1

本体に仮留めされている左右それぞれ2ヵ所のボルト、ワッシャを取外します。

2

下ハンドルの取付穴を本体取付穴に合わせ、取外したボルトで固定します。

3

13mmのスパナでボルトを締付けます。

4

上ハンドルは、赤い走行クラッチレバーを上側にして、左右それぞれ2ヵ所の取付穴を、下ハンドルの取付穴に合わせ、外側からボルトを挿込みワッシャを通します。

5

4ヵ所をノブナットで締付けます。

1

本体右下から出ているワイヤのフック部分を一旦取外します。

2

走行クラッチレバー右側のワイヤ取付穴にフック先端を通します。

3

取外したワイヤを接続します。

4

留めナットを上まで上げます。

5

走行クラッチレバーを立てた状態で、アジャスターを締めます。

6

アジャスターを締付けた後に手を放すと元に戻ってしまいますので、締付け後は戻らないように押さえながら、留めナットを下まで降ろしていきます。

1

ハンドルの左側の取付穴にアクセルレバーボックスのネジを外側から挿込みます。

2

ワッシャ、ナットを取付け10mmのスパナで締付けます。

1

ハンドルに付いているワイヤクリップを一旦外します。

2

ワイヤクリップの溝にワイヤを通しハンドルに取付けます。

1

方向転換レバー取付部に仮留めしているボルト、ナットを取外します。

2

下側のボルトを13mmのスパナで緩めます。

3

方向転換レバーを挿込み、取付穴を合わせます。

4

上側のボルトを通しナットで仮留めし、下側の緩めたボルトを先に締付けます。

5

最後に上側のボルト、ナットを17mmのスパナで締付ければ完了です。

1

リコイルスターターを少し重くなるまでゆっくり引き、そこから真っすぐ引張ります。エンジンがかかるまで、数回繰り返します。

除雪ブラシを回転させるときに握ります。

1

除雪クラッチレバーを握ることで、除雪ブラシを回転させ雪を払い飛ばします。

本機を走行させるときにレバーを握ります。

エンジン始動時には「ON」にします。

前進、後進の切替えや走行速度を調節するときに操作します。

高さ調整ノブを回すことで、積雪に合わせて除雪ブラシの高さを変更できます。最大100mmまで上げられます。

運転中に操作するとエンジンの回転数が変わります。
※エンジンにあるアクセルレバーは、手元のアクセルレバーが故障した場合等に使用する補助的なものです。通常は使用しません。また、手元のアクセルレバーと連動はしていません。

燃料ポンプを2～3回軽く抵抗を感じる程度まで押して、燃料をキャブレターに行きわたらせます。（外気温が氷点下かつ初回のみ）

除雪ブラシを進みたい方向へ向けます。

エンジンが冷えているときは、チョークレバーを左（閉）に合わせます。

燃料つまみを「ON（右）」にすると、エンジンに燃料が供給されます。

1

燃料を準備します。

2

本体を水平な場所に移動させます。

3

オイル給油キャップを取外し、オイルゲージについているオイルを布などで拭取ります。

4

エンジンオイルを給油します。
注）エンジンテストを行っているため、多少オイルが残っている場合があります。オイルゲージを確認しながら少しずつ給油してください。

5

オイル給油キャップを取付け一旦締付け、再度取外します。

6

オイルがオイルゲージのオイル量範囲（中央）まであるか点検します。

7

確認後、オイル給油キャップを確実に閉めてください。

8

使用2回目以降、運転前に必ずエンジンオイル量や汚れを点検してください。

1

燃料を準備します。

2

燃料給油キャップを開け、満タンレベルゲージを超えないように給油します。

3

補給後、給油キャップを確実に閉めてください。

走行クラッチレバーを握ったり放したりし、ワイヤの緩みや破損がないか確認します。緩みがある場合は、調整をします。

エンジン始動後、除雪クラッチレバーを操作し、「回転」「停止」するか点検します。

除雪ブラシの破損や異物が挟まっていないか確認します。
破損の場合は交換が必要になります。異物は取除きます。

1

エンジンスイッチを「ON」にします。

2

黒い燃料つまみを右いっぱい「ON」にします。

3

白いチョークレバーを左に合わせます。

4

手元のアクセルレバーを「かめ」と「うさぎ」の中間にします。
※エンジンにあるアクセルレバーは、手元のアクセルレバーが故障等した場合に使用する補助的なものです。通常は使用しません。また、手元のアクセルレバーと連動もしていません。

