コンクリートカッター
HG-Q350/HG-Q480
取扱説明書
コンクリートカッター
HG-Q350/HG-Q480
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HG-Q350では以下の工具をご用意ください。 ★アクセルレバーの取付け (10mmスパナ/ プラスドライバー各1本) ★ブレードの取付け(17mmスパナ1本) ★ Vベルト交換(12/16mmスパナ各1本、13mmメガネレンチ、6mm六角レンチ1本) ★燃料抜き(10mmメガネレンチ1本) |
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HG-Q480では以下の工具をご用意ください。 ★ブレードの取付け(17mmスパナ1本) ★ Vベルト交換(12/13mm各1本、16mmスパナ2本) ★燃料抜き(10mmスパナ1本) ★切削作業時の切り下げ深度計調整(16mmスパナ1本) |
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★ご使用前に、必ず取扱説明書をお読みになり、内容を理解してからご使用ください。

はじめに
このたびはお買い上げいただき誠にありがとうございます。
安全に正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みください。
誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。この取扱説明書を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。
安全上のご注意
※お使いになる人や他人への危害・財産への損害を未然に防ぐため、必ずお守りいただくことを説明しています。
●表示と意味をよく理解してから、本文をお読みください。
●お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ることができる所に、必ず保管してください。
●すべて安全に関する内容です、必ずお守りください。
■表示内容を無視して、誤った使い方をしたときにおよぼす危害や損害の程度を次の表示で区分し、説明しています。
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この表示の欄は、「死亡または重症を負う恐れがある」内容です。 |
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この表示の欄は、「軽症、物的損害、故障が生じる恐れがある」内容です。 |
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■お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。
| このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。 |
| このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 |
製品を長くご愛顧いただくために
取扱説明書に従った正しい取扱や定期点検、保守を行ってください。注意事項に従わず何らかの損害・故障が発生した場合、保証の対象外となりますのでご注意ください。
安全事項
誤った使い方をされますと重大な事故につながる恐れがあります。下記を熟読しご理解してからご使用ください。また、各ページの警告・注意事項も飛ばさず、必ずお読みください。
コンクリートカッターに係る安全事項
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• エンジンの排気ガスには人体に有毒な成分が含まれています。特に一酸化炭素は無色無臭で非常に強い毒性があり、吸入すると死亡の恐れがあります。
• エンジンが熱いうちは、給油しないでください。
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時、喫煙など火気を発生させないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• 回転している部分の近くに手または足を入れないでください。
• エンジンの運転中や運転停止直後はエンジン本体やマフラー部が熱くなっていますので、手・身体などを触れないでください。やけどをする恐れがあります。
• 改造、分解は絶対に行わないでください。安全性・信頼性が低下したり故障の原因になります。また、当社の保証サービスは一切受けられなくなります。
• 指定された用途以外には使用しないでください。
• 正しい操作を知らない人、子供、妊娠中の方には操作をさせないでください。
• 未成年者の単独使用は禁止です。監督下で作業してください。
• 操作の仕方がよく分からない成年者の独自の使用はご遠慮ください。
• 使用中は、点火プラグキャップ部や高圧コードに触れないでください。感電の恐れがあります。
• 運転中に回転部及び可動部に手や足及び衣類を絶対に近付けないでください。触れると巻き込まれ重大な事故の恐れがあります。
• 周囲の動植物等にも排気ガスが当たらないように注意をしてください。
• 改造しないでください。思わぬ事故につながる恐れがあります。
• 本機を密閉された場所に燃料を入れたまま放置しないでください。燃料が蒸発し、爆発の危険があります。
• 給油は、必ずエンジンを停止し十分冷えた後に行ってください。また、付近にタバコ等の火気の無いことを確認してください。燃料は非常に引火しやすく、気化した燃料は爆発の危険があります。
• 給油中にこぼれた燃料はきれいに拭きとってください。燃料を拭いた布等は、火災に注意して処分してください。
• 燃料を衣服にこぼした場合、直ちに衣服を着替えてください。衣服へ引火する危険があります。
• 給油は、換気の良い所で行ってください。燃料蒸気が蓄積し火災の恐れがあります。
• 給油は、身体に帯電した静電気を除去してから行ってください。静電気火花によって引火の恐れがあります。
• 給油時、燃料タンクの給油限界位置を超えないようにしてください。温度上昇によって燃料が膨張し、漏れることがあります。
• 燃料タンクキャップは確実に閉めてください。運転中にこぼれると火災の恐れがあります。
• 運転前に燃料漏れがないか点検・確認してください。火災の恐れがあります。
• 点火源となるような機器の近くに保管しないでください。燃料蒸気へ引火する恐れがあります。
• 使用中に異常音、異常振動があったときは、直ちに使用を中止し、点検、修理を行ってください。
• ご使用前にこの説明書をお読みになり取扱の注意事項をよく理解したうえでご使用ください。
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コンクリートカッターに係る重要事項
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• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
• 部品交換は、純正部品を使用してください。
• 本機をご使用になる前に、エンジンの始動、停止の仕方を覚えてください。
• 定期点検整備を行ってください。
• 子供の手の届かない安全な場所に保管してください。
コンクリートカッターの作業に係る安全事項
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• 動作中に回転部分に手足を近づけないでください。
• ご使用時は、人や動物が近づかないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くない時は使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 室内、トンネル内、深い溝内など換気の悪い場所では使用しないでください。
• 火気の近くで運転をしないでください。
• エンジンをかけたまま本機から離れないでください。
• 本機から離れる時は、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 持ち運ぶ時は、エンジンを停止し、燃料タンクから燃料を抜取ってください。
• 作業中は、回転部分に足が近づかないよう十分ご注意ください。ブレードに足が当たり、大怪我をする恐れがあります。
• ブレードカバー、ベルトカバーは、必ず取付けてご使用ください。
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• 長い髪は束ねて帽子、ヘルメットでカバーしてください。
• シートカバーなどは機械が十分冷めてからかけてください。
• 毎回作業前に各部のネジ等の締付け具合を点検してください。振動でネジ等が緩み、思わぬ事故の原因になります。
• 常に足場に注意し、本機のバランスを保てる無理のない安定した姿勢で作業を行ってください。
• 本機を長時間保管する時は、取扱説明書にしたがって保管してください。
主要諸元
| モデル名 | HG-Q350 | HG-Q480 |
|---|---|---|
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| エンジン馬力 | DUCAR212/6.5HP | DUCAR420/15HP |
| 型式 | 空冷4 ストロークエンジン | |
| 排気量 | 212㎤ | 420㎤ |
