お客様サポート

YS-TIG200P

製品取扱説明書

よくあるご質問

 

⇒TIG溶接をする際はアルゴンガスを必要とするため、アルゴンガスガス調整器はお客様でご用意ください。

 

↓TIG溶接のコード接続は、下記の動画にてご確認をお願いします。

 

 

↓TIG溶接の実作業の動画は、下記の動画にてご確認をお願いします。

 

 

 

⇒できません。交流(AC)が使えるTIG溶接機が必要となります。

 

 

⇒できます。ただし銅がアルミやマグネシウムとの合金の場合は不可です。銅は溶接としては難しい材料となるので技術や知識も必要です。

 

 

⇒交流TIG向けの電極では消耗を早めてしまうので直流TIG向けの電極を推奨します。特に理由がなければトリタンかセリタンを推奨します。

 

 

⇒VCT2mm² [サイズ] 2sqで可能、延長は10mまでとなります。

 

 

⇒アルミの表面には融点の高い酸化アルミニウムで覆われていて、これを除去をしないと内部が先に溶けて表面は汚れたようになります。

直流TIGはトーチが(-)で母材を(+)にして使用します。これは電子の流れ 方が(-)から()に流れるためです。逆に流れてしまうと電極に向かって アークが発生し先端が溶け落ちてしまったり、面から点に向かってアークする ため溶融が浅くなります。

しかしこの逆の流れは酸化アルミニウムを除去する効果があります。交流の場合は電流の向きが周期的に入れ替わっているため酸化アルミニウムの除去と電極の消耗を抑えつつ溶かすことが可能となりますが、直流の場合は一方向しか電流が流れないため溶接ができないのです。

 

 

⇒精密機器で影響がでる可能性があります。

 

⇒母材同士を付ける場合は強度が落ちます。そのため溶加棒を加える必要があります。強度を必要としない場合は使わなくてもくっつけることは可能です。

 

 

⇒不可です。

必ず母材にアースを取付けてください。仮に建物にアースを取ると車のボディアースのような状態になります。

つまり溶接をすると電気が建物全体に流れます。この状態で建物内の違う場所を流れている金属を触ると感電します。

 

 

⇒ガスレンズコレットボディとガスレンズノズルを使うと電極(タングステン)を普通のコレットボディやノズルよりも長く出すことができます。

ガスレンズはガスが直噴になるので遠くまでガスを送ることが可能です。通常のコレットボディやノズルでは5mm程度までです。

ガスレンズを使えば電極を30mm程度だしてもガスが届きます。またガスのシ ールド効果も高くなります。

 

 

⇒パルス溶接とは、高い電流(パルス電流)と低い電流(ベース電流)を周期的に切替えます。

これにより薄板の溶接をする場合、パルス溶接であればパルス電流で瞬間的に溶かし、ベース電流で凝固するという溶接が可能になります。

 

 

⇒アルゴンガスは不活性ガスなので引火する心配がありません。またアルゴンは空気中にも0.9%含まれていて、人体には無害です。

 

 

⇒内径8mm外径12mmです。

 

 

⇒発電機で本機を使用しないでください。能力の低下を起こす恐れや故障する恐れがあります。

 

 

【考えられる可能性】設定値が高いもしくは長時間当てすぎている

⇒設定値は低めに設定し、長時間当てるのではなく点付けする方法もあります。

 

 

【考えられる原因】電源ランプの故障の可能性

⇒交換してください。

 

 

【考えられる原因①】電源スイッチが「OFF」になっている可能性

⇒「ON」にしてください。

 

【考えられる原因②】ブレーカーが入っていない可能性

⇒ブレーカーの確認をしてください。

 

 

【考えられる原因】設定が4Tになっている可能性

⇒この溶接機は2T4Tがあり、2Tで設定しているとトーチスイッチを押している間だけ溶接できますが、

 4Tに設定していると、トーチスイッチを一度押してから再度押すまで、スイッチを押したままにしなくても溶接できます。

 一度設定の見直しをしてください。(設定の仕方は取扱説明書をご参考ください)

