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エンジン乗用芝刈機・草刈機

HG-M224RGB/HG-M224R

取扱説明書

エンジン乗用芝刈機・草刈機

HG-M224RGB/HG-M224R

(集草袋付)

★公道は走れません。

燃料 無鉛レギュラーガソリン
エンジンオイルは
入っていません。

組立時使用工具

・シートの取付には13mmのスパナが必要です。
・ハンドルの取付けには、13mmのラチェットレンチ、またはボックスレンチが必要です。

★ご使用前に、必ず取扱説明書をお読みになり、内容を理解してからご使用ください。

はじめに

このたびはお買い上げいただき誠にありがとうございます。

安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みください。

誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。この取扱説明書を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。

安全上のご注意

※お使いになる人や他人への危害・財産への損害を未然に防ぐため、必ずお守りいただくことを説明しています。
●表示と意味をよく理解してから、本文をお読みください。
●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所に、必ず保管してください。
●すべて安全に関する内容です、必ずお守りください。

■表示内容を無視して、誤った使い方をしたときにおよぼす危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。

警 告

この表示の欄は、「死亡または重症を負う恐れがある」内容です。

注 意

この表示の欄は、「症、物的損害、故障が生じる恐れがある」内容です。

■お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。

このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。
このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。

製品を長くご愛顧いただくために

取扱説明書に従った正しい取扱や定期点検、保守を行ってください。注意事項に従わず何らかの損害・故障が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください。

安全事項

誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。下記を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。

エンジン乗用芝刈機・草刈機に係る安全事項

警 告

• 燃料の臭いがする場合、運転しないでください。爆発の危険があります。
• エンジンの排気ガスには人体に有毒な成分が含まれています。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に強い毒性があり、吸入すると死亡の恐れがあります。
• エンジンが熱いうちは、給油しないでください。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• 稼働している部分の近くに手足を入れないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどすることがありますので注意してください。
• 改造、分解は絶対に行わないでください。安全性・信頼性が低下したり故障の原因になります。当社の保証サービスは一切受けられなくなります。
• 正しい操作を知らない人、子供、妊娠中の方には操作をさせないでください。
• 未成年者の単独使用は禁止です。監督下で作業してください。
• 成年者でも、操作の仕方がよく分からない場合は、独自の使用をしないでください。
• 運転中に回転部および可動部(シャフト・ブレード・ベルト・プーリー等)に手足や衣類を絶対に近づけないでください。触れると巻き込まれ重大な事故の恐れがあります。
• 運転中は絶対に排出口をのぞき込んだり足を出したりしないでください。
• 周囲の動植物等にも排気ガスがかからないように注意をしてください。
• 本機を密閉された場所に燃料を入れたまま放置しないでください。燃料が蒸発し、爆発の危険があります。
• 自動車で運搬するときは、燃料タンクの燃料を抜いてください。振動等により燃料が漏れることがあります。
• 給油時は、付近にタバコ等の火気の無いことを確認してください。燃料は非常に引火しやすく、気化した燃料は爆発の危険があります。
• 給油中にこぼれた燃料はきれいに拭きとってください。燃料を拭いた布等は、火災に注意して処分してください。
• 燃料を衣服にこぼした場合、直ちに衣服を着替えてください。衣服へ引火する危険があります。
• 給油は、身体に帯電した静電気を除去してから行ってください。引火の恐れがあります。
• 給油時、燃料タンクの給油口ギリギリまで給油しないでください。温度上昇によって燃料が膨張し、漏れることがあります。
• 燃料タンクキャップは確実に閉めてください。運転中にこぼれると火災の恐れがあります。
• 運転前に燃料漏れがないか点検・確認してください。
• 点火源となるような機器の近くに保管しないでください。燃料蒸気へ引火する恐れがあります。
• 運転中に高圧コードや点火プラグキャップに触れないでください。感電する恐れがあります。
• 使用中に異常音、異常振動があったときは、直ちに使用を中止し、点検、修理を行ってください。
• ご使用前にこの説明書をお読みになり取扱の注意事項をよくご理解の上ご使用ください。
• エンジンの周りに、芝・草くずなど燃えやすいごみを蓄積させないでください。
• 点検整備を行なう場合は、エンジンを停止してください。思わぬ事故につながる恐れがあります。
• 点検整備を行なう場合は、エンジンキーをオフにしてください。エンジンが不意に始動すると、思わぬ事故につながる恐れがあります。
• ガソリンエンジンの点検整備を行なう場合は、点火プラグキャップを取外してください。エンジンが不意に始動すると、思わぬ事故につながる恐れがあります。
• 点検整備はエンジンが冷えてから行ってください。エンジン本体やマフラー部のほか点火プラグの温度も高くなっており、やけどの恐れがあります。
• エンジンを始動するときは、周囲に人や動物がいないことを確認してください。
• 始動前点検を実施してください。
• 急傾斜地では使用しないでください。
• 舗装地、砂利、その他硬い地面で使用しないでください。

注 意

• 指定された用途以外には使用しないでください。
• 燃料はレギュラーガソリンを使ってください。
• 燃料を30日以上の長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
• 部品交換は、純正部品を使用してください。
• 本機をご使用になる前に、エンジンの始動、停止の仕方を覚えてください。

エンジン乗用芝刈機・草刈機の作業に係る安全事項

警 告

• 本機は、公道での走行は絶対に行わないでください。道路上の走行による事故及び違反につきましては責任を負いかねます。
• 身体の調子が悪いとき、判断力に影響するような酒類、薬物を服用して使用しないでください。
• 動作中に回転部分に顔や手足を近づけないでください。
• ご使用時は、使用者から12m以内は危険です、人や動物がはいらないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物を吸い込んだ場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 土や砂利道の上でブレードを回転させないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 安全のためのカバー類、標準装備されている安全装置及び関連部品を外したまま運転を行わないでください。
• 勾配10°以上での傾斜地や勾配15°を超えるトラック積載用ブリッジ(ラダー)は大変危険ですので、本機を使用しないでください。
• 河川や崖に向かっての作業は行わないでください。転落の危険があります。
• 転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 適切な間隔で休憩をとってください。
• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 持ち運ぶときは、エンジンを停止し、燃料タンクから燃料を抜きとってください。
• 本機を搬送の際、積み込み、積み下ろしは二人以上で行ってください。
• 本機をトラックなどに積み降ろしする際は、ラダーを使用してください。吊り下げ等ではフレームが変形する恐れがあります。
• 移動するときは、ブレードの回転を止めてください。
• 事前に、作業範囲内の石、木片などの異物を取り除いてください。
• 作業前に集草袋に穴や擦り切れがないか点検してください。
• 作業中に異物に当たったり、異物が巻きついた場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、ブレードに異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ再始動しないでください。
• ブレードの脱落は大変危険です。刃取付ボルトはしっかり締めてください。また、破損したブレードは新品に交換してください。