5

外気温が氷点下の場合、燃料ポンプを2～3回軽く抵抗を感じる程度まで押します。

6

リコイルスターターを少し重くなるまでゆっくり引き、そこから真っすぐ引張ります。エンジンがかかるまで、数回繰り返します。

7

リコイルスターターを引いたときに、初爆（ブルンという爆発音）があれば、チョークレバーを右に戻し、エンジンがかかるまで再度リコイルスターターを引きます。リコイルスターターを引いたときに、一度でそのままエンジンがかかったときも、チョークレバーを右に戻します。

8

エンジンがかかったらアクセルレバーを「うさぎ」に合わせます。
除雪作業をする際は、常に「うさぎ」側にします。

1

アクセルレバーを「かめ」に合わせます。

2

エンジンスイッチを「OFF」にします。

3

黒い燃料つまみを左いっぱい「OFF」にします。

1

運転操作の仕方「エンジンのかけ方」を参照にエンジンを始動します。

2

高さ調整ノブを回し、除雪ブラシの高さを上げます。

3

変速レバーを「F1」から徐々に最適な速度の位置にします。

1

ノブレバーの先端の位置が、タイヤ側にあることを確認します。
※除雪ブラシ側にあると、方向転換した際に干渉しますので、タイヤ側に向けてください。

2

走行レバーを放してください。
方向転換レバーを押し下げ、除雪ブラシを曲がりたい方向にレバーを操作します。

3

曲がりたい方向に向いた状態で方向転換レバーを放し、走行レバーを握ると、本機は、向けた方向に弧を描くように曲がります。

1

除雪ブラシを最適な高さに調整します。

2

エンジンを始動します。

3

アクセルレバーでエンジンの回転数を上げます。（うさぎ側）

4

除雪クラッチレバーをゆっくり握ると除雪ブラシが回転します。回転しないまたは雪の抵抗ですぐ止まる場合は、ワイヤの調整をします。（点検・整備の仕方「走行クラッチワイヤの調整」参照）。

5

変速レバーが「F1」にあることを確認し、走行クラッチレバーをゆっくり握ります。その後、変速レバーで速度を調整します。走行しない場合は、ワイヤの調整をします。（点検・整備の仕方「走行クラッチワイヤの調整」参照）。

