテリパックは、分解せずにそのまま最寄りのリサイクル協力店にお持ち込みいただくか、各自治体の指示に従ってください
• 充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については、一般社団法人JBRC ホームページ https://www.jbrc.com を参照してください。

安全にお使いいただくために

安全にお使いいただくために

近年電動車いすは普及が進んでおり、それに伴い交通事故も増加傾向にあります。
そのため、電動車いすを運転する方、介助する方も、製品の特性や操作を十分に理解していただき、 安全にご使用ください。

■電動走行と手動走行の切替え

クラッチレバーの操作によって、電動走行と手動走行を切替えることができます。
手動走行に切替えることにより、 介助する方が手押しで移動ができます。

①クラッチレバーをN(手押し)に切替えて電源を切ると、介助する方が手押しでの移動ができます。

②クラッチレバーをD(走行)に切替えてジョイスティックを操作することで、電動モーターによる電動走行ができます。
停車中は常に電磁ブレーキが効くため、手押し走行はできません。

■走行・操作の適応について

障がいや精神疾患の程度や状態によっては、単独で走行することが危険な場合があります。
また、介助者に補助と しての適性がない場合は、同行・操作時に危険が伴います。
以下をチェックして、判断の目安にしてください。

【車いすを運転する方】
車いすを運転する前に、自身に適性があるかを判断してください。
下記が該当する場合は、介助者が必要と判断してください。
また、介助者が必要かどうかは専門家の意見を参考に最終判断をしてください。
誤った判断をすると、ご自身や周囲の人が怪我をする恐れがあります。

□自身で車いすの乗り降りが困難→介助者が必要です。
□自身で車いすの乗り降りに不安→介助者の補助が必要です。
□利き手が使えるが細かい操作が困難→介助者が手押しで本製品をご使用ください。
□利き手が使えるが細かい操作に不安→介助者が同行し、安全な場所で繰り返し操作の練習をしてください。
□利き手でない方が使えるが細かい操作に不安→介助者が同行し、安全な場所で繰り返し操作の練習をしてください。
□段差や傾斜の判断がつきづらい→段差や傾斜がある場所では、介助者が手押しで本製品をご使用ください。
□道路標識や信号がよく認識できない→介助者が手押しで本製品をご使用ください。
□操作方法を忘れてしまう(認知症など)→介助者が手押しで本製品をご使用ください。

【介助する方】

介助者が同行・操作する場合は、必ず介助者に適性があるかを判断してください。
下記ができない場合は、車いすにおいての 介助の適性がない可能性があります。
介助者の適性判断は専門家の意見を参考に最終判断をしてください。
誤った判断をする と、ご自身や周囲の人が怪我をする恐れがあります。

□車いすの乗り降りの補助ができるか?
□クラッチレバー(電動走行と手動走行の切替え)の操作ができるか?
□車いすを折り畳めるか?
□段差や傾斜の判断がつくか?
□バッテリーの着脱や充電ができるか?
□路面や周囲の状況を正しく理解し判断できるか?
□道路標識や信号が認識できるか?

安全にお使いいただくために

乗車前の点検

1

コントローラーがしっかり固定されているか確認してください。(コントローラーの取付けは組立て「コントローラーの取付け」参照)

2

バッテリケースが正しく設置されているか確認してください。

3

充電が十分にされているか確認してください。

4

クラッチレバーに破損がないか点検してください。

安全にお使いいただくために

耐荷重

1

本製品の耐荷重は130kg(積載物含む)までです。

警 告

重量制限を超過して使用すると人身事故や故障の原因となりますので、耐荷重を必ず守って使用してください。

安全にお使いいただくために

運転可能な路面

本製品は、アスファルトやコンクリート上を走るときに、高い安定性を持った走行が出来るように設計されています。
下記の路面条件での走行はおやめください。

1

舗装されていない柔らかい地面

2

草の茂った地面

3

砂利道や砂浜

4

雪の積もった地面や凍結した地面

安全にお使いいただくために

段差の乗り越え

1

本製品の乗り越え可能段差は、9㎝までです。

安全にお使いいただくために

傾斜面での注意事項

1

8度を超える急な坂道では使用しないでください。転倒などの危険が高まります。

注 意

5度以内の傾斜面でも、坂の下側にハンドルが取られやすくなります。
しっかりとハンドルを握り、体でバランスをとりながら操作してください。

安全にお使いいただくために

坂道での注意事項

1

転倒する恐れがありますので、傾斜面5度以上でのご使用は避けてください。

警 告

• 8度以下の坂道でも、道路状況や乗車姿勢によっては転倒などの危険があります。
• 坂道では、ちょっとした操作ミスで大事故になる可能性がありますので、十分ご注意ください。
• 斜面を登るときは、十分に注意しながら直進してください。ジグザグ運転、斜め横断や上を向いての運転等はしないでください。
• 濡れた道や雪道や凍結した道、ガラス等の破片が落ちている道等の坂道は危険ですので、走行しないでください。