注 意

• 機械の稼働部分に絡まるような衣服、装飾品、タオルなどは着用しないでください。
• エンジンがかかっている状態で本製品から離れないでください。
• 駐車ブレーキの効き具合を毎回必ず確認してください。
• 傾斜地では一定の速度を保ち、不要な変速レバーの操作は行わないでください。スリップ、転落、転倒、滑落等の危険があります。
• 傾斜部と平坦部との境目を走行すると、路肩崩れや転倒の危険があります。平坦地を走行してくだい。
• 長袖、長ズボンを着用し、すべりにくい靴、手袋、防塵マスクなどの作業に適した服装を心掛けてください。
• 長い髪は束ねて帽子、ヘルメットでカバーしてください。
• シートカバーなどは機械が十分冷めてからかけてください。
• 定期点検整備を行ってください。
• 本機を長時間保管するときは、取扱説明書にしたがって保管してください。

充電器に係る安全事項

警 告

• 濡れた手で充電器の電源プラグの抜き差しはしないでください。
• エ交流100V以外は使用しないでください。
• 電源コード・電源プラグが傷んでいたり、コンセントの挿込みが緩いときは使用しないでください。
• 充電器を分解しないでください。
• 充電器の電源プラグはコンセントの奥まで確実に挿込んでください。
• 充電器の電源プラグのホコリは定期的に取除いてください。
• 充電器が異常に熱くなったり、異音、異臭がしたら直ちに使用を中止してください。発煙、火災、感電の恐れがあります。

バッテリパックに係る安全事項

警 告

• 充電中は発生したガスに引火し爆発することがあります。 火気を近づけず通気の良い場所で充電してください。
• 必ず専用充電器で充電してください。
• バッテリパックを分解しないでください。
• バッテリパックの近くで工具やその他金属を使用する場合、端子の接触、短絡に注意してください。感電や火災の発生の恐れがあります。
• 使用時間が極端に短くなったバッテリパックは使用しないでください。
• 周囲温度が5℃未満、あるいは周囲温度が40℃以上ではバッテリパックを使用・充電・保管しないでください。破裂や火災の恐れがあります。
• バッテリパックは一般家庭ゴミとして捨てないでください。ゴミ収集車内などで破壊されて短絡し、発火、発煙し事故の原因になる恐れがあります。
• 本品はリチウムイオンバッテリパックを使用しています。リサイクル可能な貴重な資源ですので、不要になった場合は下記に従いリサイクルを行ってください。

バッテリパックのリサイクルについて

注 意

• ご使用済みのバッテリパックは、分解せずにそのまま最寄りのリサイクル協力店又は、各自治体に廃棄方法をご確認ください。
• 充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店については、一般社団法人JBRCホームページ https://www.jbrc.comを参照してください。

 

主要諸元

モデル名 HG-M224RGB HG-M224R
主な用途 芝刈り 草刈り
エンジン形式 DV225
エンジン馬力 5.9HP
総排気量 224c㎥
駆動方式 自走式後輪駆動
始動方式 セルスターター
登坂能力 10°以下
回転半径 480mm(内側) 1600mm(外側)
刈高調整 5段調整可能(25,35,45,55,65mm)
※地面から刃までの位置、±5mm
刈幅 610mm
刈面積 1時間当たり約303〜606坪
(約1000〜2000㎡)
排出方法 背面から集草袋に
収集/横排出
横排出
集草袋容量 150L
タイヤ フロントタイヤ10インチ、
リヤタイヤ13インチ
タイヤ空気圧 フロント150kPa(1.53kgf/cm²)、
リヤ180kPa(1.84kgf/cm²)
走行調整 4段前進、1段バック
走行速度 前進6km/h 後進2.4km/h
バーナイフ
燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 1.8L
燃費 1L当たり約50〜67分
※使用状況により異なります。
エンジンオイル SAE10W-30
エンジンオイル容量 0.5L
バッテリ リチウムイオンバッテリ20V 2.0Ah
騒音 98dB
手腕の振動 <3.6m/s²、K:1.5s²
全身の振動 <1.2m/s²、K:1.5s²
互換点火プラグ BPR7ES(NGK)
重量 120kg 112kg
サイズ(幅×奥行×高さ) 740×1820×1055mm 740×1410×1055mm

◎弊社は、顧客満足度100%を目指し、日々製品(部品やカラーも含め)の改良を行っています。
 そのため、予告なく仕様を変更する場合があります。
 また、取扱説明書に最新情報が反映されない場合があります。ぜひご理解・ご了承ください。

各部の名称

※本取扱説明書に掲載されている写真はプロトタイプのため、本製品と仕様が異なる場合があります。

①ハンドル

②シートポジションレバー

③バッテリ挿入口カバー

④アクセルレバー

⑤排出チューブ

⑥後部排出チューブ

⑦後輪

①刈刃クラッチレバー

②刈高調整レバー

③マフラー

④集草袋カバー

⑤集草袋

⑥刈刃ハウジング

⑦ホース接続口

⑧前輪

⑨エンジンオイル給油キャップ

①ハンドルチューブ

②パーキングブレーキペダル

③ブレーキペダル

④横排出カバー

⑤横排出ガイド

⑥走行変速レバー

⑦エンジンスイッチ

⑧シート

梱包部品一覧

1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。

警 告

不足しているものがある場合は、不足している部品を入手するまで使用しないでください。
A. 本体 B. ハンドル
C. シート D. ハンドルシャフト
E. ハンドルチューブ F. 横排出ガイド
G. 後部排出チューブ★ H. 排出チューブ★
I. 集草袋★ J. スタートキー
K. 充電器 L. バッテリパック
M. 漏斗 N. 工具

★はHG-M224Rには付属しません。
※製造時期により部品の形状、内容物が変更になる場合や本体に取付済みの場合があります。

組立て

組立て

注 意

• 説明書をよく読んで正しく取付けてください。
• 作業には工具を使用します。必ず用途やサイズの合ったものを使用し、自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
• 組立て時は、手袋、長袖シャツなどの保護具を使用してください。
• 平坦で固い地面の上で組立て作業を行ってください。

組立て

シートの取付け

■使用工具:10mm・13mmスパナ

1

シート裏側からボルトとフランジナットを一旦取外します。

2

シートとブラケットの穴を合わせ、外側からボルトを挿込み、内側からフランジナットを取付けます。

3

13mmのスパナでナットを固定しながら、10mmのスパナでボルトを左右均等に締付けます。

4

シート検知ケーブルを接続します。

5

シートを戻します。

組立て

ハンドルの取付け

■使用工具:10mmスパナ、13mmスパナ・ボックスレンチ

1

フロントタイヤを真っ直ぐにします。

2

ハンドルシャフトのボルトとフランジナットを一旦取外します。

3

ハンドルシャフトを下部ステアリングロッドに入れてシャフトと下部ステアリングロッドの取付穴を合わせます。このとき、ハンドルシャフトの穴の大きい方を後ろにします。

4

大きい穴の方にボルトを挿込み、フランジナットで締付けます。(ボルトは10mmのスパナ、ナットは13mmのスパナを使用)