| パワー | 4.8kW | 11kW |
| 燃料/タンク容量 | 3.6L | 6.5L |
| エンジンオイル/容量 | SAE10W-30/0.6L | SAE10W-30/1.1L |
| 駆動方式 | 手押し式 | |
| 始動方式 | リコイルスターター | |
| ブレード直径 | 350mm(300mm) ※ 1 |
450mm(350mm/ 400mm/500mm) ※ 1 |
| ブレード軸径 | 27mm | |
| ブレード回転速度 | 3150min-1(rpm) | 2900min-1(rpm) |
| 最大切削深さ | 80mm | 150mm |
| ブレード冷却方法 | 重力注水式 | |
| 水タンク容量 | 16L | 29L |
| 点火プラグ | BPR7ES(NGK) | |
| 重量 | 79kg | 105kg |
| 本体サイズ (幅×奥行×高さ) |
520×1200×910mm | 600×1300×970mm |
| 本体サイズ (切削ガイド拡張時) |
520×1700×910mm | 600×1700×970mm |
◎弊社は、顧客満足度100%を目指し、日々製品(部品やカラーも含め)の改良を行っています。そのため、予告なく仕様を変更する場合があります。
また、取扱説明書に最新情報が反映されない場合があります。ぜひご理解・ご了承ください。
取扱説明書内で説明している本体の画像は、HG-Q350とHG-Q480で併記しておりますが、両機種の形状にほぼ違いが無い所の画像は、HG-Q350の画像で説明しております。
※ 1( )内の数値は、取付可能ブレードサイズです。また数値は、若干の誤差がある場合があります。
各部の名称(HG-Q350)

①ハンドル
②昇降ハンドル
③マフラー
④エンジン
⑤エンジンオイル給油キャップ
⑥ベルトカバー
⑦切削ガイド
⑧燃料タンク
⑨燃料タンクキャップ
⑩キャリーハンドル
⑪水タンク
⑫エンジンスイッチ
⑬エンジンオイル給油キャップ(オイルゲージ付き)

①散水コック
②リコイルスターター
③ブレードカバー
④ブレード
⑤車輪
⑥車輪ロックノブ
⑦エアクリーナー
⑧ロックバー
⑨エンジンスイッチ
⑩アクセルレバー
⑪燃料コック
⑫チョークレバー
⑬アクセルレバー
各部の名称(HG-Q480)

①アクセルレバー
②ハンドル
③緊急停止ボタン
④マフラー
⑤エンジン
⑥エンジンオイル給油キャップ
⑦ベルトカバー
⑧燃料タンク
⑨燃料タンクキャップ
⑩エンジンオイル給油キャップ(オイルゲージ付き)
⑪エンジンスイッチ

①切削ガイド
②キャリーハンドル
③ブレードカバー
④ブレード
⑤車輪
⑥リコイルスターター
⑦散水コック
⑧水タンク
⑨エアクリーナー
⑩ロックバー ※ HG-Q350と同じ仕様になります。
⑪昇降ハンドル
⑫燃料コック
⑬チョークレバー
⑭アクセルレバー
梱包部品一覧(HG-Q350)
1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。
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| A. 本体 | B. ハンドル |
|---|---|
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| C. ブレード 直径:350mm 用途:コンクリート/ アスファルト |
D.32mmスパナ★ |
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| E. 27mmスパナ★ | F. プラグレンチ★ |
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G. エアフィルタ(予備)★
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H. ベルト(予備)★
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| I. ブローバイホース(予備)★ | |
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★印はサービス品です。予告なく同梱終了になる場合があります。ご了承ください。
※製造時期により部品の形状、内容物が変更になる場合や本体に取付済みの場合があります。
梱包部品一覧(HG-Q480)
1. ユニットとすべてのアクセサリを慎重に箱から取出し、全てのユニット・アクセサリに不足・問題がないことを確認してください。
2. 製品を注意深く点検し、輸送中の損傷がないことを確認してください。万が一損傷が見受けられた場合は、運送会社に1週間以内に連絡をしてください。
3. 梱包材を慎重に検査し、使用する前に廃棄しないでください。不足している場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。
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| A. 本体 | B. ブレード 直径:450mm 用途:コンクリート/ アスファルト |
|---|---|
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| C.34mmスパナ★ 本体に格納 |
D. 27mmスパナ★ 本体に格納 |
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| E. プラグレンチ★ | F. ブローバイホース(予備)★ |
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★印はサービス品です。予告なく同梱終了になる場合があります。ご了承ください。
※製造時期により部品の形状、内容物が変更になる場合や本体に取付済みの場合があります。
組立て(HG-Q350)
組立て(HG-Q350)
|
|---|
• 作業には工具を使用します。必ず用途やサイズの合ったものを使用し、自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
組立て(HG-Q350)
ハンドルの取付け
本体にハンドルを取付けます。
1
本体についている左右のノブを緩めます。
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2
本体の左右の穴にハンドルが止まるまで、挿込みます。
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3
左右のノブを締付けてハンドルを固定します。
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組立て(HG-Q350)
アクセルレバーの取付け
ハンドルにアクセルレバーを取付けます。工具をご用意ください。
■使用工具: 10mmスパナ 1本
プラスドライバー 1本
1
本体のエンジンに巻きついているアクセルレバーのコードを解きます。
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2
写真のようにアクセルレバーのコードを這わせます。
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|---|
3
アクセルレバーステーに仮留めしているボルト、ナットを一旦取外します。
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4
ハンドルに取付けてからボルト、ナットを締付けます。
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ボルトが締めにくい場合は、ハンドルに取付ける前に片側のみ写真のように予めボルトを締めます。この状態でハンドルに通し、ボルトとナットを通し締付けます。
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組立て(HG-Q350)
ブレードの取付け
本体にブレードを取付けます。
工具をご用意ください。
■使用工具:32mm/27mm/17mmスパナ 各1本
1
ブレードを取付けるために本体の前方を持ち上げます。まず昇降ハンドルのロックを解除します。
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|---|
2
昇降ハンドルを反時計回りに回らなくなるまで回します。
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3
17mmスパナでブレードカバーを留めているナットを緩めて、ブレードカバーを引き上げます。
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4
車輪ロックノブを回して、車輪をロックします。
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5
32mmスパナ(右手側)でシャフトの中心部にある凹み部分を掴んでから、27mmスパナ(左手側)を時計回りにナットを回して、取外しま
す。
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6
スプリングワッシャ、ワッシャ、カラーを取外します。フランジは付けたままにします。