 

【考えられる原因①】ガスホースの破損やねじれ、 接続のゆるみの可能性

⇒ガスホースの接続を点検してください。

 

【考えられる原因②】トーチスイッチの故障又は、トーチケーブルの断線の可能性

⇒テスターで点検し、スイッチの取替又は ケー ブルの修理してください。

 

 

【考えられる原因①】プリフロー時間が長い可能性

⇒プリフローを適正値に設定してください。

 

【考えられる原因②】トーチケーブル、母材側ケーブルの接触不良の可能性

⇒ケーブルの締付けを確実にし、断線の時は修理か交換となります。

 

【考えられる原因③】タングステン電極の不良の可能性

⇒酸化している場合は研磨してください。

 

 

【考えられる原因①】タングステン電極が酸化又は汚損している可能性

⇒研磨してください。

 

【考えられる原因②】ガス流量が多すぎる可能性

⇒ガス流量を減してください。

 

 

【考えられる原因①】電極経に対する電流が高すぎる可能性

⇒電流を下げてください。

 

【考えられる原因②】ガス流量が不足又は流れていない可能性

⇒ガス流量を適正にしてください。

 

【考えられる原因③】トーチコードが+側に接続されている可能性

⇒トーチコードを-側、アースコードを+側にしてください。

 

 

【考えられる原因】ガスを止めるのが早すぎる可能性

⇒ガスを流す時間を増してください。

⇒ガス接続を確認してください。また電極が冷えるまでガスを止めるのを待ってください。

 

 

【考えられる原因①】電源電圧降下が大きい可能性

⇒同じ電気回路で使用している機器を外してください。

⇒ドラム延長コードを使用している場合は、コードを全部引き出してください。

⇒延長コードはなるべく短くし太いものにしてください。(3.5mm 以上)

 

【考えられる原因②】コネクタとソケットの接続が逆極性になっている可能性

⇒正極性に接続し直してください。

 

【考えられる原因③】溶接棒、母材厚、出力電流の関係が適切でない可能性

⇒溶接棒を太くし出力電流値を上げてみてください。

 

【考えられる原因④】溶接棒が濡れている。又は湿っている可能性

⇒乾燥させてから使用してください。

 

【考えられる原因⑤】溶接棒が適切でない可能性

⇒軟鋼用、鋳物用、ステンレス用から選択してください。

 

【考えられる原因⑥】コネクタとソケットの接続があまい可能性

⇒時計回りに回し、しっかり固定してください。

 

 

【考えられる原因①】電源電圧が低すぎる可能性

⇒電源電圧を確認電源コードを真っ直ぐにしてください。

 

【考えられる原因②】母材厚に対して出力が小さい可能性

⇒電流調節を上げてください。

 

 

【考えられる原因①】溶接ホルダコードの接続不良の可能性

⇒接続部分をしっかり締めてください。

 

【考えられる原因②】電極径に対し溶接電流が小さい可能性

⇒適正電流で使用してください。

 

【考えられる原因③】同時に他の機器を使用している可能性

⇒他の機器のスイッチを切ってください。

 

 

【考えられる原因】溶接ホルダコードの接続不良の可能性

⇒接続部分をしっかり締めてください。

 

 

【考えられる原因①】アースクリップと母材(溶接物)との接触不良の可能性

⇒アースクリップを別の場所に移動してください。

母材(溶接物)表面に油、塗料、 錆などがないか確認し、取除いてください。

 

【考えられる原因②】母材(溶接物)と溶接棒の接触不良の可能性

⇒溶接棒で母材(溶接物)をトントンと叩いてください。

⇒母材(溶接物)表面に油、塗料、錆などがないか確認し、取除いてください。

 

使用方法を動画で解説