1

運転操作の仕方「エンジンの止め方」の要領で停止をします。

2

作業終了後は、本体に付着した雪を取除き拭取ってください。

ブレードアタッチメントを取り付ける場合は、一旦除雪ブラシを取外す必要があります。

1

13mmのスパナでボルトを緩め、ブラシカバーを取外します。その際、除雪クラッチレバーを握ると回転を止めることができます。

2

ブラシとカラー（スペーサー）をすべて取外します。

3

上下のボルト、ナットを緩めます。上のボルト、ナットは取外してもかまいません。

4

ブレード固定金具の固定ピンを抜きます。（後でもかまいません）

5

ブレード固定金具を下のボルトと上のボルトに引っかけ、軽く締めます。（ワッシャは外側です。）

6

ブレードのパイプ部分を本体のブレード取付アームに挿込みます。

7

固定ピンを挿込み、スナップピンで固定します。

8

各部増し締めします。

9

ボルトを締付け、緩みナットを締付け、アタッチメント部のボルト、ナットを締付けます。

10

ブラシを取付けます。はじめに角度の付いたブラシをはめこみます。

11

平らなブラシ、カラー、平らなブラシ、カラーの順で取付け、最後は平らなブラシで終わります。

12

ブラシカバーを取付け、13mmのスパナでボルトを締付けます。

13

反対側も同様にブラシを取付けます。

1

除雪ブラシユニットを固定している左右のノブレバーを外し、除雪ブラシユニットを本体から切り離します。

2

シュータとオーガアタッチメントを本体の取付金具に挿込みます。

3

オーガ側駆動軸に本体側駆動軸をはめ込みます。

4

ノブレバーでしっかりアタッチメントを固定します。

5

シュータを本体の投雪口台に載せ、シュータを固定する穴3ヵ所を合わせ、内側からボルトを通し、外側からナットを締めます。

6

シュータ回転ロッド①を受けに通し、割りピンを挿入して固定します。

7

ロッドサポートをハンドルに取付け、シュータ回転ロッド②をロッドサポートに通し、①と連結し、ボルトを通してナットを締めます。

1

オーガハウジングの下に枕木等を挿込み浮かせます。

2

ソリのボルトを緩め、最適な高さに調整します。

1

エンジンを停止させ、オーガの回転が完全に停止したことを確認します。

2

シュータ内に詰まった雪を雪かき棒で取除きます。
※詰まったまま使用すると、ベルトが伸びたり切れたりする可能性があります。

1

エンジン回転が回復するまで、走行クラッチレバーを放します

2

オーガハウジング内の雪がなくなり、エンジン回転が回復したら、走行クラッチレバーを握り前進します。

1

除雪ブラシの高さ調整ノブで上げます。（各部の取扱い「高さ調整ノブ」参照）

2

エンジンを始動します。（運転操作の仕方「エンジンのかけ方」参照）

3

アクセルレバーでエンジンの回転数を上げます。（うさぎ側）（各部の取扱い「変速レバー」参照）

4

変速レバーが「F1」にあることを確認し、走行クラッチレバーをゆっくり握ります。その後、変速レバーで速度を調整します。走行しない場合は、ワイヤの調整をします。（点検・整備の仕方「走行クラッチワイヤの調整」参照）

1

シュータ（投雪口）回転ロッドを操作し、投雪方向を調整します。

2

シュータ角度調整ノブナットを操作し、投雪距離を調整します。

3

エンジンを始動します。（運転操作の仕方「エンジンのかけ方」参照））

4

アクセルレバーでエンジンの回転数を上げます。（うさぎ側）（各部の取扱い「変速レバー」参照）

5

除雪クラッチレバーをゆっくり握るとオーガが回転します。回転しないまたは雪の抵抗ですぐ止まる場合は、ワイヤの調整をします。（点検・整備の仕方「除雪クラッチワイヤの調整」参照）。

6

変速レバーが「F1」にあることを確認し、走行クラッチレバーをゆっくり握ります。その後、変速レバーで速度を調整します。走行しない場合は、ワイヤの調整をします。（点検・整備の仕方「走行クラッチワイヤの調整」参照）。