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7
写真のようにブレードの表面の文字が見えるようにブレードの穴をシャフトに通します。フランジにある凹凸もブレードの穴に合わせます。
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|---|
8
カラー、ワッシャ、スプリングワッシャの順に取付けてから、ナットを取付けて、反時計回りにスパナで締めます。
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9
ブレードカバーを下ろして、スパナでブレードカバーを留めているナットを締めて、ブレードの取付けは終了です。
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組立て(HG-Q480)
組立て(HG-Q480)
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|---|
• 作業には工具を使用します。必ず用途やサイズの合ったものを使用し、自身や周囲の確認をしながら安全に作業を行ってください。
組立て(HG-Q480)
ブレードの取付け
本体にブレードを取付けます。
工具をご用意ください。
■使用工具:34mm/27mm/17mm スパナ 各1本
1
ブレードを取付ける前に、本体の前方を持ち上げます。昇降ハンドルを反時計回りに回らなくなるまで回します。
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2
17mmスパナでブレードカバーを留めているナットを緩めて、ブレードカバーを引き上げます。
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3
27mmスパナ(右手側)でシャフトの中心部にある凹み部分を掴んでから、34mmスパナ(左手側)を時計回りにナットを回して、取外しま
す。
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|---|
4
スプリングワッシャ、ワッシャ、カラーを取外します。フランジは付けたままにします。
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5
写真のように付属のブレードの表面の文字が見えるようにブレードの穴をシャフトに通します。フランジにある凹凸もブレードの穴に合わせます。
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6
カラー、ワッシャ、スプリングワッシャの順に取付けてから、ナットを取付けて、反時計回りにスパナで締めます。
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7
ブレードカバーを下ろして、スパナでブレードカバーを留めているナットを締めて、ブレードの取付けは終了です。
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|---|
運転前の点検
運転前の点検
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|---|
• 燃料が漏れたり、こぼれたままエンジンをかけないでください。
• 運転時、給油時は、喫煙など火気を発生させないでください。
• 燃料をこぼさないように注意してください。所定のレベルを超えて補給しないでください。
• 燃料がこぼれた場合は、直ちに拭取ってください。
• 燃料は、無鉛レギュラーガソリンを使用してください。
|
|---|
• 長期保管する場合は、燃料タンクの燃料を抜取り、火気のないところに保管してください。
• 給油中、燃料タンク内に雪や水が入らないように注意してください。
運転前の点検
燃料の点検・補充
| HG-Q350 | HG-Q480 | |
|---|---|---|
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
| タンク容量 | 3.6L | 6.5L |
1
燃料タンクキャップを外します。
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2
液面を見て残量を確認します。
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3
少ないときは、燃料を少しずつこぼさないように、上限(赤い目印)の位置まで給油します。
4
給油が終わったら、燃料タンクキャップをしっかりと閉めます。
運転前の点検
エンジンオイルの点検・補充
エンジンオイルは出荷時には入っていません。
必ず給油してください。また、工場で試運転をしているため、若干オイルが残っている場合があります。給油の際は、オイルゲージで確認してください。
| HG-Q350 | HG-Q350 | HG-Q480 |
|---|---|---|
| 推奨オイル | 4 ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
|
| オイル容量 | 0.6L | 1.1L |
1
本体を水平な場所に移動させ、オイルゲージがある方のオイル給油キャップを取外し、オイルゲージに付着したオイルを布などで拭取ります。
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2
オイル給油キャップを取付けてから、一旦締付け、再度取外します。
3
オイルが、オイルゲージのオイル量範囲(中央)まであるか点検します。
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|---|
• こぼれたエンジンオイルは必ず拭き取ってください。
4
確認後、オイル給油キャップをしっかり閉めます。
5
使用2回目以降、運転前に必ずエンジンオイル量や汚れを点検してください。
運転前の点検
エアクリーナーの点検
エアフィルタを点検し、汚れている場合は清掃を行ってください。(詳細は、点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q350)」、点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q480)」を参照)
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運転前の点検
Vベルトの点検(HG-Q350)
Vベルトに亀裂、磨耗、損傷がないか確認します。
|
|---|
• Vベルトに亀裂、磨耗、損傷がある場合は、Vベルトの交換が必要です。
1
ベルトカバーを止めている2ヵ所のボルトを13mmのスパナで外し、ベルトカバーを取外します。
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|---|
2
Vベルトを目視で確認します。
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|---|
3
使用しているうちにVベルトがスリップし始めたら、クラッチの動作に異常がないことを確認し、Vベルトの交換を行います。(詳細は点検・整備の仕方「Vベルトの交換(HG-Q350)」)
運転前の点検
Vベルトの点検(HG-Q480)
Vベルトに亀裂、磨耗、損傷がないか確認します。
|
|---|
• Vベルトに亀裂、磨耗、損傷がある場合は、Vベルトの交換が必要です。
1
ベルトカバーを止めている前後3ヵ所のボルト16mmのスパナで外し、ベルトカバーを取外します。
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2
Vベルトを目視で確認します。
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|---|
3
使用しているうちにVベルトがスリップし始めたら、クラッチの動作に異常がないことを確認し、Vベルトの交換を行います。(詳細は点検・整備の仕方「Vベルトの交換(HG-Q480)」)
運転前の点検
水の補充・点検(HG-Q350)
水タンクへの水の補充と散水コックから水が出るか確認します。
1
散水コックが閉じていることを確認します。
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2
水タンクのフタを開けて、水を補充します。
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3
水タンクを外して水を補充する場合は、ホースバンドを外し、ホースを抜き取ります。
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4
水タンクを本体から持ち上げると、水タンクが外れます。
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|---|
5
本体から水タンクを外した場合は、再度取付けてから散水コックを開いて、水がホースに流れていることを確認します。
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運転前の点検
水の補充・点検(HG-Q480)
水タンクへの水の補充と散水コックから水が出るか確認します。
1
散水コックが閉じていることを確認します。