5

ハンドルチューブを取付けます。

6

ハンドルシャフトにフランジワッシャ、ブッシング、フランジワッシャ、ステアリングホイールハブの順で取付けます。

7

ハンドルを向きに注意して取付けます。

8

平ワッシャを取付け、フランジナットを13mmのボックスレンチやラチェットレンチで締付けます。

9

最後にハンドルカバーを取付けます。3ヵ所のツメをハンドルの3ヵ所の穴に押し込みます。

注 意

ハンドルカバーを取外す際は、無理に引っ張らないでください。破損します。底側のタブを押すと簡単に取外すことができます。

組立て

集草袋の取付け

1

横排出カバーを広く開けるため、刈高調整レバーで刈高を一番低くします。

2

後部排出チューブを先に取付けます。

3

横排出カバーのレバーを押上げながらカバーを開きます。

4

排出チューブの穴が、刈刃ハウジングの突起部分にはまるように取付けます。

5

刈刃ハウジングの前後の取付部に、排出チューブの接続スプリングフックを取付け固定します。

6

排出チューブに後部排出チューブを挿込み、ゴムバンドで固定をします。

7

本体後部パネルのフックに、集草袋の金具を引っ掛け、集草袋をゆっくり下に下ろすと完了です。

組立て

横排出ガイドの取付け

1

横排出カバーのレバーを押上げながら開きます。

2

横排出ガイドのフックをを横排出カバーのシャフトに引っ掛けます。
このとき、横排出ガイドの穴が刈刃ハウジングの突起部分にはまっていることを確認してください。

3

横排出カバーを放します。

各部の取扱い

各部の取扱い

No. 名称 機能と目的
パーキングブレーキペダル パーキングブレーキペダルを踏んでからブレーキペダルを踏込みます。
ブレーキ位置にロックされます。人が着座しないとき、パーキングブレーキをかけないとエンジンはかかりません。
解除するときは、ブレーキペダルを踏込みます。
ブレーキペダル ペダルを踏むと走行を停止します。強く踏むと急ブレーキになりますのでご注意ください。
シート調整レバー シート調整レバーを外側に引いて、シートの前後位置を調整します。
刈高調整レバー ブレードの高さを5段階変えることができます。
刈刃クラッチレバー ブレードの回転、停止を行います。
アクセルレバー エンジンの回転数を変えます。
走行変速レバー 前進後進を行います。
エンジンスイッチ エンジンキーを挿し、エンジンをかけます。エンジンキーが「ON」の位置にある場合は、ライトを点灯させることができます。また、リコイルスターターでエンジンをかけることができます。
バッテリ挿入口カバー バッテリパックを挿込みます。
ライトスイッチ ライトの「ON」「OFF」スイッチです。バッテリパックを挿入し、エンジンキーを「ON」の位置にしないと点灯しません。
ドリンクホルダー 飲料ボトルなどを収納します。
集草袋ハンドル 集草袋ハンドルを持ち上げることで、溜まった芝を排出させます。

各部の取扱い

パーキングブレーキ

1

パーキングブレーキペダルを踏込みながらブレーキベダルを踏込みます。または、ブレーキペダルを踏込みながらパーキングブレーキペダルを踏込みます。

2

ブレーキベダルから足を放すとパーキングブレーキがかかります。

3

パーキングブレーキを解除するときは、ブレーキベダルを踏込むとパーキングブレーキペダルが戻ります。

警 告

本機から少しの間でも離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、エンジンスイッチを「STOP」にしてエンジンキーを抜いてください。

各部の取扱い

シート調整レバー

運転する前にシートの位置を調整してブレーキペダルをしっかりと踏込めるようにします。

1

パーキングブレーキをかけます。

2

シートに座り、シート調整レバーを外側に引きながら、その状態でシートをスライドさせ、ブレーキペダルを踏込める位置にします。

3

シート調整レバーを放すとシート位置がロックされます。

警 告

シートが確実にロックされていることを確認してください。ロックされていないと、作業中にペダルを踏込めずに重大な事故の原因になります。

各部の取扱い

刈高調整レバー

乗用芝刈機を使用する前に、ブレードの高さを芝生に最適な切断位置まで調整してください。

注 意

本機の輸送時には、ブレードの地面からの高さを最大に設定してください。

1

パーキングブレーキをかけ、エンジンスイッチを「STOP」にします。

2

刈高調整レバーは各溝に入れて高さを調整します。(全5段)

3

地面から刃までの高さは最低約25mm、最大約65mmとなります。

各部の取扱い

走行変速レバー

前進後進を行います。

注 意

• ギヤを変更する際は、必ずブレーキを踏込んでから行ってください。
• 走行中にギヤを変更しないでください。故障の原因になります。

1

前進4段、後進1段となります。ニュートラル「N」以外ではエンジンをかけることはできません。

各部の取扱い

刈刃クラッチレバー

ブレードの回転、停止を行います。

警 告

• レバーを手前に倒すと勢いよくブレードが回転しますので、十分ご注意ください。
• レバーを戻しても惰性でブレードは回転していますので十分ご注意ください。
• 作業場までの移動中はブレードを回転させないでください。異物に当たり飛び跳ねしたり、ブレード等が損傷する恐れがあります。

1

移動中はブレードを停止した状態にします。

2

刈込み開始をする際、手前にレバーを引きます。

各部の取扱い

アクセルレバー

エンジンの回転数を変えます。

1

上にすると低速いなり、下に押し下げると高速になります。

各部の取扱い

エンジンスイッチ

エンジンの始動・停止を行います。

1

エンジンキーを挿込みます。「STOP」はエンジンを停止するとき、エンジンキーを抜き差しするときの位置です。

2

「ON」はエンジンをかけずにヘッドライトを点灯(バッテリパック挿入時)させたり、リコイルスターターでエンジンをかける際の位置です。

3

「START」はエンジンをかけるときの位置です。
始動したらエンジンキーから手を放すと自動的に「ON」の位置に戻ります。

各部の取扱い

バッテリ挿入口カバー

専用のリチウムイオンバッテリパックを挿入することで、セルスターターによる始動とライトオンが可能となります。

注 意

芝刈機を使用する前に、バッテリパックは満充電にしてください。

1

バッテリ挿入口カバーを開け、バッテリパックをガイドに沿って挿込みます。

2

奥までしっかり挿込みます。

3

バッテリパックを取出す際は、リリースボタンを押しながら引抜きます。

運転前の準備

運転前の準備

警 告

• エンジンが熱いうちは、給油しないでください。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 燃料を補給するときは必ずエンジンを停止して、屋外の換気の良い場所で行ってください。
• 燃料を給油口いっぱいまで給油しないでください。
• 燃料がこぼれた場合は、直ちに拭取ってください。
• 燃料は、無鉛レギュラーガソリンを使用してください。

注 意

• 燃料給油キャップは確実に閉めてください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
• 古い燃料は絶対に給油しないでください。

運転前の準備

充電の仕方

お買い上げ時には満充電になっていませんので、ご使用前に必ず充電をしてください。

注 意

• 充電時間は、バッテリの状態や温度等により異なります。
• 充電は、室温5~35℃の範囲で行ってください。
• 充電中に、バッテリパックや充電アダプタが温かくなりますが異常ではありません。
• 本機使用後は、速やかに充電を行ってください。
• 長期間(2週間以上)充電せずに放置した場合は、必ず充電をしてからご使用ください。
• 専用の充電アダプタをご使用ください。
• バッテリパックを落下させないよう十分ご注意ください。

1

バッテリパックに充電アダプタのプラグを挿込みます。

2

充電アダプタの電源プラグをコンセントに挿込むランプが「赤」点灯します。
※バッテリパックに、充電アダプタのプラグを接続せずに電源プラグをコンセントに挿込んだ場合は、「緑」ランプが点灯します。