安全にお使いいただくために

悪天候の注意事項

警 告

雨や雪または凍結などで滑りやすい道で走行は、怪我をしたり故障の原因になりますので、行わないでください。

注 意

• 乗車時はシートに深くしっかりと背もたれに、背中を付けた状態で座ってください。
• 肘掛けに荷重をかけすぎると、本体が転倒する可能性があるのでおやめください。
• 足を置く部分に荷重をかけすぎると危険ですのでおやめください。
• 雨や雪または霧の中に放置しないでください。車体が濡れてしまうと故障等の原因になりますのでご注意ください。万が一雨等で濡れてしまった場合は、良く拭いて乾燥させてください。

安全にお使いいただくために

電気系統について

1

本製品は、無線等の電磁波や電波による干渉を受ける場合があります。
無線の近くで停車または走行する場合はご注意ください。

主要諸元

モデル名 HG-EWC9000
モーター出力 250W
バッテリ タイプ リチウムイオンバッテリ 
24V 13Ah 312Wh
重量 約2.2kg
対応年数※1 3〜5年
充電可能回数※1 1000〜1200回
充電器 入力 AC100-120V 50/60Hz
定格出力 24V-29.4V 3A
充電時間 6〜8時間
コードの長さ 約3.15m
(電源プラグ〜コネクタまでの長さ)
速度 1〜6km/h
走行可能距離※1 8〜10km
最大上昇レベル 15度
最大登坂角度 10度(17.63%)
実用登坂角度 8度(14.05%)
最大乗り越え段差 90mm
通過可能溝幅 50mm
地上高 約105mm
タイヤタイプ 前輪(キャスター) ノーパンクタイヤ
後輪(後輪駆) エアタイヤ 米式バルブ
タイヤ直径 前輪 188mm
後輪 322mm
座席 折りたたみ・高さ調整無し
座席高(地面からシート上部まで) 515mm
耐荷重 130kg
TAISコード 02136-000002
サイズ(幅×奥行×高さ) 630×850×920〜1110mm
折り畳みサイズ:750(ハンドル含む:970)×630×460mm
重量 27.1kg

※1. 使用環境やバッテリの状態等により異なります。
※2. 無積載状態の傾斜角度の限界値です。最大登坂角度を超える坂道では使用しないでください。

◎弊社は、顧客満足度100%を目指し、日々製品(部品やカラーも含め)の改良を行っています。
 そのため、予告なく仕様を変更する場合があります。
 また、取扱説明書に最新情報が反映されない場合があります。どうぞご理解・ご了承ください。

各部の名称

※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。


①コントローラー

②背もたれ

③肘掛け

④サイドポケット

⑤座席

⑥後輪(後輪駆動)

⑦フレーム

⑧前輪(キャスター)

⑨収納バッグ

⑩フットレスト


⑪手押しハンドル

⑫背もたれポケット

⑬ロックノブ

⑭バッテリケース

⑮クラッチレバー

⑯モーター

⑰補助車輪

梱包部品一覧

1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。

警 告

不足しているものがある場合は、不足している部品を入手するまで使用しないでください。
A. 本体 B. 充電器
C. 工具

※上記写真はプロトタイプのため、製品仕様と異なる場合があります。

組立て

組立て

注 意

• 取扱説明書をよく読んで正しく取付けてください。
• 作業は、自身や周囲の確認をしながら安全に行ってください。
• 組立て時は、手袋、長袖シャツなどの保護具を使用してください。
• 平坦で固い地面の上で組立て作業を行ってください。