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2
水タンクの外ブタと内ブタを開けて、水を補充します。
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|---|
3
水タンクを外して水を補充する場合は、散水コックをホースから外してから、タンクのベルトフックを外すと、本体から水タンクが外れます。
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4
本体から水タンクを外した場合は、再度取付けてから散水コックを開いて、水がホースに流れていることを確認します。
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運転前の点検
潤滑剤やグリスの塗布
可動部分には、使用前に潤滑油やグリスを塗布する習慣をつけましょう。(グリスの塗布の方法は点検・整備の仕方「グリスの塗布(HG-Q480)」参照)
■潤滑剤の塗布部位(HG-Q350)
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■潤滑剤の塗布部位(HG-Q480)
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運転操作の仕方
運転操作の仕方
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|---|
• 燃料を補給した場所でエンジンを始動しないでください。
• 換気の悪い場所ではエンジンをかけないでください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。やけどすることがありますので高温部に触れないでください。
• エンジン始動後、異常を感じたり、予測される場合はすぐにエンジンを停止してください。
• 本機から離れるときは必ずエンジンを停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止してください。
|
|---|
運転操作の仕方
エンジンのかけ方
下記をご確認ください。
1
アクセルレバーを、「MAX(高速)側」と「MIN(低速)側」の中間にします。エンジン側のアクセルレバーでも操作が可能です。その場合は、「うさぎマーク」と「かめマーク」の中間にします。
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2
ガソリンコックを右いっぱい「ON」にします。
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3
HG-Q350は、本体側と昇降ハンドル側のエンジンスイッチを「ON」にします。
両方のエンジンスイッチを「ON」にしないとエンジンがかかりません。HG-Q480は昇降ハンドル側にエンジンスイッチはありません。
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運転操作の仕方
エンジンが冷えている時のかけ方
※外気温には関係なく、エンジンそのものが冷えている場合です。翌日の再始動などがこれに当たります。
1
チョークレバーを左いっぱい「閉
」にします。
※運転停止直後の再始動をする場合には、チョークレバーを「全開(右)」にします。
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|---|
2
本機をしっかり保持し、リコイルスターターロープを引きます。
※ロープを引き出すと止まる位置があるので、そこから素早く引きます。おおよそ60~70cm引きます。(ロープは一杯に引ききらないでください。)引きが少ないとエンジンはかかりません。
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※写真は別機種

②良い例:穴に対してロープが真っ直ぐ。
③悪い例:穴に対してロープが真っ直ぐになっていない。その場合、抵抗がありエンジンがかかりにくく、ロープが摩擦で切れます。
3
エンジンがかかったらすぐにチョークレバーを「開(右)」にします。
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4
エンジンが始動したら1~2分程度アクセルレバーを「MIN(低速)側」にし、暖気運転をします。
5
アクセルレバーをアイドリング「MIN(低速)側」から運転「MAX(高速)側」にすると、ブレードが回転を始めます。
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|
|---|
• 作業を中断する時は、その都度アクセルレバーを「MIN(低速)側(かめマーク側)」にしてください。
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|---|
運転操作の仕方
エンジンが温まっている時のかけ方
※外気温には関係なく、エンジンそのものが温まっている場合です。再始動などがこれに当たります。
1
チョークレバーを「開(右)」にします。
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2
本機をしっかり保持し、リコイルスターターロープを引きます。
※ロープを引き出すと止まる位置があるので、そこから素早く引きます。おおよそ60~70cm引きます。(ロープは一杯に引ききらないでください。)引きが少ないとエンジンはかかりません。
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|---|
• 一度に6回以上は引張らないでください。
• 引いたリコイルスターターは途中で放さずに、ゆっくり戻してください。
3
エンジンがかからない場合は、運転操作の仕方の「エンジンのかけ方」を行ってください。
4
エンジンが始動したら1~2分程度暖気運転をします。
5
アクセルレバーを「MIN(低速)側」から運転「MAX(高速)側」にすると、ブレードが回転を始めます。
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|---|
• 作業を中断するときは、その都度アクセルレバーを「MIN(低速)側(かめマーク側)」にしてください。
|
|---|
運転操作の仕方
エンジンがかからない時
下記をご確認ください。該当する場合は取扱説明書の該当箇所を確認し、正しく始動してください。
運転操作の仕方
エンジンの止め方
1
アクセルレバーを「MIN(低速)側」にし、3〜4分間程エンジンを低速運転にします。エンジン側のアクセルレバーでも操作が可能です。その場合は、「かめマーク」にします。
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2
HG-Q350は、本体側または昇降ハンドル側のエンジンスイッチを「OFF」にします。
作業を終了する場合は、両方のエンジンスイッチを「OFF」にします。
※ HG-Q480は昇降ハンドル側にエンジンスイッチはありません。
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運転操作の仕方
本機の移動
1
本体の前方が持ち上がっていなければ、「ブレードの取付け」の手順1〜2を参照して、持ち上げます。
2
ハンドルを手押しして移動します。
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• 段差を乗り越える移動は行わないでください。本機が転倒し大変危険です。
• 移動は1人では行わないでください。
運転操作の仕方
緊急停止(HG-Q480のみ)
1
緊急の場合は、停止ボタンを押すと、エンジンが緊急停止します。
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2
復帰させるには、停止ボタンを回して停止を解除してから、リコイルスターターロープを引きます。
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運転操作の仕方
運搬・輸送について
本機を運搬する時は、次のことに注意してください。
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• 運搬する場合は、燃料漏れによる火災を防止するため、燃料タンクから燃料を抜き取ってください。
• エンジン回転中及び停止後しばらくの間はエンジンやマフラーなどが熱くなっています。触れるとやけどをすることがありますので注意してください。
• 作業直後にカバーをかけないでください。エンジンが熱くなっており、火災の原因になります。
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• 手作業で本機の積込み、積降ろしする際は、足の上に落としたり、挟まれないよう十分ご注意ください。
• 運搬中に本体が動かないように、ロープなどでしっかり固定してください。
1
車輪ロックノブを回し、車輪をロックします。
※ HG-Q480には、車輪ロックノブがありません。
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2
クレーン等で吊り上げる場合は、キャリーハンドルに丈夫なロープをかけます。本体のバランスが釣り合う所でロープをかけて、吊り上げてくださ
い。