3

充電が完了すると「緑」点灯に変わります。約4.7時間で満充電になります。

運転前の準備

ブレードの点検

燃料・エンジンオイルを給油する前に、ブレードに、割れ、曲がり、磨耗など異常がないか確認します。

1

ブレードを目視で確認します。

2

刃取付ボルトに緩みがないか確認します。

3

緩みがある場合は、17mmのラチェットレンチやインパクトレンチで、時計回りに回して締付けます。(トルク:40±2N・m)(点検・整備の仕方「ブレードの交換」参照)

運転前の準備

燃料の給油

工場出荷時、燃料は入っていません。
下記要領で給油してください。
古い燃料は絶対に使用しないでください。

1

燃料を準備します。

使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
タンク容量 1.8L

2

シートサポートを開けます。

3

燃料給油キャップを開け、液面を見ながら少しずつこぼさないように給油します。

4

給油が終わったら燃料給油キャップをしっかり閉めます。

運転前の準備

エンジンオイルの給油

工場出荷時、エンジンオイルは入っていますが、量は必ずご確認ください。

1

エンジンオイルを準備します。

推奨オイル 4ストロークガソリンエンジン専用
100%化学合成油
SAE10W-30
オイル容量 約0.5L

2

本体を水平な場所に移動させます。

3

オイル給油キャップを取外し、オイルゲージを布などで拭取ります。

注 意

• エンジンテストを行っているため、多少オイルが残っている場合があります。オイルゲージを確認しながら少しずつ給油してください。
• エンジンオイルを入れ過ぎると、エンジンはかかりにくくなります。

4

付属の漏斗を使いエンジンオイルを少しずつ給油します。

5

オイル給油キャップを一旦締付け、再度外します。

6

オイルが、オイルゲージのオイル量範囲(中央)になるよう、手順3〜5を繰り返します。

7

適正量になったら、オイル給油キャップを確実に閉めてください。

運転前の準備

各部の緩みやガタツキの点検

各部の緩みやガタツキがないか点検します。
ボルト、ナット等の緩みであれば、締付けます。
不具合の箇所が分からない場合は、お買い求めの販売店にご相談ください。

運転操作の仕方

運転操作の仕方

警 告

• 燃料の臭いがする場合、運転しないでください。爆発の危険があります。
• エンジンの排気ガスには人体に有毒な成分が含まれています。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に強い毒性があり、吸入すると死亡の恐れがあります。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 運転中に回転部及び可動部に手や足及び衣類を絶対に近づけないでください。触れると巻込まれ重大な事故の恐れがあります。
• エンジン始動後、異常を感じたり、予測される場合はすぐにエンジンを停止してください。
• 本機から離れるときは必ずエンジンを停止してください。
• 周囲の動植物等にも排気ガスが当たらないように注意をしてください。

注 意

エンジンを始動するときは、周囲に人や動物がいないことを確認してください。

運転操作の仕方

エンジンのかけ方

警 告

エンジンをかける前に必ずブレードに、割れ、曲がり、磨耗などの異常、緩みがないか確認します。
そのまま使用しますと、ブレードが飛び出すなど重大な事故や故障の原因になります。

燃料、エンジンオイルを給油後に操作をしてください。

1

満充電にしたバッテリパックを挿入します。

2

深くシートに着座します。

3

走行変速レバーをニュートラル「N」の位置にします。

4

刈刃クラッチレバーを停止「0」の位置にします。
刈高調整レバーは高い位置にします。

5

アクセルレバーを中間の位置にします。

6

エンジンキーを「ON」にし、「START」まで回し、始動したら直ぐに放します。
6秒以内でエンジンがかからないときは、少し時間をおいてから再始動してください。

注 意

エンジンキーは連続で回さないでください。故障の原因になります。

7

アクセルレバーを上「低速」に動かし、暖機運転を数分行います。異常音、振動などが無いことを確認してください。

8

暖機運転後アクセルレバーを下「高速」に動かし、移動、芝刈り・草刈り作業を行います。

運転操作の仕方

エンジンの止め方

1

エンジンスイッチを「STOP」まで回すと停止します。

2

シートから離れるとエンジンは停止します。

ワンポイント

シートサポートを開けると、安全装置があります。
この安全装置が押される(座る)ことでエンジンがかかり、離れる(立ち上がる)ことで安全装置が働き、エンジンが止まる仕組みです。

運転操作の仕方

リコイルによるエンジンのかけ方

注 意

バッテリパックが消耗するとエンジンキーによる始動ができなくなります。その場合は、リコイルスターターによる始動を行ってください。

1

走行変速レバーを「N」の位置にします。

2

刈刃クラッチレバーを停止「0」の位置にします。
刈高調整レバーは高い位置にします。

3

アクセルレバーを中間の位置にします。

4

ブレーキペダルを踏込み、パーキングブレーキペダルを踏込みます。

5

ブレーキペダルを放すとパーキングブレーキがかかります。

6

エンジンキーを「ON」の位置にします。

7

シートから立ち上がり降り、シートサポートを開けます。

8

リコイルスターターを真っ直ぐに引きます。

注 意

• リコイルスターターロープを最後まで引出さないでください。
• 一度に6回以上は引張らないでください。
• 引いたリコイルスターターは途中で放さずに、ゆっくり戻してください。

9

エンジンがかかったら、アクセルレバーを上「低速」に動かし、暖機運転を数分行います。異常音、振動などが無いことを確認してください。

10

シートサポートをもとに戻します。

11

深くシートに着座します。

12

暖機運転後アクセルレバーを下「高速」に動かし、移動、芝刈り・草刈り作業を行います。

運転操作の仕方

エンジン始動とパーキングブレーキの関係

作業の仕方

作業の仕方

警 告

• 身体の調子が悪い時、判断力に影響するような酒類、薬物を服用して使用しないでください。
• 動作中に回転部分に顔や手足を近づけないでください。
• ご使用時は、使用者から12m以内は危険です、人や動物が入らないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くないときは使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物を吸い込んだ場合には、速やかにエンジンを停止し、回転部が完全に停止してから異物を除去し、異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 髪の毛、衣服等を回転部分に近づけないでください。
• 適切な時期に休憩をとってください。
• 本機から離れるときは、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止して運搬してください。
• 長袖、長ズボンを着用し、すべりにくい靴、手袋、保護メガネ、防塵マスクなどの作業に適した服装を心掛けてください。
• 長い髪は束ねて帽子などでカバーしてください。

作業の仕方

芝刈り・草刈り作業

上手な芝刈りの仕方

■徐々に刈高を下げる
日をおいて徐々に刈高を低くすることで、芝生を傷めずにきれいに刈れます。また、芝刈機にも負荷をかけません。その際、毎回刈る方向を変えて重ね刈りすることできれいになります。

■刈るスピードはゆっくり
速すぎるときれいに刈れません。また、詰まりやすくなります。

■濡れた芝生・草は刈らない
濡れた芝生・草は刈れません。乾いてから芝生・草を刈ってください。濡れた芝生・草を刈ると刈刃ハウジングや排出チューブ等の内側に張り付き、詰まります。