組立て

本体を展開する

梱包時、本体は折りたたまれた状態です。展開をしてください。

注 意

本体の展開時に指などを挟まないよう十分ご注意ください。

1

本体をゆっくり倒します。

2

手押しハンドルを起こします。このとき片足でフットレストを押さえながら起こすとやりやすくなります。

3

背もたれ下のロックが「カチッ!」と音がするまで広げます。

4

前輪(キャスター)の保護フィルムを取外します。

組立て

コントローラーの取付け

コントローラーは左右の肘掛けのどちらにも取付可能です。
操作しやすい側に取付けてください。

注 意

コード類は強く引っぱらないでください。断線をする恐れがあります。

1

肘掛け下のノブを緩めます。

2

コントローラーを挿込み、ノブを締付けます。

3

肘掛けフレームからコードホルダーを一旦取外します。

4

コードホルダーをつまむと広がりますのでコードを挿込みます。

5

コードホルダーを肘掛けフレームに取付けます。

組立て

バッテリの接続

1

2ピンコネクタ(メス)をバッテリケースの2ピンコネクタ(オス)に挿込みます。その際、溝の位置を合わせてください。

2

しっかり挿込みます。

3

コネクタのリングを時計回りに回し固定します。

4

左右のモーターからのコネクタとバッテリからのコネクタが、緩んでいたり外れていないか確認をしてください。 
※製品版ではコネクタの位置が変わります。

取扱方法

本体のたたみ方

1

背もたれ下のロックを解除します。

注 意

ロックを解除する際、指などを挟まないよう十分ご注意ください。

2

手押しハンドルを押し下げます。

3

車いすを起こします。

取扱方法

肘掛けの跳ね上げ方

肘掛けを跳ね上げることで、乗降車しやすくなります。

1

ボタンを押しながら肘掛けを跳ね上げます。

2

肘掛けを戻す場合は、そのまま肘掛けを下に下ろします。

3

「カチッ!」と音がしボタンが戻ります。

警 告

肘掛けを下に下ろす際は、肘掛け下のフレームに指や手を入れないでください。
特に介助者が補助する際は、運転者の手や指に十分ご注意ください。

取扱方法

手押しハンドルの高さ調整

介助者が握りやすい高さに調整してください。
地面からハンドル上部までは920〜1110mmの範囲で調整ができます。

1

左右のノブを緩めます。
手押しハンドルを上下に動かします。

2

握りやすい高さにしたら、左右のノブを締付けます。

取扱方法

シートベルトの長さ調整

急停車時に体が投げ出されないよう乗車時はシートベルトをしてください。

1

背もたれに背中を付けて正しく座り、左右の8カンのところでシートベルトの長さを調整します。

2

一旦バックルを閉め、合わなければ再度8カンのところを緩め調整をします。

取扱方法

バッテリの充電

ご使用前に必ず充電をしてください。

警 告

• バッテリを充電する場合は、必ず付属の充電器を使用してください。
• 雨・雪がかかるところでの充電は、絶対に行わないでください。

注 意

• バッテリの性能や寿命を低下させないために、下記の内容を必ずお守りください。
  *車いすを使用後は速やかに充電をしてください。
  *バッテリの使い過ぎ(過放電)は避けてください。
  *バッテリは自然放電します。長期間使用しないときも3ヵ月に1度は充電してください。
  *充電が完了するまで充電コードをコンセントから抜かないでください。
   緊急で使用する場合は、充電を途中で中断しても構いませんが、使用後には充電を完了するまで行ってください。
• バッテリをすべて使い切ってからの充電は行わないでください。満充電になりません。
 充電のポイント

充電器のランプが緑点灯するとほぼ満充電ですが、さらに1〜2時間充電をすることをおすすめします。
(満充電は10~12時間かかります。)

■本体にバッテリを載せたまま充電

バッテリケースを取外さずにコントローラーから直接充電ができます。

1

バッテリが接続されているか確認をします。
(組立て「バッテリの接続」参照)

2

コントローラー前面下側のコネクタ(メス)に、充電器の3ピンコネクタ(オス)を向きに注意して挿込みます。

3

充電器の電源プラグをコンセントに挿します。

4

充電中はオレンジ色のランプが点灯します。

5

ほぼ充電が終了すると、緑色のランプが点灯します。それから約1~2時間充電してください。

6

バッテリが完全に充電されたら、電源プラグを抜いてバッテリに繋いだコードも抜いてください。

■バッテリケースを外して充電

1

バッテリケースに接続しているコネクタを取外します。

2

バッテリケース底のロックを解除し、ケースを引出します。

注 意

バッテリは約2.2kgの重量がありますので、引出し持ち上げる際は落下させないよう十分ご注意ください。

3

バッテリケースのコネクタカバーをずらし、コネクタ(メス)に3ピンコネクタ(オス)を向きに注意して挿込みます。

4

充電器の電源プラグをコンセントに挿します。

5

充電中はオレンジ色のランプが点灯します。

6

ほぼ充電が終了すると、緑色のランプが点灯します。
それから約1~2時間充電してください。
バッテリが完全に充電されたら、電源を抜いてバッテリに繋いだコードも抜いてください。

7

バッテリケースの挿込口に本体のステーに奥まで挿込み、抜けないかご確認ください。

8

バッテリケースの2ピンコネクタ(オス)にコネクタ(メス)を挿込み元に戻します。

取扱方法

補助車輪の長さ調整

2段階の調整が可能です。
坂道を登る際には補助車輪を伸ばすことで、後ろに転倒するリスクを減らすことができます。
また、段差を乗り越えたり、降りたりする際の衝撃を和らげたり、その衝撃でバランスを崩して転倒することを抑える機能があります。

警 告

• 本機が乗り越えられる、または降りられる段差は9cm以内です。それ以上になると思わぬ事故につながりますので、絶対におやめください。
• 段差が9cm以内であっても、段差を乗り越える、または降りる角度が直角以外の場合は、バランスを崩し転倒のリスクが高まります。
• 段差を乗り越える、または降りる際は、低速で慎重に行ってください。
• 速度を出した状態で段差を乗り越える、または降りようとすると、段差にタイヤが当たった衝撃でバランスを崩したり、投げ出されたりし、重大な事故につながりますので、絶対におやめください。

1

レバーを引張りながら、補助車輪を引きます。
固定穴にレバーが入ると固定されます。

2

②の穴の位置にすることで、坂道での後ろへの転倒のリスクを低減します。

3

前進で段差を乗り越えるときに、補助輪があるため、後ろへの転倒のリスクを低減します。

4

前進で段差を降りるときにバランスを崩しやすく転倒のリスクが高まります。
補助輪が衝撃を和らげるだけでなく、転倒のリスクを低減します。

5

後進で段差を乗り越えるときにバランスを崩しやすく転倒のリスクが高まります。
補助輪が衝撃を和らげるだけでなく、転倒のリスクを低減します。

取扱方法

クラッチレバーについて

クラッチレバーは左右のモーター部分にあります。

注 意

• レバーの位置は、左右で違う位置(例えば、左レバーが「N」で右レバーが「D」)にしないでください。
• レバーを足で操作しないでください。レバーが折れる原因になります。