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作業の仕方
作業の仕方
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• 動作中にブレード部分の近くに足を近づけたり、足を入れないでください。
• ご使用時は、使用者から15m以内は危険です。人や動物が入らないようにしてください。
• 夜間、悪天候時、霧の発生時など、視界が良くない時は使用しないでください。
• 足元が滑りやすい、転倒しやすい場所では使用しないでください。
• 作業中に異物に当たったり、異物が巻きついた場合には、速やかにエンジンを停止し、完全に停止してから異物を除去し、本機に異常がないか調べてください。異常があった場合には、完全に補修した後でなければ本機を再始動しないでください。
• 燃料タンク内に燃料を入れたまま運搬、保管しないでください。
• 急傾斜地では使用しないでください。
• 本機から離れる時は、必ずエンジンを停止してください。
• 危険を感じたり、予測される場合も、必ずエンジンをすぐに停止してください。
• 少しの移動でもエンジンを停止し、ハンドルを持って運搬してください。
• しっかりハンドルを握って操作してください。
作業の仕方
切削作業(HG-Q350)
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|---|
1
切削ガイドを切断線に合せて、本機の位置を調整します。
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|---|
2
運転操作の仕方「エンジンのかけ方」を参照して、エンジンをかけます。
3
アクセルレバーを「MIN(低速)側」から運転「MAX(高速)側」にすると、ブレードが回転を始めます。
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|---|
4
散水コックを開き、ブレードに水を流します。
5
昇降ハンドルのロックを解除してから、昇降ハンドルを時計回りに回して、エンジンの回転が低下しすぎない速度で切り下げます。
ハンドル1回転で約10mm切り下がります。
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|---|
6
所定の切り下げ深度に達したら、昇降ハンドルをロックします。
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7
切削ガイドを切断線に合せながら、ハンドルを手押しして、エンジンの回転数が低下しすぎない程度で切削を進めます。
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作業の仕方
切削作業(HG-Q480)
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|---|
1
切削ガイドを切断線に合せて、本機の位置を調整します。
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2
切り下げ深度計を設定するために昇降ハンドルを回して、ブレードを地面ギリギリまで近付けます。
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3
切り下げ深度計の目盛りが「0」の位置になるように16mmのスパナでボルトを回して、調整します。
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4
運転操作の仕方「エンジンのかけ方」を参照して、エンジンをかけます。
5
アクセルレバーを「MIN(低速)側」から運転「MAX(高速)側」にすると、ブレードが回転を始めます。
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|---|
6
散水コックを開き、ブレードに水を流します。
7
昇降ハンドルを時計回りに回して、エンジンの回転が低下しすぎない速度で切り下げます。切り下げ深度計の目盛りも同様に0から進んでいきます。ハンドル1回転で約18mm切り下がります。
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|---|
8
所定の切り下げ深度に達したら、昇降ハンドルをロックします。
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9
所定の切り下げ深度に達したら、ハンドルを手押しして、エンジンの回転数が低下しすぎない程度で切削を進めます。
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作業の仕方
作業の中断
作業を短時間中断する時は、その都度アクセルレバ-を「MIN(低速)側」してください。燃料の節約、エンジンの寿命にも好影響を与えます。
作業の仕方
作業の終了
1
運転操作の仕方「エンジンの止め方」を参照して、エンジンを終了します。
2
ガソリンコックを左いっぱい「OFF」にします。
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|---|
3
切削ガイドを起こします。
4
昇降ハンドルを反時計回りに回し、本体を前方に引き上げます。
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|---|
5
散水コックを開いて水タンクに残っている水を排水します。
点検・整備の仕方
点検・整備の仕方
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|---|
• 作業中にエンジンを始動するようなことは絶対にやめてください。また周囲に子供や動物が近づかないよう配慮をお願い致します。
• 点検整備後は、すべての部品を確実に取付けたことを確認してください。
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|---|
• メンテナンス終了後は汚れが付着しない場所かカバーなどをかぶせて保管ください。
| 対象部品 | 点検項目 | 運転前の点検 | 初回の1ヶ月後または 20時間運転後 |
3ヶ月毎または 50時間運転毎 |
6ヶ月毎または 100時間運転毎 |
1年毎または 300時間運転毎 |
掲載ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 燃料 | ガソリン量、漏れ | ● | 運転前の点検「燃料の点検・補充」 | ||||
| エンジンオイル | オイル量 | ● | 運転前の点検「エンジンオイルの点検・補充」 | ||||
| 交換 | ● | ● | 点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」 | ||||
| エアクリーナー (スポンジエレメント) |
清掃 | ● | 点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q350)」 | ||||
| 交換 | ● | 点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q350)」 | |||||
| エアクリーナー (オイルバス) |
清掃 | ● | 点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q350)」 | ||||
| 点火プラグ | 清掃 | ● | 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・清掃」 | ||||
| 交換 | ● | 点検・整備の仕方「点火プラグの点検・清掃」 |
点検・整備の仕方
燃料の抜き方
1
廃油受けを準備します。
2
燃料タンクのキャップを外し、タンク内の燃料を手動のポンプ等で抜きます。
3
〇部分のボルトを10mmのスパナで緩めて、燃料を廃油受けに流します。
キャブレターの燃料を抜くことができます。
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|---|
4
燃料を抜き終わったら、緩めたボルトは、必ずしっかり締めてください。
点検・整備の仕方
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換は、初回20時間、以降50時間毎に行ってください。
1
エンジンオイルを排出するためには、本体の前方を持ち上げます。HG-Q350は、昇降ハンドルのロックを解除してから、昇降ハンドルを反時計回りに回し、本体の前方を引き上げます。
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2
本機は汎用エンジンを使用しているため、オイル給油口が2ヵ所あります。オイルゲージがない方から排出されます。
3
オイル給油口に漏斗(じょうご)などをあてがい、オイルキャップを外し、廃油受けに流し込みます。
本体が傾いているので、オイルが排出されます。
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4
オイルの排出が終わったら、オイルキャップを締めます。
5
市販のオイルジョッキに入ったエンジンオイルと垂木(9cm角)を準備します。
※ブレードを取外している場合は、垂木が不要です。