注 意

• 本機を刈られていない背の高い草に無理に押し込まないでください。破損の原因になります。
• 石、針金や紐類は取除いてください。
• 石やレンガの壁、縁石、樹木に本機を当てると、破損する恐れがあります。
• バックで芝・草を刈らないでください。

1

ハンドルの位置が真っ直ぐになっているか確認します。

注 意

ハンドルを切った状態で発進しないでください。
タイヤ、車軸、本体に負荷がかかり破損の原因になります。

2

深くしっかりシートに着座し、安全のためブレーキペダルを踏みながらエンジンを始動します。(エンジンのかけ方は運転操作の仕方「エンジンのかけ方」参照)

3

刈高調整レバーで刈取りたい高さより高い位置に調整します。

4

アクセルレバーを「高速」の位置に合わせます。

5

走行変速レバーを「1速」にします。

注 意

• ギヤを変更する際は、必ずブレーキを踏込んでから行ってください。
• 走行中にギヤを変更しないでください。故障の原因になります。

6

刈刃クラッチレバーをゆっくり回転「1」の位置にします。

7

ゆっくりブレーキペダルを放します。急に放すと「ガクッ!」となります。

8

芝刈り・草刈り作業を行います。

注 意

• エンジン音が途中で変わったら芝が詰まっている可能性があります。一旦エンジンを切り確認をしてください。
• 作業中、急に本体下の方から「キュルキュル」という音や白煙が出たらすぐにエンジンを停止してください。芝や草が詰まり、ベルトに負荷がかかっていますので、速やかに詰まりを取除いてください。

9

走行速度を変更する場合は、ブレーキペダルを踏み停止後に行います。
芝刈り・草刈り作業に適した速度は「1速」「2速」です。「3速」「4速」は移動時に使用します。

作業の仕方

傾斜面での芝刈り・草刈り

警 告

• 10°を超える傾斜の坂の上で、芝を刈らないでください。また、10°以下でも起伏の多いところ、不安定なところでは使用しないでください。転倒の危険があります。
• 傾斜面では、止まったり、走行速度を変えたりしないでください。転倒の恐れがあります。

1

落下する可能性のある穴、わだち、岩、他の隠れた物体を確認します。 岩や木の幹など、すべての障害物を取除くか避けてください。

2

アクセルレバーを「高速」の位置に合わせます。

3

傾斜面では、走行変速レバーを「1速」にします。

作業の仕方

起伏の多いところでの芝刈り

1

起伏の多いところでの草刈り作業は、ハンドルをしっかり握り、足元に十分注意して作業を行ってください。

警 告

転倒や落下に十分ご注意ください。

作業の仕方

刈込み中に減速、停止したら

刈込み速度が速すぎて刈込みが追いつかない、異物や蔓の絡まり、集草袋の満杯が考えられます。

1

刈込み速度が速すぎると、処理が追いつかずに詰まりやすくなります。減速を感じたら、一旦バックし、「1速」か「2速」にし回転が安定したらまた前進をすると解消する場合があります。

2

異物や蔓が絡まっていたら、エンジンを切り、異物や蔓を取除きます。

3

集草袋がいっぱいになっている可能性があります。
こまめに捨てるようにしてください。

注 意

つまりを放置し使用をし続けると故障の原因になります。

作業の仕方

刈取りパターン

広い場所での芝刈り・草刈りは、右回りに1~2周した後、中心に向かって左回りに刈り作業を行います。

作業の仕方

芝・草の処理について

注 意

濡れている芝・草、雨上がりの芝・草を刈ると、チューブ内や刈刃ハウジング内に芝・草が張り付き、詰まりやベルトの破損の原因になります。

1

集草袋に芝がいっぱいになる前にこまめに捨ててください。(HG-M224RGBのみ)
集草袋がいっぱいになってもそのまま作業を続けると、排出チューブ内が詰まり、チューブを取外さないと取除けなくなります。

2

集草袋ハンドルを持ち上げることで、芝や草を排出することができるので、こまめに捨ててください。(HG-M224RGBのみ)

3

横排出の場合は勢いが落ちたり、音に変化があったらエンジンを停止し詰まりを確認してください。

作業の仕方

作業の終了

1

エンジンを停止します。

2

刈高調整レバーの刈高を「6」にします。

3

詰まった芝・草はそのまま放置しないで必ず毎回取除いてください。次回運転時にベルト負荷がかかり破損したり、摩擦で発火し火災の原因になります。

警 告

• 車両に堆積した草等はきれいに取除いてください。火災の原因になります。
• エンジンの空気吸入口に草などが堆積するとオーバーヒートや熱による車体の異常が発生する可能性があります。作業後には必ずエンジンの空気吸入口を点検し、草などが堆積している場合は取除いてください。

注 意

• 水洗いは、絶対に行わないでください。故障の原因になります。
• プラスチック製部品やハンドルの清掃には、強力な洗剤や溶剤を使用しないでください。
• アルコール類・シンナー・ベンジンなどは使用しないでください。故障・破損の原因になります。

4

ベルトの切れによる作業の中断を回避するため、作業後はベルトの点検を行ってください。(ベルトの点検方法は点検・整備の仕方「オーガベルトの点検・交換」参照)

作業の仕方

お手入れ

作業終了後は、お手入れをお願いします。

注 意

• 本機のエンジン周りに水をかけないでください。故障の原因になります。
• プラスチック製部品やハンドルの清掃には、強力な洗剤や溶剤を使用しないでください。
• アルコール類・シンナー・ベンジンなどは使用しないでください。故障・破損の原因になります。

1

ホース接続口に水道ホースを接続することができます。
コネクタが本機に合わない場合があります。その場合は、直接ホース(内径15mm)を接続してください。

2

蛇口をひねり水を出したら、エンジンを始動し、ブレードを回転させ、刈刃ハウジング内を洗浄します。(水圧ですべての汚れが除去できるわけではありません。)

3

洗浄後は可能な限り水分を取除き、ブレード周りには潤滑剤を塗布してください。

4

集草袋や特にエンジン周りに付いた芝やホコリなどをきれいに取除きます。

注 意

エンジン周りの芝を除去しないと火事の原因になります。

5

本体が汚れた場合は、薄めた中性洗剤を使用して水拭きしてください。その後、乾いた布で水分が残らないように拭き取ります。

6

可動部に潤滑油やグリスを塗布します。

7

次回気持ちよく使用できるように毎回お手入れをしてください。

作業の仕方

運搬、輸送について

警 告

• 運搬時は必ずエンジンを停止してください。
• 運搬する場合は、燃料漏れによる火災を防止するため、燃料タンクからガソリンを抜き取ってください。(点検・整備の仕方「燃料の抜き方」参照)
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 本機を吊っての積込み、積降ろしは、フレームの変形や破損の原因、転落等で大変危険です。絶対に行わないでください。トラック等への積み込み・積み降ろしは、ラダーをご使用ください。
• 運搬は2人以上で行ってください。

注 意

• 運搬中に本体が動かないように、ロープなどでしっかり固定してください。
• 本体を水平になるように保持してください。
• バッテリ切れや故障などで自走出来ない場合は、ハンドルをしっかり握りゆっくり行ってください。