1

クラッチレバーを手前に引き「N」にすると、本体を押して移動することができます。

2

クラッチレバーを奥に倒し「D」にすると電動での走行が可能となります。

警 告

• クラッチレバーが「N」の状態で坂道で停車しないでください。急に動き出し危険です。
• 坂道等に停車する場合は必ずクラッチレバーを「D」の状態で停車してください。

■走行する場合

1

左右のクラッチレバーをドライブモード「D」に入れます。

注 意

クラッチレバーが「D」の状態では、ブレーキは効きますが、手で押したり移動したりはできません。

■手押しをする場合

1

左右のクラッチレバーをニュートラルモード「N」に入れます。

警 告

• クラッチレバーが「N」の状態では、本機を自由に移動できますが、ブレーキは効きません。
• クラッチレバーが「N」の状態では、介助者なしに絶対に坂道で乗車して使用しないでください。

 

取扱方法

収納について

充電器や工具を入れるのに便利です。

1

シート下には充電器や工具を入れる収納バッグがあります。

2

肘掛け下に小物を収納するサイドポケットが左右にあります。

3

肘背もたれにA4サイズの取扱説明書などの薄い冊子が入るポケットがあります。

取扱方法

コントローラー

電動車いすとして使用する場合は、コントローラーで速度調整や旋回を行います。

注 意

クラッチレバーが「N」の状態で電源スイッチを押すと、バッテリインジケータと速度インジケータが点滅しながら、警告音が「ピッ!ピッ!ピッ!」と鳴ります。
この状態では、コントローラの操作は無効となり、電動走行はできません。
❶バッテリインジケータ
❷電源スイッチ
❸ホーンボタン
❹速度インジケータ
❺速度切替ボタン
❻SOSボタン
❼サイレントモードボタン
❽ジョイスティック

❶バッテリインジケータ

電源が入っているときにバッテリの残量を表示します。
電力が不足している場合は早めにバッテリを充電してください。
自力で戻れなくなる恐れがあります。

1 ●●●● 満充電
2 ●●● 60-80%
3 ●● 40-60% 早めに充電
4 20-40% すぐに充電
5 0-20% すぐに充電

❷電源スイッチ

スイッチを押すと電源が入り、バッテリインジケータと速度インジケータが表示されます。「Welcome using smart wheelchair. (スマート車いすをご使用いただき、ありがとうございます。)」というアナウンスが流れます。
もう一度スイッチを押すと、「Thanks for using. (ご利用ありがとうございます。)」というアナウンスが流れ、バッテリインジケータと速度インジケータの表示が消灯します。

❸ホーンボタン

ボタンを押すたびに「プッ!」となります。他人を威嚇しないよう使用には配慮をお願いします。

❹速度インジケータ

速度は5段階表示します。

1 0-4km/h
2 0-4.5km/h
3 0-5km/h
4 ●● 0-5.5km/h
5 ●●●● 0-6km/h

❺速度切替ボタン

+ボタンを押すと速度が上がり、−ボタンを押すと速度が下がります。
電源を入れる前に設定された速度は、再度電源を入れると電源を入れる前の設定になります。
速度は控えめでの運転をお願いします。

❻SOSボタン

「Help me」とアナウンスが流れます。

❼サイレントモードボタン

「ピー」という警告音を消音します。
※アナウンスやSOSボタン押したときの「Help me」は消音されません。

❽ジョイスティック

ジョイスティックの傾け方向で前進、後進、右旋回、左旋回ができます。
また、傾け具合で設定範囲内での速度の加減ができます。
後進、後進旋回する際は、「Reverse! Please use caution! (後方、ご注意ください。)」というアナウンスが流れます。

運転操作の仕方

オートオフ機能

コントローラーの操作が約20分行われない場合は、自動で電源が切れる省エネ機能です。
再起動する場合は、再度電源スイッチを入れてください。

運転操作の仕方

車いすに乗車する前の準備

警 告

• 車いすへの乗車は、平坦な場所で行ってください。斜面や不安定な場所で乗車すると、バランスを崩して、転倒する恐れがあります。
• 乗車時は、電源は必ず切ってください。電源スイッチが入っていると、体がジョイスティックに当たった際に、不意に車いすが動き出して、ご自身だけでなく介助者や周囲の人に怪我を負わせる恐れがあります。