| HG-Q350 | HG-Q480 | |
|---|---|---|
| 推奨オイル | 4 ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
|
| オイル容量 | 0.6L | 1.1L |
6
車輪ロックノブで車輪をロックしてから左右の車輪に垂木を敷きます。
※ HG-Q480には、車輪ロックノブがありません。
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7
本体が地面に対して、水平になるように昇降ハンドルを回して調整します。
水平にしないと、正しいオイル量になりません。
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8
オイルゲージがあるオイル給油キャップを取外します。
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|---|
9
オイルジョッキを使用して、エンジンオイルをレベルゲージの中央まで給油します。
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|---|
10
給油後は、確実にオイルキャップを締めます。
点検・整備の仕方
グリスの塗布(HG-Q350)
本機の使用後は各部を清掃し、3時間ごとに、軸受け部分にグリスを注入します。塗布するには、本体の底面に塗布する人と本体前面を持ち上げる人の合計2人が必要です。
1
モリブデングリス、グリス注入器を準備します。
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|---|
2
グリスキャップを外します。
■ グリスニップルは、操作パネルの裏側にあります。
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|---|
■本体底面のブレードのシャフト部分
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|---|
3
本体の底面のニップルに注入しやすくするために本体前面を上げます。
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|---|
4
ニップルの先端を拭いてから、ノズルに接続しグリスを各部分に注入します。ニップルからグリスが溢れてきたら、注入は十分にされています。
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|---|
5
注入が終わったらキャップを閉めて、作業は終了です。
点検・整備の仕方
グリスの塗布(HG-Q480)
本機の使用後は各部を清掃し、3時間ごとに、軸受け部分にグリスを注入します。塗布するには、本体の底面に塗布する人と本体前面を持ち上げる人の合計2人が必要です。
1
モリブデングリス、グリス注入器を準備します。
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2
グリスキャップを外します。
■ グリスニップルは、操作パネルの裏側にあります。
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■本体底面のブレードのシャフト部分
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|---|
3
本体の底面のニップルに注入するために本体前面を上げます。
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|---|
4
ニップルの先端を拭いてから、ノズルに接続しグリスを各部分に注入します。ニップルからグリスが溢れてきたら、注入は十分にされています。
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|---|
5
注入が終わったらキャップを閉めて、作業は終了です。
点検・整備の仕方
エアクリーナーの清掃(HG-Q350)
エアフィルタの汚れを点検し、汚れている場合は清掃を行ってください。
1
エアクリーナーカバーのノブを回しカバーを外します。
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2
エアフィルタを取外し、汚れをエアブロー等で吹き飛ばします。汚れがひどい場合は、中性洗剤入りのぬるま湯で丁寧に洗い、よく乾燥させます。
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3
エアフィルタが破損したり、汚れが取れない場合は、エアフィルタの交換が必要になります。
4
取外しと反対の手順で取付けます。
点検・整備の仕方
エアクリーナーの清掃(HG-Q480)
エアフィルタを点検し、汚れている場合は清掃を行ってください。
1
エアクリーナーカバーのノブを回しカバーを外します。
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|---|
2
下部のオイルバスに入っているオイルを捨てて、新しいエンジンオイルまたは、市販のエンジンクリーナーで洗浄します。エアクリーナーカバーにあるスポンジエレメントも汚れていれば、市販の中性洗剤で洗浄します。
| 推奨オイル | 4ストロークガソリンエンジン専用 100%化学合成油 SAE10W-30 |
|---|
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スポンジエレメントを3〜5回洗浄したら 新しいスポンジエレメントに交換してください。 |
|---|
3
オイルバスの目印まで新しいオイルを入れます。
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|---|
4
取外しと反対の手順で取付けます。
点検・整備の仕方
ブレードの交換
ブレードを交換する必要がある場合は、「ブレードの取付け」(組立て(HG-Q350)「ブレードの取付け」/組立て(HG-Q480)「ブレードの取付け」)を参照して、ブレードの交換をしてください。
点検・整備の仕方
Vベルトの交換(HG-Q350)
Vベルトに亀裂、摩耗、損傷がある場合は、ベルトの交換をします。
■使用工具:12mm/16mmスパナ、13mmメガネレンチ、6mm六角レンチ各1本、印をつけるための油性ペン
1
ベルトカバーを止めている2 ヵ所のボルトを
13mmのスパナで外し、ベルトカバーを取外します。
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|---|
2
ベルトを緩めるために、エンジン部分の位置をずらす必要があります。そのため、元の位置にエンジンを戻せるようにエンジンの前後にペンで印を付けます。
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|---|
3
エンジン前側を固定している黒いボルトの真ん中のナットを16mmのスパナで緩めてから、隣の黒いボルトも同様に緩めます。
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|---|
4
エンジン後側を固定している黒いボルトとナットも同様に16mmのスパナで緩めます。
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|---|
5
エンジン前後の4ヵ所のボルトを緩めます。ボルトを緩めるには本体の底面側でエンジンを固定している4ヵ所のボルト(各❶❷❸❹)を6mmの六角レンチで固定しながら、その各❶❷❸❹に対応した上面側のボルトを12mmのスパナで緩めます。
これでエンジン部分がずらせるようになります。
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|---|
6
エンジン部分を前輪側に少しずらすと、ベルトが少し緩くなります。2本あるベルトの1本をプーリーに少しひっかけてから、13mmのメガネレンチでボルトを回すとベルトがプーリーから外れます。
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7
ベルトの外側をカバーしているプレートのボルトをメガネレンチで外します。1本目のベルトが外れます。
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8
2本目のベルトも同じようにプーリーに少しひっかけてから、メガネレンチで回すとベルトが外れます。
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|---|
9
新しいベルトを古いベルトを外した時とは逆の手順で取付けます。取付けたら、メガネレンチでプーリーを回して、問題なく回るか確認します。
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10
手順7でずらしたエンジンを印をつけた元の位置に戻してから、底面側の各4ヵ所のボルト(各❶❷❸❹)を6mmの六角レンチで固定しなが
ら、その各❶❷❸❹に対応した上面側のボルトを12mmのスパナで仮留めします。
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|---|
11