移動をする際は、必ず刈高調整レバーを一番高くし、刈刃クラッチレバーを「0」の位置にしてください。

作業の仕方

トラックへの積み込み・積み降ろし

本機の積み込み・積み降ろしは、平坦な場所で行ってください。
また、バッテリ残量が十分あることを確認してください。

1

トラック積載用ブリッジ(ラダー)は本機の重量+作業者の体重に耐えられる物を使用してください。

2

安全のため、ラダーの傾斜角度が15度以下になるようにします。

L: ラダーの長さ 2.5m 3.1m 3.5m
H: ラダーまでの高さ 50㎝ 60㎝ 70㎝

3

刈高調整レバーを高い位置に上げます。

4

本機をゆっくり前進させ、ラダーから荷台に乗せます。

5

本機が荷台に乗ったら、走行変速レバーをニューラル「N」にし、エンジンを切り、エンジンキーを抜きます。

6

ブレーキペダルを踏み込みながら、パーキングブレーキペダルを踏み込みます。

警 告

ラダーから踏み外したり、つまづいたりした場合、本機が作業者に覆いかぶさってくることがあり、大変危険です。十分ご注意ください。

注 意

ラダーの途中で本機を停止させないでください。
万が一停止した場合は、ハンドルをしっかり握り、ラダーから踏み外さないよう慎重にゆっくり降りて、平坦な場所で再スタートをしてください。

7

積み降ろしの場合は、本機を後進させ、荷台からラダーに移動しゆっくり降ろして行きます。

点検・整備の仕方

点検・整備の仕方

警 告

• 作業場の清潔、安全を常に確保してください。足を引っかける一切の障害物を撤去してください。
• 作業場には必ず清潔、安全を守ってください。ガラスや木材、燃料など燃えやすい物は必ず離して保管してください。
• 点検整備をするときは、必ずエンジンを停止してから行ってください。
• 作業中にエンジンを始動するようなことは絶対にやめてください。また周囲に子供や動物が近づかないよう配慮をお願いします。
• 本体は水平な場所に設置し、作業を行ってください。
• 作業は、十分な採光のもとで作業してください。
• 排気ガスには十分に注意し、換気の良い場所で行ってください。
• 火気を近づけないでください。
• 作業には工具を使用することがあります。必ず用途やサイズの合ったものを使用し自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
• 点検整備後は、すべての部品を確実に取付けたことを確認してください。
• メンテナンス終了後は汚れが付着しない場所かカバーなどをかぶせて保管ください。
対象部品 点検項目 運転前の点検 初回の1ヶ月後または20時間運転後 3ヶ月毎または50時間運転毎 6ヶ月毎または100時間運転毎 1年毎または300時間運転毎 掲載ページ
燃料 ガソリン量、漏れ 運転前の準備「燃料の給油」
エンジンオイル オイル量 運転前の準備「エンジンオイルの給油」
交換 点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」
エアクリーナー 清掃 点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃」
交換 点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃」
点火プラグ 清掃 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・整備」
交換 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・整備」
刃・刃取付ナット 欠け、摩耗、破損、緩み 点検・整備の仕方「ブレードの交換」

点検・整備の仕方

燃料の抜き方

警 告

• 燃料タンクキャップはしっかり閉めてください。ガソリンが漏れると引火の危険があります。
• こぼれたガソリンは布などで、直ちに拭取ってください。

長期間使用しない場合は、必ず燃料を抜いてください。
燃料は劣化します。

1

燃料を入れる容器を準備します。

2

燃料タンクのキャップを取外し、タンク内の燃料を手動のポンプ等で抜きます。

3

すべての燃料は抜けきらないので、ガス欠になるまでエンジンをかけてください。

4

燃料を抜き終わったら、燃料キャップを必ずしっかり閉めてください。

5

抜き取った燃料は、長期保管をしないでください。
燃料は劣化します。

点検・整備の仕方

エンジンオイルの交換

エンジンオイルは、初回20時間、 以降50時間毎に行ってください。

1

市販のオイルチェンジャー、廃油受け、エンジンオイルを準備します。

推奨オイル 4ストロークガソリンエンジン専用
100%化学合成油 SAE10W-30
オイル容量 約0.5L

2

本機を水平な場所で水平な状態にし、本体の下に廃油受けを置きます。

3

オイル給油キャップを取外し、オイルチェンジャーでオイルを抜きます。(すべてのオイルは抜けきれません。)

4

付属の漏斗を使いエンジンオイルを少しずつ給油します。

5

オイル給油キャップを一旦締付け、再度外します。

6

オイルが、オイルゲージのオイル量範囲(中央)になるよう、手順3〜5を繰り返します。

7

適正量になったら、オイル給油キャップを確実に閉めてください。

点検・整備の仕方

エアクリーナーの清掃

エアフィルタの汚れを点検し、汚れている場合は清掃をします。

1

エアクリーナーカバーのツマミを手前に引き、取外します。

2

エアフィルタの汚れをエアブロアー等で吹き飛ばします。
汚れが落ちない場合はエアフィルタの交換が必要になります。

3

取外しと逆の手順で取付けます。

点検・整備の仕方

点火プラグの点検・整備

点火プラグを取外し、電極の点検・清掃を行います。
※エンジンが冷えている状態で行ってください。

交換時期 1年毎または300時間運転毎
適応点火プラグ BPR7ES(NGK)

■使用工具:プラグレンチ(付属)、ワイヤブラシ

1

シートサポートを開け、点火プラグキャップを持って引抜きます。※コードを持って引抜かないでください。

2

本体横から手を入れ、点火プラグをプラグレンチで取外します。振動で外れないよう硬めになっています。(反時計回り)

3

点火プラグの汚れ等をウエス等で拭き取り、電極部をワイヤブラシで清掃します。

4

プラグキャップにプラグを確実にはめ、プラグ先端を金属部に当てます。
※手袋着用で行ってください。

5

パーキングブレーキをかけ、エンジンキーを「ON」の位置にします。

6

リコイルスターターを引きます。この時プラグ先端から火花が出れば正常です。

7

火花が出ない場合は、点火プラグの交換となります。

8

取外しと逆の手順で取付けます。
※点火プラグは、点火プラグキャップにしっかりはめてください。はめ込みがあまいと点火しません。

点検・整備の仕方

ブレードの交換

破損、摩耗したブレードの交換を行います。
作業は、2名以上で行うことをおすすめします。
エンジンは必ず切って行ってください。
■使用工具:17mmラチェットレンチ等

警 告

ブレードの取扱は、手袋着用の上、行ってください。

注 意

ブレードを含む交換時に必要な部品等は、メーカー純正品をご使用ください。
メーカー純正品以外の使用による故障・事故については保証の対象外となります。

1

燃料、エンジンオイルを抜きます。

2

走行変速レバーを「N」以外に入れます。

3

刈高調整レバーの刈高を「5」にします。

4

本機を台に乗せます。動かないように必ず固定します。

警 告

• 台はしっかりしたものを使用してください。
• 脱輪しないよう十分ご注意ください。
• 頭を本体下に入れないでください。
• 1人で作業を行わないでください。
• ブレードの取外し・取付の際、力がかかりますので、本体が動かないようにもう1人の方が補助をしてください。

5

パーキングブレーキをかけます。(各部の取扱い「パーキングブレーキ」参照)