1

バッテリを充電します。

2

電源スイッチを入れ、バッテリインジケータで満充電になっていることを確認します。
確認をしたら電源スイッチを切ります。

3

左右のクラッチレバーを「D」の位置にします。

運転操作の仕方

乗車の仕方

1

乗車する側の肘掛けを跳ね上げます。

2

車いすに乗り移り、体が安定するようにしっかり座ります。
介助者がいる場合は、補助をお願いして安全に乗車をしてください。

3

背中が背もたれに付くまで深く腰掛け、肘掛けを下ろします。

警 告

肘掛けを下ろす際は、肘掛け下のフレームに指や手を入れないでください。
特に介助者が補助する際は、運転者の手や指に十分ご注意ください。

4

シートベルトを必ずしてください。

運転操作の仕方

降車の仕方

1

電源スイッチを切ります。

2

左右のクラッチレバーは「D」の位置のままにします。

警 告

クラッチレバーを「N」にすると、降車時に車いすが動き、大変危険です。
必ずクラッチレバーは「D」の位置のままにしてください。

注 意

クラッチレバーを足で操作しないでください。
レバーが折れる原因になります。

3

シートベルトを外します。

4

降車側の肘掛けを跳ね上げます。

5

安定した場所でゆっくり車いすから降車をします。
介助者がいる場合は、補助をお願いして安全に降車をしてください。

運転操作の仕方

運転する前に

下記をご確認ください。

  バッテリは満充電になっていますか?
  (充電方法は取扱方法「バッテリの充電」参照)
  クラッチレバーは、D:ドライブモードになっていますか?
  (操作方法は取扱方法「クラッチレバーについて」参照)
  ※手押しで移動するときは、N:ニュートラルモードにします。
  絡まりやすい服装やスカーフやひざ掛けになっていませんか?
  肘掛けは下ろしましたか?
  シートベルトはしましたか?
  ジョイスティックはスムーズに動きますか?(電源スイッチは入れないでください。)
  ジョイスティックから手を放すと中央に戻りますか?(電源スイッチは入れないでください。)

運転操作の仕方

初めて運転するとき

1

「取扱方法」「運転操作の仕方」を熟読し、公道に出る前に、広くて安全な場所で繰り返し操作・運転の練習をしてください。

2

操作・運転に慣れるまでは、介助者と一緒に練習をしてください。

注 意

• 足元や膝の上に荷物を置かないでください。
• 発進する前に、周囲の安全を十分確認してください。
• 後進するときは低速にしてください。
• 旋回するときや坂道、凸凹路、カーブの多い場所では、十分に速度を落としてください。
• 後進するときは後方の段差や障害物に十分注意してください。

運転操作の仕方

走行練習①

注 意

走行練習は、必ず平坦で障害物のない広い場所で行ってください。

1

電源スイッチが入っていないことを確認します。

2

左右のクラッチレバーをD:ドライブモードにします。ご自身でできない場合は介助者が行ってください。

警 告

クラッチレバーが「N」の状態で電源スイッチを押すと、バッテリインジケータと速度インジケータが点滅しながら、警告音が「ピッ!ピッ!ピッ!」と鳴ります。
この状態では、コントローラーの操作は無効となり、電動走行はできません。また、ブレーキも働きませんので、 坂道では勝手に動き危険です。

注 意

クラッチレバーを足で操作しないでください。
レバーが折れる原因になります。

3

座席に深く腰を掛け、シートベルトをします。
肘掛けを跳ね上げた場合は下ろします。

4

電源スイッチを入れます。

5

速度切替ボタンの−ボタンを押し、速度インジケータの点灯を1つにします。
この状態での最高時速は4kmとなります。
※運転に慣れるまでは、この「低速」でご使用ください。

6

ジョイスティックを前後左右に少しだけ動かして、車いすが操作通りに動くことを確認します。
以下の手順を行ってください。

7

ジョイスティックを前方に少し傾けると車いすがゆっくり前進します。
まだ、この段階では深く傾けないでください。急発進してしまいます。
手を放すと停止します。危険を感じたら手を放してください。

8

ジョイスティックを後方に少し傾けると車いすがゆっくり後進します。
まだ、この段階では深く傾けないでください。
急発進してしまいます。
手を放すと停止します。危険を感じたら手を放してください。

9

ジョイスティックを右横に少し傾けると車いすがその場で右旋回をします。左横に少し傾けると左旋回をします。
まだ、この段階では深く傾けないでください。急旋回してしまいます。手を放すと停止します。危険を感じたら手を放してください。

10

繰り返し練習をしてください。

運転操作の仕方

走行練習②

1

低速での前進、後進、旋回に慣れたら、ジョイスティックを徐々に深く傾け、速度が変化する感覚をつかんでください。

2

次にジョイスティックを右上斜め約45°方向に少し傾けます。すると車いすはゆっくり右方向に進みながら旋回をします。
同じく左上斜め約45°方向に少し傾けると車いすはゆっくり左方向に進みながら大きく旋回をします。

3

次にジョイスティックを右下斜め約45°方向に少し傾けます。すると車いすはゆっくり右後方に進みながら大きく旋回をします。
同じく左下斜め約45°方向に少し傾けます。すると車いすはゆっくり左後方に進みながら旋回をします。

運転操作の仕方

走行練習③

1

走行練習①②を組み合わせ、繰り返し練習をしてください。

2

後進時の旋回や動きの特性を理解できるまで、繰り返し練習をしてください。

3

走行練習にある程度慣れたら、速度切替ボタンで最高速度を徐々に上げて練習をしてください。

警 告

• 速度を上げた状態で旋回をしないでください。遠心力で車いすが転倒する恐れがあります。
• 後進は常に低速で行ってください。
• 後進しながら急旋回をしないでください。遠心力で車いすが転倒する恐れがあります。