手順3〜4で緩めた4ヵ所のボルトとナットを16mmのスパナで仮留めします。手順10 で仮留めしたボルトと一緒に交互にエンジンが元の位置からずれていないことを確認しながらボルトを締めます。
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|---|
12
プレートとベルトカバーまで取付け直したら、念のため、エンジンをかけて、ベルトから異音や空回り等がないか確認して、問題がなければベルトの交換は終了です。
点検・整備の仕方
Vベルトの交換(HG-Q480)
Vベルトに亀裂、摩耗、損傷がある場合は、ベルトの交換をします。
ブレードが取付けてある状態のVベルト交換手順です。
■使用工具:12mm/13mm スパナ各1本、16mmスパナ2本
※垂木(9cm角)またはそれに替わるもの、印をつけるための油性ペン
※ブレードを取外している場合は、垂木は不要です。
1
昇降ハンドルを反時計回りに回し、本体の前方を引き上げます。
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2
ベルトカバーを止めている前後3ヵ所のボルトを16mmのスパナで外し、ベルトカバーを取外します。
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3
ベルトを緩めるために、エンジン部分の位置をずらす必要があります。そのため、元の位置にエンジンを戻せるようにエンジンの前後にペンで印を付けます。
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|---|
4
エンジン前側を固定している黒いボルトの真ん中のナットを16mmのスパナで緩めてから、隣の黒いボルトも同様に緩めます。
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5
エンジン後側を固定している黒いボルトとナットも同様に16mmのスパナで緩めます。
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6
エンジン前後の4ヵ所のボルトを緩めます。ボルトを緩めるには本体の底面側でエンジンを固定している4ヵ所のボルト(各❶❷❸❹)を16mmのスパナで固定しながら、その各❶❷❸❹に対応した上面側のボルトも16mmのスパナで緩めます。
これでエンジン部分がずらせるようになります。
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7
車輪(後輪側)にそれぞれ垂木を敷きます。
※ブレードを外している場合は、この手順は不要です。
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8
エンジンを水平にして、エンジンが傾斜で倒れないようにするために、昇降ハンドルを回して水平になるように調整します。
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9
エンジンごとベルト側にずらすと、ベルトが緩くなり、ベルトが外れます。
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10
新しいベルトを取付けます。プーリーの溝にベルトの溝を合わせて、取付けます。16mmのスパナで下側のプーリーのボルトを回して、問題なく回るか確認します。
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11
手順10でずらしたエンジンを印をつけた元の位置に戻してから、底面側の各4ヵ所のボルト(各❶❷❸❹)を16mmのスパナで固定しながら、その各❶❷❸❹に対応した上面側のボルトも16mmのスパナで仮留めします。
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12
手順5〜6で緩めた4ヵ所のボルトとナットを16mmのスパナで仮留めします。手順11で仮留めしたボルトと一緒に交互にエンジンが元の位置からずれていないか確認しながらボルトを締めるようにします。
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13
ベルトカバーを取付け直したら、念のため、エンジンをかけて、ベルトから異音や空回り等がないか確認して、問題がなければベルトの交換は終了です。
点検・整備の仕方
点火プラグの点検・清掃
点火プラグを外し、電極の点検・清掃を行います。
■使用工具:プラグレンチ(付属)、ワイヤブラシ
| HG-Q350 | HG-Q480 | |
|---|---|---|
| 適応点火プラグ | BPR7ES(NGK) | |
1
エアクリーナーとマフラーの間にある点火プラグキャップを取外します。
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2
付属のプラグレンチで、点火プラグを反時計回りに回して、取外します。
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3
点火プラグをワイヤブラシで清掃します。
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4
取外しと反対の手順で取付けます。
※点火プラグは、点火プラグキャップにしっかりはめてください。はめ込みがあまいと点火しません。
長期間使用しない時
●本機を2週間以上使用しないとき
1
燃料タンクから燃料を抜きます。
2
エンジンをかけ、燃料切れで停止するまで回し、キャブレター内の燃料を使い切ります。余った燃料は、密封容器に入れ、冷暗所に保管し、1ヵ月以内に使い切ってください。
3
各部ボルト・ネジの破損、腐食、緩みの点検をします。
4
エンジンが完全に冷えてから、湿気やホコリが少なく、平坦な場所で、子供の手が届かない場所に保管してください。
5
倉庫、物置などに保管する場合は、マフラーからの虫の侵入を防ぐために、マフラーの穴を塞いでください。
保管
1
燃料タンクの燃料を抜取ります。市販のオイルチェンジャーをご使用いただくと簡単に抜くことが出来ます。
2
エンジンを再び始動させ、キャブレター及び燃料パイプ内の燃料を使い切ってください。
3
屋内の直射日光があたらない場所に保管してください。
困ったときの対処法
●エンジンがかからない
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 点火プラグに火花が出ていない | 点火プラグ不良 | 交換 |
| 点火プラグキャップ接続不良 | 点火プラグをしっかりはめる | |
| イグニッションコイルの不良 | メーカー、購入店に問い合わせ | |
| キャブレターに燃料が来ていない | 燃料がはいっていない | 燃料を入れる |
| 燃料コックがOFFになっている | 燃料コックをONにする | |
| 燃料タンク内の異物混入による詰まり | ホース清掃、交換 フィルタ清掃 |
|
| キャブレターに燃料は来ているが、エンジン内に燃料が来ていない | キャブレター詰まり(ニードル・バルブ固着) | キャブレター分解掃除 メーカー、購入店に問い合わせ |
| ー | エンジンオイルの入れすぎ | オイルを抜く(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」) |
| エンジンオイルが少ない | オイルを補充(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」) | |
| エンジンオイルに燃料が混ざっている | 清掃、交換(点検・整備の仕方「エンジンオイルの交換」) | |
| エアクリーナーの汚れ | 清掃、交換(点検・整備の仕方「エアクリーナーの清掃(HG-Q350)」) | |
| リコイルスターターが引けないまたは重い | 古い燃料によるエンジン不調 | 燃料の入替え(燃料の抜き方 (運転前の点検「燃料の点検・補充」)) |
| エンジンの焼付き | メーカー、購入店に問い合わせ |
●エンジン不調
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 力が弱い | エアクリーナーの汚れ | きれいにするまたはフィルタの交換 |
| 燃料パイプに空気が入っている | 空気を抜く | |
| イグニッションコイルの不良 | メーカー、購入店に問い合わせ | |
| マフラーから煙が出る | チョークレバーの戻し忘れ | 「全開」にする |
| エンジンオイルの入れすぎ | オイルを抜く | |
| ピストンリングの磨耗 | メーカー、購入店に問い合わせ | |
| 燃料に水分が含まれている | 燃料交換 | |
| エアフィルタが水で濡れている | 完全に乾かす |
●本体の不調
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| エンジンは回転するがブレードが遅い、動かない | アクセルレバーの操作が遅い | 操作を早くする |
| クラッチのすべり | クラッチの交換 | |
| Vベルトの張りが弱い | ベルトの張り調整 |
困ったときの対処法(点火プラグの点検)
点火プラグの点検 ※機種により、プラグの位置、プラグキャップやリコイルの形状等異なります。ご了承ください。
①プラグキャップを外し、付属のプラグレンチでプラグを外し、先端を確認します。
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|---|