6

ブレードを目視で確認します。不具合がある場合は、ブレードの交換作業を行います。

7

17mmのラチェットレンチ等で反時計回りで刃取付ボルト、ワッシャ、ブレードを取外します。その際、横排出カバーを開け、片手をその穴から通すとブレードを握りやすくなります。

8

ブレードガイドの突起部分が摩耗したり破損していないか確認をします。不具合がある場合はブレードと同時に交換をしてください。

9

新しいブレードを用意します。

10

ガイドを取付ける際は、ガイドのキーブロックを軸の溝に入れます。

11

ブレードをブレードガイドにはめ、ワッシャを通した刃取付ボルトを取付け、17mmのラチェットレンチやインパクトレンチで、時計回りに回して締付けます。(トルク:12.5N・m)

警 告

ブレードの取付けが不十分だと、作業中に外れ飛び出し重大な事故の恐れがあります。取付けは確実に行ってください。

点検・整備の仕方

オーガベルトの点検・交換

ベルトは消耗品です。切れによる作業の中断を回避するため、作業後はベルトの点検を行ってください。
トラブルを未然に防ぐためには点検が有効です。
■使用工具:5mm六角レンチ、10mmスパナ

1

ベルトカバーの3ヵ所の六角ボルトを六角レンチで取外します。

2

前側の金属カバーの2ヵ所のボルトを10mmのスパナで取外します。

3

奥の2ヵ所のローラーを持上げ、ベルトを取外します。

4

4ヵ所の暴れ防止棒を10mmのスパナで取外します。

5

オーガベルトを取外します。

6

新しいオーガベルトを用意し、取外しの逆の手順で取付けます。

点検・整備の仕方

走行ベルトの点検・交換

ベルトは消耗品です。切れによる作業の中断を回避するため、作業後はベルトの点検を行ってください。
トラブルを未然に防ぐためには点検が有効です。
■使用工具:10mmスパナ

1

オーガベルトを取外します。

2

オーガーワイヤの固定ナットを緩め、ワイヤを取外します。

3

刈刃ハウジングを固定しているスナップピンの3ヵ所を取外します。

4

後方の暴れ防止棒を10mmのスパナで取外します。

5

インパクトレンチでプーリーのボルト、ワッシャを取外し、2ヵ所のローラーを持上げ、ベルトを取外します。

6

後ろの金属カバーを取外し、プーリーのスナップリングをスナップリングプライヤーで取外します。

7

プーリーとベルトを取外します。

8

前方からベルトを抜取ります。

9

新しい走行ベルトを用意し、取外しの逆の手順で取付けます。

10

走行ベルト取付けが完了したら、オーガベルトを取付けます。

点検・整備の仕方

タイヤの点検

本機には、以下に示すタイヤサイズとチューブレスタイヤを採用しています。空気圧を正しく維持しないと、本機の動作と安定性に問題が生じます。

フロント リヤ
サイズ 10×4.00-4 13×5.00-6
空気圧 150kPa(1.53kgf/cm²) 180kPa(1.84kgf/cm²)

警 告

• 空気を入れている間、タイヤの空気圧を注意深くチェックしてください。空気が多すぎると、タイヤが破裂し、重傷を負う可能性があります。
• 空気が少なすぎると、タイヤがホイールリムから外れる可能性があります。

注 意

不適切な空気圧は、ハンドリング、ステアリング応答、トラクション、タイヤ寿命および操縦者の快適性に影響を与えます。

1

使用前にすべてのタイヤの空気圧を確認してください。(タイヤが冷えているときに測定)

2

空気圧が不足している場合は、空気を充填してください。(タイヤが冷えているときに充填)

点検・整備の仕方

タイヤの交換

タイヤが摩耗すると、草刈機のトラクションが低下し、事故の可能性が高 くなります。
トレッドの深さが無くなったり、またはタイヤに損傷がある場合)にタイヤを交換する必要があります。

1

車体下に材木などをいれ、タイヤが空回りする程度にします。

2

フロントタイヤは、21mmのレンチでナットを反時計回りで取外します。
リヤタイヤは、10mmのレンチでナットを反時計回りで取外します。

3

取外しと逆の手順で取付けます。

長期間使用しない時

本機を長期に渡り使用しないときは、次のお手入れを行ってください。

1

保管するときは、平坦で堅い地面に水平に置きタイヤ止めをしてください。

2

燃料タンクの燃料を抜きます。

3

エンジンをかけ、燃料切れで停止するまで回し、キャブレター内の燃料を使い切ります。

4

各部の汚れを落とし、水分が残らないよう、きれいに清掃します。

5

各部のボルト類の破損、腐食、緩みを点検します。

6

防錆、潤滑油を塗布します。

7

点火プラグキャップを取外します。

8

バッテリの配線を取外します。

9

本体にカバーをかけ、湿気の少ない換気の良い場所に保管してください。野ざらしにしないでください。

困ったときの対処法

●エンジンがかからない

症状 原因 対処
エンジンキーで
エンジンがかからない
シートに着座していない しっかり着座する(運転操作の仕方「エンジン始動とパーキングブレーキの関係」参照)
バッテリの消耗 満充電にする
リコイルスターターで
エンジンがかからない
パーキングブレーキをかけていない パーキングブレーキをかけてから再度行
点火プラグに火花が
出ていない
点火プラグ不良 交換(点検・整備の仕方「点火プラグの点検・整備」参照)
点火プラグ・キャップ接続不良 確実に接続
キャブレターに
燃料が来ていない
燃料が入っていない 燃料を入れる(運転前の準備「燃料の給油」参照)
燃料ホースの詰まり、漏れ ホース清掃、交換
燃料タンク錆びまたは、異物混入による詰まり 交換、フィルタ清掃
キャブレターに燃料は
来ているが、エンジン内に
燃料が来ていない
キャブレターの詰まり
(ニードル・バルブ固着)
キャブレター分解掃除
エンジンがかからない オイルの入れすぎ オイル交換(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」参照)
オイルにガソリンが混ざっている オイル交換(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」参照)

●エンジンはかかるが、すぐ停止したり、停止しそうになる

症状 原因 対処
エンジンはかかるが
止まる、止まりそうになる
エアフィルタの汚れ 清掃または交換(点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃」参照)
キャブレター詰まり
(ニードル・バルブ固着)
キャブレター分解掃除
白煙が出る オイルの入れすぎ オイルを抜く(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」参照)
本体を横倒しにしたためオイルがエンジンに入り込んでいる エンジンをしばらくかけると白煙が出なくなる
走行しない 走行(駆動)ベルトの切れ、摩耗 交換(点検・整備の仕方「オーガベルトの点検・交換」参照)

●うまく刈取りができない

症状 原因 対処
芝・草が放出されない バーナイフカバー内、排出口が詰まっている 詰まりを取除く
刃に異物や蔓が絡まっている 異物や蔓を取除く
刃先が極端に摩耗している 新品の刃に交換
芝・草が刈れない 刈高が合っていない 適切な高さに調整
集草袋が目詰まり、いっぱいになっている 清掃
芝・草が濡れている 芝・草が乾いている時に作業
刃が回転しない オーガベルトの切れ、摩耗 交換(点検・整備の仕方「オーガベルトの点検・交換」参照)
刃が回転すると異音 オーガプーリーの破損 交換(点検・整備の仕方「オーガベルトの点検・交換」参照)