運転操作の仕方

停止の仕方

1

車いすの停止は、ジョイスティックから手を放します。
ただし、急ブレーキがかかるわけではなく、緩やかにブレーキがかかるため、惰性で少し動き続けます。
停止距離は走行速度や路面状態(凸凹、坂、雨濡れ等)によって異なりますので、操作は早めに行なってください。

運転操作の仕方

坂道の運転の仕方

警 告

• 上り坂、下り坂で本機のクラッチレバーを「N」にしないでください。
• 上り坂、下り坂で旋回をしないでください。転倒の恐れがあります。
• 上り坂、下り坂での斜め横断はしないでください。転倒の恐れがあります。
• 上り坂、下り坂での横断は、傾斜角度5度以上は避けてください。転倒の恐れがあります。


• 道路に表記された勾配は常に一定勾配ではないこともありますので、慎重に運転をしてください。

1

上り坂に差しかかる場合は、一旦車いすを停止し、慎重に加速します。
※前かがみに乗車した方がより安定した走行ができます。

2

下り坂では、安全のため低速にして走行します。
速度が速すぎる場合は、ジョイスティックから指を放し停車します。再度低速で発進します。

運転操作の仕方

段差越えの仕方

本機はリヤに転倒防止バーが付いており、段差の乗り越えや段差の降りに重宝しますが、あくまで補助なので、走行には十分ご注意ください。
(補助車輪については取扱方法「補助車輪の長さ調整」参照)

警 告

• 本機が乗り越えられる、または降りられる段差は9cm以内です。
  それ以上になりますと思わぬ事故につながりますので、絶対におやめください。
• 段差が9cm以内であっても、段差を乗り越える、または降りる角度が直角以外の場合は、バランスを崩し転倒のリスクが高まります。
• 段差を乗り越える、または降りる際は、低速で慎重に行ってください。
• 速度を出した状態で段差を乗り越える、または降りようとすると、段差にタイヤが当たった衝撃でバランスを崩したり、投げ出されたりし、重大な事故につながりますので、絶対におやめください。

1

段差に差しかかる場合は、一旦車いすを停止し、低速で慎重に発進します。

2

段差を降りる場合も一旦車いすを停止し、低速で慎重に発進します。

運転操作の仕方

公道の走行

前項までの走行練習や内容を理解できたら、いよいよ公道走行です。電動車いすは道路交通法上(第2条-3項-1号)歩行者として扱われます。歩行者としての交通ルールを守って安全運転を心掛けてください。慣れるまでは、介助者が必ず同行をしてください。

1

目的地までのより安全なルートを選択してください。

  踏切の横断は、単独では避ける。
  電信柱や障害物(自転車やバイクの駐車)が多い場所は避ける。
  交通量が多いところは避ける。
  人混みは避ける。
  歩道がないところは極力避ける。
  坂は避ける。
  段差の多いところは避ける。
  ぬかるみや砂利道、凸凹道は避ける。
  強い電波を発生させる設備の近くは避ける。
  電磁波の影響を受けそうな場所は避ける。

警 告

• 線路のすき間に前輪(キャスター)を落とす恐れがありますので、踏切の走行は単独では避けてください。
• 夜間走行は大変危険です。
• 雨天走行はしないでください。故障の原因になります。

2

走行可能距離は最大で8〜10kmです。
余裕を見て片道3km以内で行けるルート、目的地にしてください。

運転操作の仕方

緊急事態の回避方法

走行中に、何らかの原因で停止したまま動かなくなった場合や溝などにはまり動けなくなった場合は、以下の方法で危険を回避してください。

1

介助者または、近くの方に支援を求めてください。

2

電源スイッチを切り、クラッチレバーを「N」にしてもらい、安全な場所に手押し移動をお願いしてください。

3

安全な場所に移動したら、クラッチレバーを「D」にしてもらい、電源スイッチを入れて走行できるか確認をしてください。

4

バッテリ切れの場合は、充電できるところまで手押し移動をお願いしてください。

運転操作の仕方

車いすの積み込み方

車いすを車に載せる場合は、大人2人以上で行ってください。
車いすに対応した福祉車両を使用する場合は、福祉車両の取扱説明書をご確認ください。

1

車いすを平坦な場所に停め、電源スイッチを切ります。

2

必要に応じて車いすを折りたたみます。(取扱方法「本体のたたみ方」参照)

3

車いすのフレーム部分を両手で持って、立てた状態で積み込みます。
揺れたり、周囲のものに当たったりしないように、緩衝材やベルトで固定します。

注 意

車のトランクなどに横にして載せる場合は、コントローラーが上になる向きに寝かせ、コントローラーが周囲のものに当たらないように固定してください。

運転操作の仕方

タイヤの空気の入れ方

本製品のチューブバルブは、耐久性があり、空気漏れの少ない米式バルブを採用しています。
空気を充填する際は専用のポンプ口金が必要となります。

運転操作の仕方

航空機での取扱いについて

本電動車いすは、リチウムイオンバッテリの電力量が300Whを超えているため、航空機を利用することはできません。

■電動車いす
モデル名(型番):HG-EWC9000

■リチウムイオンバッテリ
モデル名(型番):24V13AH
電圧:24V
容量:12Ah
電力量:312Wh

点検・整備の仕方

点検・整備のガイドライン

1

コントローラやバッテリケース、モーターをたたいたりぶつけたりしないでください。

2

車いすを極端に暑い場所や寒い場所、湿度の高い場所に、長時間置かないでください。

3

コントローラはいつもきれいにしておいてください。車体の汚れは、絞った濡れ布で拭き取ってください。
汚れがひどいときは、中性洗剤を使って拭き取り、その後乾いた布でよく拭き取ってください。
※故障や破損につながりますので車体に水をかけたり、ガソリン・シンナー・ベンジン等で拭いたりしないでください。