付属のプラグレンチで反時計回りで外します。振動等で緩まないよう少し固めに締め付けています。
先端が濡れている
燃料で濡れているため布等でよく拭きます。
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|---|
リコイルスターターロープを引いて(15~20回)、プラグ穴から燃料が出てこないか確認し、出てきたらよく拭き取ります。
※「先端が濡れていない」に進みます。
先端は濡れていない
②外したプラグをキャップに取付けます。
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|---|
③スイッチをONにします。
④プラグ先端をエンジン金属部に当てながら、リコイルスターターを引きます。
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火花が出る
プラグに異常はありません。プラグ先端の濡れは燃料の行き過ぎで起こります。
再度エンジンをかけ、確認ください。それでもかからない場合は、他の原因が考えられます。
火花が出ない
エンジンオイル不足かプラグの不良か他の原因が考えられます。
購入先にお問い合わせください。
保証内容について
2023.8 現在
本規約は、ハイガー(以下「弊社」とする)を経由して販売させていただいた該当商品に関して保証する内容を明記したものです。
弊社商品には商品保証書等は同梱しておりません。お客様の購入履歴や保証情報は弊社にて管理・保管しておりますのでご安心ください。
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1.保証の期間
商品発送日(ご来店引取の場合ご来店日)から1年間といたします。業務用・営業用として使用される場合、保証期間は6ヵ月といたします。
保証期間を超過しているものについては、保証の対象外となり有償対応となります。
商品発送日より7日以内の初期不良にあたる場合、送料・手数料弊社負担にて対応いたします。
2.保証の適用
・お買い上げいただいた弊社商品を構成する各部品に、材料または製造上の不具合が発生した場合、本規約に従い無料で修理いたします。(以下、この無料修理を「保証修理」とする)往復送料や出張修理を行った場合の出張料は、お客様のご負担となります。
・保証修理は、部品の交換あるいは補修により行います。保証修理で取り外した部品は弊社の所有となります。
・本規約は、第一購入者のみに有効であり、譲渡することはできません。ご購入された年月日、販売店、商品、製造番号の特定ができない場合、保証が受けられない可能性があります。
・本規約の対象となる商品とは、日本国内で使用し故障した商品とします。日本国外に持ち出した時点で保証は無効となります。
3.保証適用外の事項
(1)純正部品あるいは弊社が使用を認めている部品・油脂類以外の使用により生じた不具合
(2)保守整備の不備、保管上の不備により生じた不具合
(3)一般と異なる使用場所や使用方法、また酷使により生じた不具合
(4)取扱説明書と異なる使用方法により生じた不具合
(5)示された出力や時間の限度を超える使用により生じた不具合
(6)弊社が認めていない改造をされたもの
(7)地震、台風、水害等の天災により生じたもの
(8)注意を怠った結果に起きたもの
(9)薬品、雨、雹、氷、石、塩分等による外から受ける要因によるもの
(10)使用で生じる消耗や時間の経過で変化する現象(退色、塗装割れ、傷、腐食、錆、樹脂部品の破損や劣化等)
(11)機能上影響のない感覚的な現象(音、振動、オイルのにじみ等)
(12)弊社または弊社が認めているサービス店以外にて修理をされた商品
(13)使用することで消耗する部品または劣化する部品(ゴムを使用する部品、皮を使用する部品、樹脂を使用する部品、スポンジ類、紙類、パッキン類、ギヤ・ベアリング等の干渉する部品、ボルト、ナット、ヒューズ、モーターブラシ、チェーン、バルブ内部の部品、バネ、潤滑油、燃料、作動油、刃または先端部品、クラッチ、シャーピン等の緩衝部品、ワイヤ、バッテリ、点火プラグ等)
(14)保証修理以外の、調整・清掃・点検・消耗部品交換作業等
(15)商品を使用できなかったことによる損失の補填(休業補償、商業損失の補償、盗難、紛失等)
4.別扱いの保証
部品メーカーが個別に保証している部品については部品メーカーの保証が適用されます。
5.保証修理の受け方
まずはお問い合わせフォームにて弊社へご連絡をください。
またはお近くの修理協力店へご連絡をしてください。
症状・使用状況を伺いし、お手続方法をご案内させていただきます。
6.注意事項
・動作点検を行ってから出荷しておりますので、燃料やオイル、水分が残っていたり、多少の傷や汚れ等が付いている場合があります。
・部品の在庫がない場合、お取り寄せにお時間をいただくことがあります。
・仕様変更などにより同時交換部品が発生する可能性があります。
・仕様変更などによりアッセンブリーでの供給しかできない場合があります。
・生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
・無在庫転売者(送り先が毎回違う購入者)の場合、転売者より購入した商品の場合、保証は無効となります。
また発覚次第転売者への措置を取らせていただきます。
■アフターサービスについて■
1.販売機種が対象となります。※弊社で商品をお買い上げの方に限らせていただいております。
2.生産終了品につきましては、部品供給次第で修理不可能な場合があります。
3.保証期間(1年間)を過ぎたものは、保証期間内におけるご使用回数に関係なく、すべて有償となります。
4.修理の際の往復の送料はすべてお客様ご負担となります。
5.修理協力店へご依頼の際は、直接修理協力店に修理代をお支払いください。
お客様ご相談窓口
故障部品をお客様で交換される場合
弊社にメールにてご連絡頂くかお近くの修理協力店にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。

故障部品を弊社で修理する場合
弊社にご連絡ください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。
修理依頼されるときは、メールにて下記事項をご連絡ください。
・ご注文番号・商品名・商品の型番・故障の状況・購入サイト・購入年月日・お名前・ご住所・電話番号

故障部品を修理協力店で修理する場合
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料、また修理工賃は全てお客様のご負担となります。

まず、ご購入された店舗にご連絡をしてください。
保証期間内は消耗品を除き、壊れた部品は弊社で保証致します。
その際に生じる往復の送料は全てお客様のご負担となります。
・本商品が対象となります。
※ただし、以下の場合は保証適用外となります。
・お客様のメンテナンス・確認不足等によるもの。
・人為的による破損等。
・運送会社など、第三者により生じた支障。
・弊社が故意・過失・他、正常のご使用に反して生じたと判断する全ての支障。
■初期不良について■
・初期不良期間は、ご使用回数に関係なく商品発送日より7日以内とさせていただきます。
・商品受領後、1週間以内にご連絡ください。
※無償修理又は無償交換のいずれかを弊社判断にて、ご対応させていただきます。
・修理協力店にご依頼の際は、修理工賃・部品代・送料は当社が負担させていただきます。
■消耗品について■
・消耗品につきましては、初期不良以外はすべて有償となります。
■保証期間について■
◎詳細は「保証内容について」ページをご確認ください。
・商品が出荷された日・お渡し(ご来店時)から1年間となります。業務用として使用される場合、保証期間は6ヶ月といたします。
修理、部品に関するご相談
修理依頼される時は、下記を事項ご連絡ください。①ご注文番号
②商品名
③商品の型番
④故障の状況
⑤購入サイト、年月日
⑥お名前
⑦ご住所
⑧電話番号
修理、使い方などのご連絡窓口
修理やご相談は本社カスタマー・サポート・センターまでお願い致します。
受付は年中無休ですが、メールのご返信は平日のみとなります。
また、内容によってはお調べするのに数日要する場合があります。
ご了承ください。
本社カスタマー・サポート・センター▶https://haige.jp/c/
修理協力店
修理店により修理対応機械が異なりますので、最新情報は下記サイトをご覧ください。
本店サイト▶
https://www.haigeshop.net/html/page3.html
楽天サイト▶
https://www.rakuten.ne.jp/gold/haige/support/repair/shop/
カスタマー・サポート
「製品のお困り事」は、カスタマー・サポート・センターへ。
製品が利用できない」、「故障かな?」、「修理をしたい」、「パーツを購入したい」など、下記カスタマー・サポート・センターへ、お問い合わせください。
カスタマー・サポート・ センターお問い合わせ窓口▶
https://haige.jp/c/



















































































































































































