●過度の振動

症状 原因 対処

本体が振動する

ブレードのバランスがとれていない 付け直し、解決しない場合はブレードの交換
ブレードの割れ・曲がり・摩耗など ブレードの交換
刃取付ボルトが緩んでいる ボルトを確実に締めなおす

保証内容について

2023.8 現在

本規約は、ハイガー(以下「弊社」とする)を経由して販売させていただいた該当商品に関して保証する内容を明記したものです。
弊社商品には商品保証書等は同梱しておりません。お客様の購入履歴や保証情報は弊社にて管理・保管しておりますのでご安心ください。
返送いただく場合商品を再梱包していただく必要がございますので、梱包材はお捨てにならないようお願いいたします。


1.保証の期間

商品発送日(ご来店引取の場合ご来店日)から1年間といたします。業務用・営業用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。
保証期間を超過しているものについては、保証の対象外となり有償対応となります。
商品発送日より7日以内の初期不良にあたる場合、送料・手数料弊社負担にて対応いたします。


2.保証の適用

・お買い上げいただいた弊社商品を構成する各部品に、材料または製造上の不具合が発生した場合、本規約に従い無料で修理いたします。(以下、この無料修理を「保証修理」とする)往復送料や出張修理を行った場合の出張料は、お客様のご負担となります。
・保証修理は、部品の交換あるいは補修により行います。保証修理で取り外した部品は弊社の所有となります。
・本規約は、第一購入者のみに有効であり、譲渡することはできません。ご購入された年月日、販売店、商品、製造番号の特定ができない場合、保証が受けられない可能性があります。
・本規約の対象となる商品とは、日本国内で使用し故障した商品とします。日本国外に持ち出した時点で保証は無効となります。


3.保証適用外の事項

(1)純正部品あるいは弊社が使用を認めている部品・油脂類以外の使用により生じた不具合
(2)保守整備の不備、保管上の不備により生じた不具合
(3)一般と異なる使用場所や使用方法、また酷使により生じた不具合
(4)取扱説明書と異なる使用方法により生じた不具合
(5)示された出力や時間の限度を超える使用により生じた不具合
(6)弊社が認めていない改造をされたもの
(7)地震、台風、水害等の天災により生じたもの
(8)注意を怠った結果に起きたもの
(9)薬品、雨、雹、氷、石、塩分等による外から受ける要因によるもの
(10)使用で生じる消耗や時間の経過で変化する現象(退色、塗装割れ、傷、腐食、錆、樹脂部品の破損や劣化等)
(11)機能上影響のない感覚的な現象(音、振動、オイルのにじみ等)
(12)弊社または弊社が認めているサービス店以外にて修理をされた商品
(13)使用することで消耗する部品または劣化する部品(ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギヤ・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、クラッチ、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等)
(14)保証修理以外の、調整・清掃・点検・消耗部品交換作業等
(15)商品を使用できなかったことによる損失の補填(休業補償、商業損失の補償、盗難、紛失等)


4.別扱いの保証

部品メーカーが個別に保証している部品については部品メーカーの保証が適用されます。


5.保証修理の受け方

まずはお問い合わせフォームにて弊社へご連絡をください。
またはお近くの修理協力店へご連絡をしてください。
症状・使用状況を伺いし、お手続方法をご案内させていただきます。


6.注意事項

・動作点検を行ってから出荷しておりますので、燃料やオイル、水分が残っていたり、多少の傷や汚れ等が付いている場合があります。
・部品の在庫がない場合、お取り寄せにお時間をいただくことがあります。
・仕様変更などにより同時交換部品が発生する可能性があります。
・仕様変更などによりアッセンブリーでの供給しかできない場合があります。
・生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
・無在庫転売者(送り先が毎回違う購入者)の場合、転売者より購入した商品の場合、保証は無効となります。
また発覚次第転売者への措置を取らせていただきます。


■アフターサービスについて■

1.販売機種が対象となります。※弊社で商品をお買い上げの方に限らせていただいております。
2.生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
3.保証期間(1年間)を過ぎたものは、保証期間内におけるご使用回数に関係なく、すべて有償となります。
4.修理の際の往復の送料はすべてお客様ご負担となります。
5.修理協力店へご依頼の際は、直接修理協力店に修理代をお支払いください。

お客様ご相談窓口

故障部品をお客様で交換される場合

弊社にメールにてご連絡頂くかお近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。

故障部品を弊社で修理する場合

弊社にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。


修理依頼されるときは、メールにて下記事項をご連絡ください。
・ご注文番号・商品名・商品の型番・故障の状況・購入サイト・購入年月日・お名前・ご住所・電話番号

故障部品を修理協力店で修理する場合

お近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。
遠方の場合の出張修理や引取り修理は、別途料金が発生致します。
■保証適用について■
まず、ご購入された店舗にご連絡をしてください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。
・本商品が対象となります。
※ただし、以下の場合は保証適用外となります。
・お客様のメンテナンス・確認不足等によるもの。
・人為的による破損等。
・運送会社など、第三者により生じた支障。
・弊社が故意・過失・他、正常のご使用に反して生じたと判断する全ての支障。

■初期不良について■
・初期不良期間は、ご使用回数に関係なく商品発送日より7日以内とさせていただきます。
・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※無償修理又は無償交換のいずれかを弊社判断にて、ご対応させていただきます。
・修理協力店にご依頼の際は、修理工賃・部品代・送料は当社が負担させていただきます。

■消耗品について■
・消耗品につきましては、初期不良以外はすべて有償となります。

■保証期間について■
◎詳細は「保証内容について」ページをご確認ください。
・商品が出荷された日・お渡し(ご来店時)から1年間となります。業務用として使用される場合、保証期間は6ヶ月といたします。

修理、部品に関するご相談

修理依頼される時は、下記を事項ご連絡ください。
①ご注文番号

②商品名
③商品の型番
④故障の状況
⑤購入サイト、年月日
⑥お名前
⑦ご住所
⑧電話番号

修理、使い方などのご連絡窓口

お手数ですが、今一度本取扱説明書を熟読し、弊社のサイトや動画等を見ていただき、問題が解決しない場合は、下記までお問い合わせください。

修理やご相談は本社カスタマー・サポート・センターまでお願い致します。
受付は年中無休ですが、メールのご返信は平日のみとなります。
また、内容によってはお調べするのに数日要する場合があります。
ご了承ください。
本社カスタマー・サポート・センター▶https://haige.jp/c/

修理協力店

修理店により修理対応機械が異なりますので、最新情報は下記サイトをご覧ください。

本店サイト▶
https://www.haigeshop.net/html/page3.html

楽天サイト▶
https://www.rakuten.ne.jp/gold/haige/support/repair/shop/

ヤフーサイト▶
https://shopping.geocities.jp/haige/after.html

カスタマー・サポート

「製品のお困り事」は、カスタマー・サポート・センターへ。

「製品が利用できない」、「故障かな?」、「修理をしたい」、「パーツを購入したい」など、下記カスタマー・サポート・センターへ、お問い合わせください。


カスタマー・サポート・ センターお問い合わせ窓口▶
https://haige.jp/c/