4

ネジ類が、正しく緩みなく固定されていることを確認してください。

5

充電器のコネクタを含むすべての電気コネクタが、錆びていないか確認してください。

6

バッテリはしっかりと、バッテリトレーにセットされているか確認してください。

7

本機は省電力機能が付いています。停車後20分を過ぎると、自動的に電源が切れます。
再び乗車する場合は再度電源スイッチを入れてください。

点検・整備の仕方

バッテリについて

バッテリは消耗品です。
バッテリの交換が必要な場合は、別途お買い求めください。

1

使用期間とともに、バッテリ容量が低下し、走行できる距離が短くなります。

2

バッテリの寿命は、平坦路に比べ、坂道の多い場所で使用する場合の方が短くなります。

3

バッテリの寿命は、使用条件(使用頻度・走行距離)や使用場所(坂道・平坦路)などにより異なります。

4

車いすを使用後はできるだけ速やかに充電をしてください。

5

使いすぎると過放電になり、バッテリの寿命は短くなります。

6

電源を入れたままで放置しておくとバッテリの寿命が短くなります。

7

走行距離が極端に短くなり始めたら、早目にバッテリを交換してください。

8

車いすを長期使用しない場合でも、3ヵ月に一度は充電をしてください。

長期間使用しない時

車いすを長期に渡り使用しないときは、次のことを行ってください。

1

保管するときは、平坦で堅い地面に水平に置いてください。

2

バッテリケースを外し、子どもの手の届かない所に保管してください。

3

故障や損傷を防ぐため、直射日光や雨・露を受けない風通しの良い場所で保管してください。

4

バッテリは、必ず3ヵ月に一度は充電してください。バッテリは、保管中も自己放電によって電気が逃げています。
そのまま放置すると、バッテリ容量が回復しない場合があり、バッテリの交換が必要となります。

困ったときの対処法

症状 原因 対処
電源が入らない バッテリのコネクタが外れている しっかりと取付ける(組立て「バッテリの接続」参照)
バッテリが充電されていない 充電する(取扱方法「バッテリの充電」参照)
バッテリの電圧が消耗している 交換
充電をしてもすぐ止まる
または
走行距離が極端に短くなった
バッテリの充電が足りない 満充電にする(取扱方法「バッテリの充電」参照)
バッテリが消耗している 交換
バッテリの過放電 交換
充電ができない
充電器のランプが緑にならない
充電器の故障 交換
電動車いすが走行しない クラッチレバーが「N」の位置にある 「D」に入れる(取扱方法「クラッチレバーについて」参照)
手押しで動かない クラッチレバーが「D」の位置にある 「N」に入れる(取扱方法「クラッチレバーについて」参照)
警告音が「ピッ!ピッ!ピッ!」と
鳴り、バッテリインジケーターと
速度インジケーターが点滅する
クラッチレバーが「N」の位置にあるときに電源スイッチを入れた 電源スイッチを切り、クラッチレ
バーを「D」にしてから再度電源
スイッチを入れる
バッテリインジケーターと速度イ
ンジケーターが消灯した
バッテリの充電切れ 充電する(取扱方法「バッテリの充電」参照)
オートオフ機能が働いている 電源スイッチを入れ直す
コントローラーの動きがおかしい 電磁波の影響 その場から離れ、電源スイッチを
入れ直す

保証内容について

2025.10 現在

本規約は、ハイガー(以下「弊社」とする)を経由して販売させていただいた該当商品に関して保証する内容を明記したものです。
弊社商品には商品保証書等は同梱しておりません。お客様の購入履歴や保証情報は弊社にて管理・保管しておりますのでご安心ください。
返送いただく場合商品を再梱包していただく必要がございますので、梱包材はお捨てにならないようお願いいたします。


1.保証の期間

商品発送日(ご来店引取の場合ご来店日)から1年間といたします。業務用・営業用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。
保証期間を超過しているものについては、保証の対象外となり有償対応となります。
商品発送日より7日以内の初期不良にあたる場合、送料・手数料弊社負担にて対応いたします。


2.保証の適用

・お買い上げいただいた弊社商品を構成する各部品に、材料または製造上の不具合が発生した場合、本規約に従い無料で修理いたします。(以下、この無料修理を「保証修理」とする)往復送料や出張修理を行った場合の出張料は、お客様のご負担となります。
・保証修理は、部品の交換あるいは補修により行います。保証修理で取り外した部品は弊社の所有となります。
・本規約は、第一購入者のみに有効であり、譲渡することはできません。ご購入された年月日、販売店、商品、製造番号の特定ができない場合、保証が受けられない可能性があります。
・本規約の対象となる商品とは、日本国内で使用し故障した商品とします。日本国外に持ち出した時点で保証は無効となります。