1

廃油受け、厚紙、枕木等を準備します。

2

タイヤのボルトを13mmのスパナで緩めます。

3

本体下に枕木等を入れ、タイヤを浮かせます。タイヤのボルトを外し、タイヤを取外します。

4

オイル給油キャップを緩めます。

5

下に廃油受けを置き、ドレンボルト下に厚紙等を敷き、ドレンボルトを10mmのスパナで反時計回りに回し緩めると、オイルが出てきます。

6

排出が終わりましたら、ドレンボルトを確実に締めます。

7

市販のオイルチェンジャーで抜くこともできます。
※操作方法は、オイルチェンジャーの取扱説明書に従ってください。

8

市販のオイルジョッキを用意します。

9

新しいエンジンオイルをレベルゲージの中央までゆっくり少しずつ入れます。

推奨オイル	SAE 5W-30
オイル容量	0.6L

10

給油後は、オイル給油キャップを確実に閉めてください。

1

燃料タンクのキャップとストレーナ（こし網）を取外し、燃料を手動のポンプ等で抜きます。

2

燃料を受ける容器を用意します。

3

〇部分のボルトを緩めることで、キャブレターの燃料を抜くことができます。

4

燃料を抜き終わったら、緩めたボルトは必ずしっかり締めてください。

5

手順3〜4を行わずに、エンジンをかけ、ガス欠にする方法もあります。その際は、燃料キャップを閉めてください。

1

金属の点火プラグキャップを持って引抜きます。※コードを持って引抜かないでください。

2

点火プラグをプラグレンチで取外します。（反時計回り）。

3

点火プラグをワイヤブラシで清掃します。

交換時期	250時間運転毎
適応点火プラグ	BPR7ES(NGK) 標準
	BPR5ES(NGK) 寒冷地向け

4

プラグキャップにプラグを確実にはめ、スイッチを「ON」にし、プラグ先端を金属部に当てながらリコイルスターターを引きます。このときプラグ先端から火花が出れば正常です。
※手袋を着用して行ってください。

5

取外しと逆の手順で取付けます。

1

パンク・亀裂が見つかった場合は、修理または新品と交換してください。

2

タイヤの空気圧を確認します。

1

グリス、グリスガンを準備します。

2

グリスニップル（頭径6.5mm）からグリスを充填します。

3

シュータの擢動部やワイヤ等の可動部等に潤滑油やグリスを塗布します。

1

走行クラッチレバーを立てた状態にします。

2

ナットを緩め、ワイヤ下部を締付ていきます。ワイヤ下部は手を放すと元に戻ってしまいますので、戻らないように押さえながら、ナットを下まで降ろし締付けます。
※ワイヤを張り過ぎると切れることがありますので、ご注意ください。

3

指で走行ワイヤを軽く押したときに、少しへこむ位にアジャスターを回して調整します。

1

除雪クラッチワイヤカバーを外します。

2

10mmスパナでアジャスターを固定しながら12mmスパナでナットを緩めます。

3

アジャスターを矢印の方向に回すことで、ワイヤが張られていきます。

4

ワイヤの張りが完了したら、ナットを締め、スパナでアジャスターを固定しながらナットを締付けます。

1

走行クラッチワイヤの留めナットを緩め、アジャスターを緩めワイヤを取外します。

2

本体裏側のワイヤ先端のフックを取外します。
※写真は、分かりやすいように本体を立てていますが、オイルや燃料漏れの可能性がありますので、本体を立てずに、下に枕木等を敷いて行ってください。

3

ナットを緩め、ワイヤ外れ留めを緩めてワイヤを取外します。

4

ワイヤの取付けは、取外しと逆の手順で行います。

1

ベルトカバーの左右のボルトを取外します。

2

4ヵ所のボルトを取外します。

3

ベルト上側を取外します。

4

4ヵ所のボルトを緩め、ベルトを引抜きます。

5

ベルトの取付けは、取外しと逆の手順で行います。

1

左右のタイヤを取外します。

2

ボルトを緩め、ボルトをプラスチックハンマー等で叩くことにより、六角の軸の左側が外れまので、変速輪クッションを取外します。
※写真は、分かりやすいように本体を立てていますが、オイルや燃料漏れの可能性がありますので、本体を立てずに、下に枕木等を敷いて行ってください。

3

変速輪クッションのボルト6ヵ所を外し、六角軸を押さえるラバー部分をプラスチックハンマー等で少し叩くことで、カバーが外れゴムを取外すことができます。

1

除雪ブラシに著しい摩耗や破損がないか確認します。

1

オーガやブロア部分に破損や変形、異物の挟込みがないか確認します。

1

シャーボルトに折れや亀裂がないか確認します。
破損がある場合は新品と交換します。

2

交換は、ナットを外し、シャーボルトを抜取ります。

3

取付は、逆の手順です。

1

保管するときは、平坦で堅い地面に水平に置いてください。

2

保管するときは、オーガハウジングを接地させてください。（スノーシュータ使用時）

3

燃料タンク、キャブレターの燃料を抜きます。（点検・整備の仕方「燃料の抜取り」参照）

4

エンジンをかけ、燃料切れで停止するまで回し、キャブレター内の燃料を使い切ります。

5

各部の汚れを落とし、水分が残らないよう、きれいに清掃します。

6

各部のボルト類の破損、腐食、緩みを点検します。

7

防錆、潤滑油を塗布します。

8

本体にカバーをかけ、湿気の少ない換気の良い場所に保管してください。