3.保証適用外の事項

(1)純正部品あるいは弊社が使用を認めている部品・油脂類以外の使用により生じた不具合
(2)保守整備の不備、保管上の不備により生じた不具合
(3)一般と異なる使用場所や使用方法、また酷使により生じた不具合
(4)取扱説明書と異なる使用方法により生じた不具合
(5)示された出力や時間の限度を超える使用により生じた不具合
(6)弊社が認めていない改造をされたもの
(7)地震、台風、水害等の天災により生じたもの
(8)注意を怠った結果に起きたもの
(9)薬品、雨、雹、氷、石、塩分等による外から受ける要因によるもの
(10)使用で生じる消耗や時間の経過で変化する現象(退色、塗装割れ、傷、腐食、錆、樹脂部品の破損や劣化等)
(11)機能上影響のない感覚的な現象(音、振動、オイルのにじみ等)
(12)弊社または弊社が認めているサービス店以外にて修理をされた商品
(13)使用することで消耗する部品または劣化する部品(ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギヤ・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、クラッチ、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等)
(14)保証修理以外の、調整・清掃・点検・消耗部品交換作業等
(15)商品を使用できなかったことによる損失の補填(休業補償、商業損失の補償、盗難、紛失等)


4.別扱いの保証

部品メーカーが個別に保証している部品については部品メーカーの保証が適用されます。


5.保証修理の受け方

まずはお問い合わせフォームにて弊社へご連絡ください。
またはお近くの修理協力店へご連絡をしてください。
症状・使用状況を伺い、手続方法をご案内させていただきます。


6.注意事項

・動作点検を行ってから出荷しておりますので、燃料やオイル、水分が残っていたり、多少の傷や汚れ等が付いている場合があります。
・部品の在庫がない場合、お取り寄せにお時間をいただくことがあります。
・仕様変更などにより同時交換部品が発生する可能性があります。
・仕様変更などによりアッセンブリーでの供給しかできない場合があります。
・生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
・無在庫転売者(送り先が毎回違う購入者)の場合、転売者より購入した商品の場合、保証は無効となります。
また発覚次第転売者への措置を取らせていただきます。


■アフターサービスについて■

1.販売機種が対象となります。※弊社で商品をお買い上げの方に限らせていただいております。
2.生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
3.保証期間(1年間)を過ぎたものは、保証期間内におけるご使用回数に関係なく、すべて有償となります。
4.修理の際の往復の送料はすべてお客様ご負担となります。
5.修理協力店へご依頼の際は、直接修理協力店に修理代をお支払いください。

お客様ご相談窓口

故障部品をお客様で交換される場合

弊社にメールにてご連絡頂くかお近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。

故障部品を弊社で修理する場合

弊社にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。


修理依頼されるときは、メールにて下記事項をご連絡ください。
・ご注文番号・商品名・商品の型番・故障の状況・購入サイト・購入年月日・お名前・ご住所・電話番号

故障部品を修理協力店で修理する場合

お近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。
遠方の場合の出張修理や引取り修理は、別途料金が発生致します。
■保証適用について■
まず、ご購入された店舗にご連絡をしてください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。
・本商品が対象となります。
※ただし、以下の場合は保証適用外となります。
・お客様のメンテナンス・確認不足等によるもの。
・人為的な破損等。
・運送会社など、第三者により生じた支障。
・弊社が故意・過失・他、正常のご使用に反して生じたと判断する全ての支障。

■初期不良について■
・初期不良期間は、ご使用回数に関係なく商品発送日より7日以内とさせていただきます。
・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※無償修理又は無償交換のいずれかを弊社判断にて、ご対応させていただきます。
・修理協力店にご依頼の際は、修理工賃・部品代・送料は当社が負担させていただきます。

■消耗品について■
・消耗品につきましては、初期不良以外はすべて有償となります。

■保証期間について■
◎詳細は「保証内容について」ページをご確認ください。
・商品が出荷された日・お渡し(ご来店時)から1年間となります。業務用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。

修理、部品に関するご相談

修理依頼される時は、下記事項をご連絡ください。
①ご注文番号

②商品名
③商品の型番
④故障の状況
⑤購入サイト、年月日
⑥お名前
⑦ご住所
⑧電話番号

修理、使い方などのご連絡窓口

お手数ですが、今一度本取扱説明書を熟読し、弊社のサイトや動画等を見ていただき、問題が解決しない場合は、下記までお問い合わせください。

修理やご相談は本社カスタマー・サポート・センターまでお願い致します。
受付は年中無休ですが、メールのご返信は平日のみとなります。
また、内容によってはお調べするのに数日要する場合があります。
ご了承ください。
本社カスタマー・サポート・センター▶https://haige.jp/c/

修理協力店

修理店により修理対応機械が異なりますので、最新情報は下記サイトをご覧ください。

本店サイト▶
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ヤフーサイト▶
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